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映画「ザ・タイガース 華やかなる招待」


1968 日本 87分 DVD鑑賞 監督 山本邦彦 出演 ザ・タイガース(沢田研二ほか)西村晃 野村昭子 小山ルミ、久美かおり

タイガーズ3部作の第2作、これで全部見たことになる。
【物語】
ザ・タイガースは地方の私立高校生で、詰襟の学生服を着ているが、授業をサボり、もっぱらバンドの練習ばかりやっている。父兄が呼び出され、「とにかく髪が長いのがいけない」と、親と教師がハサミを持って追いかける。5人は逃げ惑い貨車にもぐりこみ、その列車が東京まで行ってしまった。蒸気機関車なのが懐かしい。全員合わせても所持金25円なのに、東京でいかに暮らすか、これから冒険が始まる。画描きの女性(小山ルミ)に拾われたり、無銭飲食で、レジの女性(久美かおり)の家で家事労働(掃除洗濯)をさせられたり、エレキを弾きたくて電柱から電気を盗んだり、脱走少年と間違われて感化院に放り込まれたり。そこでケン・サンダースの牢名主と出会い「ウエストサイド」風のミュージカルシーン。

そのうち助けの神が故郷から現れる。
野村昭子の女中が「坊ちゃま」のために自腹で家を買ってくれる。(こんなこと有り得る?)
色々あって彼らの実力が認められて遂にプロデビュー、めでたしめでたし。

第3作と比べて元気はつらつとした年齢相応のザ・タイガースである。
しかしいくら私立でもこういう高校生って想像できない。

わき役も豊富
三宅邦子、塩沢とき、岡村文子、潮万太郎、大泉晃、小松政夫、牟田悌三、ケン・サンダースなど
中でも西村晃の生物教師が酒場の女、春川ますみと良い仲になる(「赤い殺意」以来?)
岡村文子は「安城家の舞踏会」から20余年、肥ったが、おっとりした雰囲気は健在。

余談だが、ようやく私にもメンバーの見分けがつくようになった。沢田研二(ジュリー)とその両脇の瞳みのる(ビー)、加橋かつみ(トッポ)は何とか見分けがつくが、うしろに並ぶ森本太郎(タロー)と岸部おさみ(サリー)があまりにも似ている。ネットで見て、髪の毛が違う(直毛はタローでくせ毛はサリー)ことが判った。


「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」14-8-26
「ザ・タイガース ハーイ!ロンドン」14-10-27
「安城家の舞踏会」14-5-6
「赤い殺意」 14-6-16







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