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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0172・白032・天野桃隣01・2014-04-30(水)

2014-04-30 10:33:10 | 色彩俳句

●色彩俳句0172・032・天野桃隣01・2014-04-30(水)

 

○「白桃やしづくも落ず水の色」(天野桃隣01)

季語(白桃・春)

「白桃」は「しろもも」「しらもも」「はくとう」の読みがありますが、この句は秋の桃の果実「はくとう」ではないでしょう。水の色に咲いたのに雫となって落ちてこない。白い桃の花だから。

 

天野桃隣(あまのとうりん)(1639~1719)

代表句「昼舟に乗るやふしみの桃の花」02

季語(桃の花・春)

伊賀国上野生まれ。甥とも伝えられる→松尾芭蕉の縁者だが関係は不明。「炭俵」で活躍した。→許六を芭蕉に紹介したのは桃隣。芭蕉の3回忌は法要のみで満足せず、奥の細道の足跡をたどり「陸奥鵆(むつちどり)」を著した。→俳人一覧(

 

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