俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0168・数詞の一(いち)07・岸本尚毅04・2014-04-04(金)
○「一陣の落花が壁に当る音」『舜』(1992)(→岸本尚毅04)
季語(落花・春)
南関東の桜は雨の落花です。桜の花も散り方にむらがあります。一陣の風に乗って、密度の濃い落花が壁に当たりました。おそらく花びらが壁にあたる音は聞き取れないのですが、それを目撃した作者には音となって響いたのです。この音は目で聴いた音です。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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