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しゃれこうべと大砲/さらば恋人よ

映画「越境者」(1950伊)挿入歌「しゃれこうべと大砲」Vitti na crizza nu cannuni     1 大砲の上に しゃれこうべが 空ろな目を開いていた  しゃれこうべが ラララ言うことにゃ  鐘の音も聞かずに 死んだ2  雨にうたれ 風に曝されて 空の果てを 睨んでいた  しゃれこうべが ラララ言うことにゃ  おふくろにも会わずに 死んだ3 春が来ても 夏が過ぎても . . . 本文を読む
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【映画】ドクトル・ジバゴ

1965年 米=伊 鑑賞 オンデマンド 製作 カルロ・ポンティ 監督 デヴィッド・リーン  原作 ボリス・パステルナーク 音楽 モーリス・ジャール  出演 オマー・シャリフ ジュリー・クリスティ アレック・ギネス トム・コートネイ リタ・トゥーシンハム ジェラルディン・チャップリン ロッド・スタイガー 賞とは何だろう?文学では芥川賞というものがある。子供のころは、恐ろしいほど権威のあるものだと感 . . . 本文を読む
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【映画】ポエトリー,セックス

2000年オーストラリア、93分 原題 The Monkey's Mask  鑑賞 オンデマンドTV 監督 サマンサ・ラング   出演 スージー・ポーター ケリー・マクギリス 詩を通して恋に落ち、恋心を詩で表現することは、その背後には無意識にせよセックスの欲求があるわけで、それは人を突き動かし、かずかずの行動となって表われる。邦題の「ポエトリー、セックス」は、映画の内容をそのものずばり表現してお . . . 本文を読む
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映画はやっぱり東京!?

新聞を見ると、面白そうな映画の紹介をやっている。見られないにしても、そのタイトルだけでも挙ておこう。 1.「ハーフェズ ペルシャの詩」 東京都写真美術館ホール 2.「ぜんぶ、フィデルのせい」  恵比寿ガーデンシネマ 3.「ヒトラーの贋札」       シャンテシネ他 1.はイランのアポルファズル・ジャリリ監督が詩を通して恋に落ちるが引き離される2人の切ない愛を、まばゆいばかりの光と影、色彩美で . . . 本文を読む
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【映画】しゃべれどもしゃべれども

2007年 日本 109分 監督 平山秀幸 原作 佐藤多佳子 出演 国分太一 香里奈 伊東四朗 八千草薫 鑑賞@島根県民会館名画劇場(当日2回のみ上映) つい3ヶ月前、大阪千里セルシーで見たばかりだが、とにかく劇場で映画を見たいばかりに、また見てしまった。 二つ目落語家で、志は高いが、素人の耳にも下手だし才能がない気がする主人公が、ひょんなことで「話し方教室」を持つことになり、美貌だが無愛想な . . . 本文を読む
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傾聴

3ヶ月ぶりに主治医に会いに行った。義母の様子が少しおかしいので、精神科医に見せてもいいかと聞くため。かれは会っている1時間の内、55分は自分でしゃべっていた。われわれが松江に住みだしたことすら知らないようだ。結局、「こっそり検査を受けに行くのはかまわないが、薬をもらっても呑まないように」と言う助言をようやく得た。つまり紹介状は書かないということと、「アリセプト」(注:新しく開発されたアルツハイマー . . . 本文を読む
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お年玉

12月31日午前中に、宅配便が届いた。重く嵩張ったダンボール箱で、お歳暮にしては時期が変だと思って差出人を見たら、従弟の「」君だ。 そういえば、「」君の父親つまり私の母方の伯父が満94歳で亡くなったのが、4年前の大晦日の深夜、少し元日に入った頃だ。半日前、自分で強く希望して退院・帰宅したばかり。最後まで意識はハッキリしており、家族(伯母と「」君)を一人ずつ呼んで話しをして、甥や九州の弟にも . . . 本文を読む
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雑煮

子供のころ、私の家(in南九州)では、雑煮は海老、鶏肉、豚肉と日を追って三変化し、里芋、大根、人参などがにぎやかに入っていたような気がする。 結婚してからは、相方の説に従い、澄まし汁に三つ葉とのりというシンプルな雑煮を常とした。これに黒豆が二,三粒加わるのがユニークで、出雲の雑煮はこれだとばかり信じていた。文章教室の「年の瀬」という題(2004年暮)の時も、そう書いたのだが、先生並びに級友の皆さん . . . 本文を読む
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初日の出

朝寝坊と雨女の二つの理由で、日の出を見ることもほとんど無く、ましてや初日の出などとてもとても、と思って今日まで来たが・・・・・・。1月1日の朝8時過ぎに、開いたドアの隙間から妙に明るい光が見え、何があるのかと書斎に入ると、窓ガラスがボーっとバラ色に染まっている。窓を開け、外を見ると、東方の低い山並みの少し上空に太陽が見えた。天気予報では「雪」だったし、はなから期待していなかった。この家は北東と南西 . . . 本文を読む
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