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保守記事.239-23 ウンコは国が吹っ飛ぶレベル

2008-10-28 13:30:51 | 記事保守
アイスランド最大手銀行、債券利払い見送り<10/28 0:50>

 政府に国有化されたアイスランド最大手の銀行が、日本の投資家に向けて円建てで発行していた債券の利払いを見送った。事実上の債務不履行となる。

  アイスランド最大手で政府に国有化された「カウプシング銀行」が、日本にいる投資家向けに発行した円建て債券・通称「サムライ債」の利払いを見送ったこと がわかった。対象は06年10月に発行した500億円のサムライ債で、利払いの期限の今月20日に支払いがなかったため、1週間の猶予期間に入っていた。 しかし、財務代理人である「三井住友銀行」によると、猶予期間の最終日である27日午後5時時点で支払いが確認されていないという。

 カウプシング銀行は現在、資産と財務状況の把握にあたっている最中とし、このサムライ債に限らず、いかなる債券の利払いも実行できない状態だということで、支払いについては、「現段階では見通しすら立てられない」と話している。


ローン返済、突如倍増 アイスランド、円建て人気裏目


 家や車のローンの毎月の返済額が急に倍になる――。悪夢みたいな話がアイスランドでは現実になっていた。

 レイキャビクの高校教師、アウスディスさん(47)は2年前にアパートを買った。子供が5人なので広めの約200平方メートル。そのローン返済額が今年初めは月11万4千クローナだったのに今は22万クローナなのだ。

 実は資金を「日本円」で借りた。それがつまずきのもとだった。

 バブル経済で同国通貨クローナは金利が高いうえ、返済額が物価の上昇率に応じて変わる独特の制度もある。それに比べ円はずっと低金利だし、この国のイン フレにも振り回されない。返済は円での定額を毎月のレートでクローナに替えて払う。「為替の変動が多少あっても割安」になるはずだった。

 ところが、この春ごろから下落気味だったクローナは金融危機で暴落。ついに1クローナが約1円と年初のほぼ半分の価値に落ちてしまった。

 手取りで26万クローナの月給のほとんどがローン返済に消えるはめになった。生活は大工の棟梁(とうりょう)である夫の収入頼み。

 「通勤は車から燃料代のかからない自転車にかえました。休暇の家族旅行も当分中止」とため息をつく。

 レイキャビク郊外の高級車販売店。経営するルナール・オラフソンさん(36)によると、ここ4、5年は客の9割以上が円などの外貨ローンを利用し ていた。客が購入を決めると一緒にコンピューターの前に座り、銀行系ローン会社のサイトにアクセスする。提供される各種ローンの中から選んでもらいクリッ ク。

 「人気が高いのは円だった。クローナの金利は2けた台。それが円だと4%ちょっと。ほとんどの客が円を選んでいたよ。だれも日本のお札なんて見たことないけどね。これからは僕も落ち目だな」

と彼もため息。

写真レイキャビクで10日、アイスランド中央銀行の前に集まり総裁辞任を求める人たち=AP

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図

 一国の経済がバスタブの湯だとすれば、政府や中央銀行は熱湯や冷水を出して湯加減を保つ蛇口。ところが、アイスランドではバスタブがいつのまにか巨大な海に変わっていた。

 過熱した経済によるインフレを抑えようと中央銀行は自国通貨の金利を上げる。今年10月はじめには15.5%にまでなっていた。しかし人々は中央銀行の 規制から自由で低金利のまま流入する外貨でローンを組み消費を続ける。世界の金融市場という海のなかで、アイスランドの小さな蛇口は意味をなくしていた。

 中央銀行によると、外貨ローン利用はこの4年間で急増。04年1月は家計の借金のうち4.5%だったが、08年には3月の時点で23%に。クローナ暴落で、外貨による借金の重みはさらに増す。

 73年まで世界銀行が「途上国」に分類していた小国は、80年代から経済のグローバル化の波に乗ろうと大胆に規制緩和を進めた。舞台が広がり外資も流れ こんだ。次々と内外で注目される企業が輩出。06年には専門家らが首相に対し、「国際金融センターとして理想的。さらに条件整備を」という野心満々の提言 さえまとめた。

 気がつけば1人当たり国内総生産(GDP)は世界トップクラス。07年には国民の幸福度を示すともいわれる国連開発計画(UNDP)の人間開発指数で第1位に輝く。

 ただ、その陰で経済は「規制緩和が産みだした巨大な怪物」(ビフロスト大学のエイリクール・ベルグマン教授)と化していた。英国などで自国の人口 より多い預金者を獲得したり、日本でサムライ債(円建ての債券)を発行したりして巨額の資金を集めた銀行の資産は合計でGDPの10倍。何か起きれば政府 の手に負えない規模に膨らんだ。そこへリーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)。万事休した。

明日からどうなるか。通貨下落が続き、失業は増え、物価は上昇し、給料はカット……。グローバル化がもたらしたサクセスストーリーはホラーストーリーに変わった。

 02年に首相経済顧問を務めたアイスランド大学のギュナール・ハラルドソン経済学部長は「私たちは自身の成功の犠牲者かもしれない」と嘆く。首都の中心 街の高級店やしゃれたレストランはまだ営業を続けている。だが、いつまでもつか。最も幸せだった国から突然、人々の夢がごっそりと消えてしまった。(レイ キャビク=大野博人)

     ◇

 〈アイスランド〉 北海道よりやや広い約10万平方キロの国土に約30万人が暮らす。漁業国だが、80年代以降、経済の規制緩和を積極化。特に資 本の移動の自由化、金融機関の民営化や通貨クローナの変動相場制への移行など金融部門の規制緩和を機に、経済成長を遂げた。06年までの10年で国内総生 産(GDP)は2倍強に。1人当たり5万ドルを超え、3.4万ドルの日本を上回った(06年)。日本への輸出はシシャモなど水産物が中心で、日本からの輸 入の多くは乗用車。

 欧州連合(EU)未加盟だが、経済分野にかかわる欧州経済領域(EEA)には参加。非武装で、北大西洋条約機構(NATO)加盟。


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