ヴァニラ・アイスはプラチナの夢をみるか?

サンプル数一人の話。日記、アニメの感想などを独りよがりに書いてます。

オレチャンネル第66回~メカンダーロボ第23話~

2009-09-06 14:20:48 | ロボットアニメ系
メカンダーロボ:第23話 母よ永遠に眠れ

-あらすじ-
皇帝ヘドロン自ら設計したメカタイガーシャーク戦隊は東南アジア地域の防衛軍の艦隊を次々に壊滅させていった。防衛能力を失った防衛軍に代わりメカタイガーシャークからアフリカ地域からやってくる避難民を護衛するために出撃するジミーたち。メカタイガーシャーク単体ではメカンダーマックスに勝てないと踏んだメデューサはタイガーシャークを合体させ、ドラゴンドリラーとなって対抗。ジミーたちもロボに合体し、戦いを挑むが無敵を誇ったメカンダーロボの武器が全く通じない。ドラゴンドリーに巻きつかれ、ついには倒されてしまうのだった。ジミーは必死に脱出を試みるものの破壊されたロボの装甲が引っかかってメカンダーマックスが分離できず、意識を失ってしまう。絶対絶命と思われたその時、メデューサが元の姿に。しもべのメカインコからこれまでのことを聞いたメデューサはわが子ジミーを燃え盛る炎の中から救い出し、ジミーに触れようとした時、再びサイボーグに戻る兆候を見せ始めた。メデューサはサイボーグに戻る前にドラゴンドリラーと共に自爆しすることを選ぶ。そして意識を取り戻したジミーは炎の中に消えるメデューサを見るのだった。


-感想-
ついにやってきました。メデューサの死とメカンダーロボの破壊。

メカンダーロボの最大のヤマ場と言っても過言ではないでしょう。

で、内容は十分に期待にこたえるものでした。

作画も良好、ストーリーもイイ。間違いなく名エピソードですね~。

まぁつっこみたいこともないことはないですが、今回は控え目にしておきます。

親子ものエピソードはやっぱり良質のドラマになるんだってことがよくわかりました。

☆今回の見所、つっこみ所☆

見所はやっぱりメカンダーロボVSドラゴンドリラー。

まず作画が今回のために新しく書かれているのですが、クオリティが高いですね~。

アクションもよかった。メカンダーUFOダブルをドリルでコナゴナにしてしまうところとか、両足からジョーズを連射するところとか。

そして、お次はガニメデ星人の姿に戻ったメデューサのシーン。

サイボーグだった頃の記憶がないメデューサは今までのことをしもべのメカインコから聞かされ真実知る。

そしてジミーを救いだし、抱きかかえようとしたとき、サイボーグに戻る兆候が・・・・。

完全にサイボーグに戻ってしまえば、またジミーを殺そうしなくてはいけなくなるとドラゴンドリラーと共に自爆することを選ぶんですね~。

切ねぇ~。

ドラゴンドリラーの自爆後、目を覚ますジミー達は自分たちを助けてくれたのがメデューサとは知らないんですね~。

切ねぇ~。

ただジミーは失った意識の中でも母の声を感じていたし、メデューサが置いていったブレスレットが傍にあるもんだからなんとなくわかっていたとは思いますが、炎の中で消えていくメデューサを見た心持はどんなにかつらかったでしょうね。

切ねぇ~。

ワタクシとしてはメデューサとは悲劇的な別れがあると予想していたとはいえ、母子が一言も交わさないという展開になるとは思ってもみませんでした。

本当にジミーがかわいそうでしょうがないです。

それからラストで夕日をバックにメカンダーフェンサーがまるで墓標のように地面に突き立っている場面がでてきますが、ここもいいですね。

これ考えた人天才です。


つっこみはヘドロン皇帝。

不安定で目の上のタンコブ的なメデューサとメカンダーを相打ちにさせる計画ということであくまでもメデューサに指揮を任せることになるのですが、結果はロボを行動不能にできたものの完全に破壊はできず、メデューサだけがドラゴンドリラーとともに自爆してしまうのです。

