深沙大将に 礼拝や供養を捧げて誦します。
「敬礼大将深沙王(きょうらいたいしょうじんしゃおう)
尊為自在観音化(そんいじざいかんのんけ)
為欲救済諸衆生(いよくきゅうさいしょしゅじょう)
示現大力薬叉相(じげんたいりくやくしゃそう)
若人礼賛大将王 (にゃくにゅうらいさんたいしょうおう)
所有祈願不空過(そうきがんふくうか)
是故一切世間人 (ぜこいっさいせけんにん)
悉応礼敬深沙王(しつのうらいきょうじんしゃおう)。」
「アフル・アフル・サラ・サラ・スヴァーハー。」
(天上使者:浄満)
左手のひらを上に向けて 親指を離して誦す。
「ヒキャラエイケイ・ボウ・スヴァーハー。」
(虚空使者:大仙)
合掌して誦す。
「シツニャ・スヴァーハー。」
(下地使者:水火雷自在王)
両手のひらを上に向けて 親指を離して誦す。
「オン・ジャエイ・ジャエイ・スヴァーハー。」
3人の使者の呪によって 業障が除かれ、
呪の功が満ちれば 仙人となって 飛行したり
龍族や夜叉を使役する事もできるとされます。
「宝篋印塔の功徳を受ける」
(宝篋印塔)
宝篋印塔、もしくは宝篋印塔の図像を 見聞きするのもでも
災難や罪障 惑障が滅し
安穏や如意が得られ
臨終において 極楽に往生する果が得られ
宝篋印塔、もしくは宝篋印塔の図像に礼拝や供養を捧げる事で
七宝によって十方九十九百千万倶胝の諸仏を供養した事になり、
自己に善根を植え 多くの福徳が得られ、
わずかに一拝したり
宝篋印塔の周囲を右回りに1周歩くだけでも
地獄門が塞がれて 菩提路が開かれるとされます。
宝篋印塔、もしくは宝篋印塔の図像に
このように誦して礼拝供養する事もできます。
「帰依(きえ)
礼敬三世一切諸仏如来(らいきょうさんぜいっさいしょぶつにょらい)
示現安立心地(じげんあんりゅうしんじ)
宣説能弁(せんせつのうべん)
諦聴諦聴(ていちょう ていちょう)
受持受持(じゅじ じゅじ)
一切如来界(いっさいにょらいかい)
奉持蓮花(ぶじれんげ)
発生最妙摧伏印母尊(ほっしょうさいみょうさいぶくいんもそん)
憶念如来転法輪(おくねんにょらいてんぼうりん)
金剛菩提道場庄厳所作(こんごうぼだいどうじょうしょうごんしょさ)
一切如来住持正覚(いっさいにょらいじゅうじしょうがく)
開悟証覚(かいごしょうがく)
成大妙覚(じょうだいみょうがく)
遷流損減(せんるそんげん)
一切悪趣消滅(いっさいあくしゅしょうめつ)
一切悪念断除(いっさいあくねんだんじょ)
除去一切衆苦断除(じょきょいっさいしゅくだんじょ)
一切如来金剛心(いっさいにょらいこんごうしん)
満足満足(まんぞく まんぞく)
一切如来秘密総持印覚妙覚(いっさいにょらいひみつそうじんがくみょうがく)
一切如来加持(いっさいにょらいかじ)
舎利蔵宝篋印(しゃりぞうほうきょういん)
吉祥如意(きっしょうにょい)
三昧加持(さんまいかじ)
吉祥如意(きっしょうにょい)
一切如来心界印(いっさいにょらいしんかいいん)
吉祥如意(きっしょうにょい)
勝妙建立(しょうみょうこんりゅう)
如来宝塔(にょらいほうとう)
加持建立(かじこんりゅう)
除去除去(じょきょじょきょ)
吉祥如意(きっしょうにょい)
開顕一切如来仏頂界総持印(かいけんいっさいにょらいぶっちょうかいそうじいん)
一切如来界庄厳(いっさいにょらいかいしょうごん)
加持建立(かじこんりゅう)
三世擁護(さんぜようご)
