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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句041・抽象の物質化02・三橋敏雄

2011-05-19 02:03:29 | 方法俳句

●方法俳句041・抽象の物質化02・三橋敏雄


○「暗闇を殴りつつ行く五月かな」(→三橋敏雄05)

季語(五月・夏)

この情景は両の手を前方に四方八方探りながら、暗闇を行く人の様子です。それを「暗闇を殴りつつ」と表現したのは、この手柄です。それだけ五月の闇は深い「五月闇」なのです。まるで物質であるかのように。

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