どうして途中でメデューサが戻ったときに備えて追撃できる体制にしてなかったんでしょうね。

おかげでジミーたちは生き残ってしまいましたからね。

それが結果的に・・・・。まぁそれは次回以降の話ですからココではやめておきましょう。

それからジミー。メカタイガーシャークの戦力がわからないなからメカンダーに対応してもらおうとする山本長官に小次郎が「メカンダーロボなら死んでもいいのか?」とくってかかるシーンは見所のひとつで、結局ジミーが防衛軍の苦しい台所事情を察した発言で収まるんですが、お前つい数話前に「俺達は救急車じゃね~」とか言ってたジャン。

全くコロコロ変わるヤツだな!


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今回はものすごい詰め込まれてて急展開だったなぁという印象もあります。

初期の頃メデューサが母親かも?と思っていた以来の展開でしたからね。

まぁしかし、敵の将軍と直に顔を合わすことなんて実際はないことですからね、リアルに拘ったってことでしょうね。

それにしても次回からメカンダーロボがビックリドッキリ合体メカになって再登場します。

実は2号ロボの元祖はメカンダーロボだったんですよね~。

詳しくは次回までお待ちください。

9/10追記:見所のところを少し追記してます。


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25 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この回は脚本とは違ってます (mithuki)
2009-09-06 20:40:00
ヴァニラ☆@~さま こんばんは。

…ついに23話ですね…

…そうなんですよ…ジミーは、母と触れあう事さえできずに、永遠に別れなければならなかったんですよね…(泣)

…どれだけジミーは母にすがりたかったか…

炎の前で、力なく崩れ落ちるジミーの悲しみが、血を吐くような「…お母さん…!!」の悲しい叫びに集約されてたと思います…(涙)

…あの後ろ姿…見ていて辛いですね…ジミーはきっと泣いていたと思う…(泣)


ところが、脚本では全く違うストーリーになってます。

詳細は前に書きましたが、脚本と本編でこんなに違っていたのは初めて…


次回…は、合体のトンデモさに加えて、ジミーまでもがとてつもなく情けない事になってます。(汗)

おもわづ「アンタは一体何なんだ~っ!!(怒)」 ( c シン・アスカ @ SEED DESTINY) …と…(苦笑)

…ま、そのおかげで小次郎(ガベさん)の貴重な技名叫びが聞けたワケだが…(汗)

作監は多賀さんなんですけどね…
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逆にもっとみたくなりました (ヴァニラ☆@~)
2009-09-08 03:28:54
mithukiさん、こんばんは!

メカンダー最大のヤマ場をついに見ることができました。

ジミーとメデューサの母子の物語がこんなに切ない終わり方をするとは、正直ショッキングでした。

ところで脚本と本編、なぜここまで変わってしまったんでしょうね?

本編の方がハードな設定の世界観に合っているとは思いますが、脚本の方がジミーとのドラマを深めてて個人的は脚本バージョンを見たかったですね~。

次回から新メカンダーロボ登場ですね~。

これまでとは違う方法での合体など気になるところがいっぱいですね~。

それから「アンタは一体何なんだ~っ!!(怒)」って一体???

次回がものすごく気になる・・・。

逆にすごく見たくなりました。
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脚本のジミーは号泣… (mithuki)
2009-09-08 17:29:52
ヴァニラ☆@~さま こんにちは。

この回…ジミーにとっては絶望の縁に追い込まれたも同然ですよね…(泣)

…もう二度と、母のぬくもりさえ手にする事が出来ないんですから…(涙)

…それでも、ジミーは涙さえ流す事もできなかった…と思います…
脚本でのジミーは、母の亡骸を抱き締めて号泣…

…次回…戦闘時のジミーの情けないシーン…本編見てびっくりして下さい。(汗)

新メカンダーの御披露目だっつーに、なんでそうなる!?

