俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0130・オノマトペ010・高橋淡路女・2013-05-23(木)
○「散り牡丹どどと崩れしごとくなり」(高橋淡路女01)
季語(牡丹・夏)
俳句での花の終りの表現は、「桜散る」、「梅こぼれる」、「牡丹崩れる」、「椿落ちる」ということらしいですが。その崩れる牡丹の擬音を「どどと」と表現しました。妙に納得です。
○高橋淡路女(たかはしあわじじょ)(1890~1955)
代表句「橋ありて水なかりけり額の花」02
季語(額の花・夏)
兵庫県和田岬で生まれ、東京佃島で育つ。「ホトトギス」に投句。婦人句会にて→長谷川かな女・→阿部みどり女らと活躍。「雲母」に拠り、のち同人。戦前より「雲母」婦人会を起こし重きをなす。