吉祥如意(きっしょうにょい)。」
「六度波羅蜜を得る願文」
「南無(なむ)
本師上師仏法僧宝(ほんしじょうしぶっぽうそうほう)
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
承仏威神(しょうぶついじん)
祈仏福佑(きぶつふくゆう)
上師加持(じょうしかじ)
願我一時行般若波羅蜜(がんがいちじぎょうはんにゃはらみつ)
未曾不布施(みぞふふせ)
有財(うざい)
有施(うせ)
有受者(うじゅしゃ)
為行檀波羅蜜(いぎょうだんぱらみつ)
知罪知福(ちざいちふく)
為行尸波羅蜜(いぎょうしはらみつ)
不起恚意(ふきいい)
為行せん提波羅蜜(いぎょうせんだいはらみつ)
身口常精(しんくじょうしょう)
意不懈怠(いふけたい)
為行惟逮波羅蜜(いぎょうゆいたいはらみつ)
于六情無所味(うろくじょうむしょみ)
為行禅波羅蜜(いぎょうぜんはらみつ)
我行般若波羅蜜(がぎょうはんにゃはらみつ)
定意不起(じょういふき)
当具四意止(とうぐしいし)
四意断(しいだん)
四神足(しじんそく)
五根(ごこん)
五力(ごりき)
七覚意(しちがくい)
賢聖八品道(げんしょうはちぼんどう)
当具足空三昧(とうぐそくくうざんまい)
無相三昧(むそうざんまい)
無願三昧(むがんざんまい)
具足四禅(ぐそくしぜん)
四等(しとう)
四無形三昧(しむぎょうざんまい)
具八解禅(ぐはちげぜん)
得九次第禅(とくくじだいぜん)
当復知九相——新死相(とうぶちくそういっちんしそう)
筋纏束薪相(きんてんそくしんそう)
青お相(せいおそう)
膿相(のうそう)
血相(けっそう)
食不消相(しょくふしょうそう)
骨節分離相(こっせつぶんりそう)
久骨相(くこつそう)
焼焦可悪相(しょうしょうかあくそう)
已知諸相当念仏志(いちしょそうとうねんぶっし)
法志(ほうし)
比丘僧志(びくそうし)
在施戒志(ふせかいし)
在安般守意志(ざいあんはんしゅいし)
在無常苦空無我人想(ざいむじょうくくうむがじんそう)
無所楽想(むしょらくそう)
無生滅想(むしょうめっそう)
無道想(むどうそう)
無尽想(むじんそう)
無所起想(むしょきそう)
善想(ぜんそう)
法想(ほうそう)
預知一切衆生之意(よちっさいしゅじょうしい)
是謂為慧(ぜいいえ)
便得覚意三昧(べんとくがくいさんまい)
無畏三昧——有想有畏(むいさんまいいちうそううい)
無想無畏(むそうむい)
亦無想亦無畏(やくむそうやくむい)
所不知根当知已知(しょふちこんとうちいち)
当知欲過八患却十二衰(とうちよくかはっかんきゃくじゅうにすい)
具足仏十力(ぐそくぶつじゅうりき)
十八法(じゅうはちぼう)
四無所畏(しむしょい)
四無碍慧(しむげえ)
大慈大悲(だいじだいひ)
覚知一切菩薩之慧(かくちいっさいぼさつしえ)
我当常習般若波羅蜜(がとうじょうしゅうはんにゃはらみつ)
我欲具足薩云若(がよくぐそくさつうんにゃく)
離于生死習緒(りうしょうじしゅうしょ)
当学般若波羅蜜(とうがくはんにゃはらみつ)
如是(にょぜ)
是為我行般若波羅蜜(ぜいがぎょうはんにゃはらみつ)。」
「深寂離戯光明無為法(じんじゃくりぎこうみょうむいほう)
証悟猶如甘露法性義(しょうごゆうにょかんろほうしょうぎ)
随順所化善巧方便行(ずいじゅんしょかぜんこうほうべんぎょう)
願得度化無辺衆生力(がんとくどかむへんしゅじょうりき)。」