マジに「なんでやねん!!(汗)」…と…

返信する
ことごとくジミーに不幸な番組 (ヴァニラ☆@~)
2009-09-11 00:33:16
mithukiさん、こんばんは。

新メカンダーの初陣なのにジミーはあえなく気絶。

別に今回じゃんなくていいじゃん!と思わずつっこみました。

詳しくは記事のほうで・・・・。

それにしても23話といい、24話といいジミーにとことん容赦ない内容ですよね~。

なんか24話見てさらにそう思いました。


返信する
…ジミーって一体何…(泣) (mithuki)
2009-09-11 17:25:12
ヴァニラ☆@~さま こんにちは。

…ジミーって、スタッフに嫌われてるんじゃないかと思える程、不幸なキャラですよね…(泣)

何ひとつ幸せな思い出がなく、悲しみだけの人生だったから…(涙)

本編には全く出てこなかったけど、ジミーは誰にも自分の悲しみをぶつける事をしなかったと思います…

耐えきれない時は、誰にも知られずに1人きりで泣いていたと思う…

ジミーにとって、母の存在だけが心の支えだったと思います。

その母を失った今、ジミーの心は不安定になっていると思いますね…
28話がそうだから…(泣)
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ジミーは不幸すぎますね (ヴァニラ☆@~)
2009-09-13 14:43:33
mithukiさん、こんにちは。

確かにジミーの運命は過酷すぎるし、全体に救いがないです。

本当にスタッフに嫌われてるとしか考えられない!

こんなにカワイそうなキャラは他の作品でいえば『フランダースの犬』のネロくらいですよ。

ネロでもおじいさんとの幸せな日々があるというのに・・・。

ジミーの心を支えていたものが母というのもよくわかります。

ワタクシはそれに”戦い”を加えたいと思います。

コンギスターと戦うことで悲しみから一時でも解放されていたと思います。

でもそう思うと平和になった時こそジミーには本当の不幸ということになってしまいますね・・・。

う~ん、本当に救いのない主人公ですね・・・。
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Unknown (mithuki)
2009-09-14 17:28:20
ヴァニラ☆@~さま こんにちは。

ジミーの心の支え…"母"の他に"戦い"…というのは、私も思ってましたね…

ただ、"母"がそのほとんどを占めてたと思えるような時があります…よね…?

その母を失って、ジミーの心はバランスを崩しかけているように見える…(汗)

それが顕著に出たのが28話なんですよね…
一番見てて辛い回です…(泣)

その前にも、26話Aパートでも、一瞬、涙をこらえるようなシーンがあるんですよね…

ここは、確認して下さいね。
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了解です (ヴァニラ☆@~)
2009-09-17 17:11:14
mithukiさん、こんにちは。

もちろん、「"母"がそのほとんどを占めてた」と思います。

あくまで戦いはその補助みたいなもんだと思いますね。

心のバランスの崩壊ってことでいえば24話でのジミーの「お母さん」って絶叫しながら意識を取り戻すところで、その片鱗が見える気がしますね。

26話、28話はそういう視点で視聴してみます。
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気が狂わなかっただけマシかも… (mithuki)
2009-09-18 20:55:05
ヴァニラ☆@~さま こんばんは。

ジミーの精神状態の不安定さ…って、まだ、気が狂わなかっただけマシかも知れない…(カミーユみたく…(滝汗))

28話では、そのせいでジミーが自分の感情をあらわにするんですよね…(泣)

…どんなに苦しかったか…ということは、ジミーが母の墓の前で泣いていたということで、わかると思う…って、これはネタバレですね…(汗)

返信する
そうですよね・・・。 (ヴァニラ☆@~)
2009-09-19 03:32:27
mithukiさん、こんばんは。

ジミーがカミーユ状態にならなくてよかったですよね。そうなったら、もはや子供番組じゃなくなっちゃう・・・。

ジミーは感情を爆発させることができるからこそ自分を保てたんでしょうね。

でもツライことに変わりない・・・。

むぅ・・・ジミーの内面描写にも気を配って見ないといけませんね~。
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