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2024-05-10 15:47:34 | お悔やみ

ホタルイカ大漁は南海トラフ地震の前兆か…!各地で起こる不気味な揺れの「正体」

週刊現代 によるストーリー • 8 時間

南海トラフ地震だけでも日本は崩壊寸前に追い込まれるのに、同時に別の巨大地震が起きたとしたら……。各地で起こる不気味な「揺れ」が指し示すもの――研究者たちが懸念する悪夢のシナリオとは。
イカ漁師だけは知っていた
暗闇の中、海面を神秘的に青白く照らす無数の光。その正体は「イカ」だ。今春、富山湾でホタルイカが文字通り“爆湧き”している。今年3月の漁獲量は、昨シーズンの16倍、1953年の統計開始以来最も多かった。

当然、地元は大喜びかと思いきや、この奇妙な現象に一抹の不安を抱えていた。滑川漁港のベテラン漁師は言う。
「イカ漁師の間では、大地震の前にはイカがよく獲れるってのは、有名な話さ。おらの親父も南海地震が起きた年('46年)は、イカが豊漁だったと言ってたな。能登半島地震が起きたばかりだけど、もうすぐでっかい地震が来るかもな」
地震大国の日本では、古くから様々な自然現象を大地震の予兆と捉えてきた。海の生物の異常行動もその一つ。2011年の東日本大震災、さらに'95年の阪神・淡路大震災でも、直前にイカの漁獲量が大きく増えている。
これは偶然ではない。今年4月に入り、研究者たちの間でにわかに大地震、マグニチュード(以下M)8~9クラスの南海トラフ地震への警戒度が高まっているのだ。
台湾から始まり、日本へ
東京大学地震研究所名誉教授の笠原順三氏が警鐘を鳴らす。
「4月以降、日本列島近辺でフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む動きに起因する地震が多発しています。プレートの境界である南海トラフにひずみがどんどん蓄積しているのは間違いありません」
4月3日、台湾をM7.7の大地震が襲ったことはまだ記憶に新しい。震源に近い花蓮県では震度6強を記録。高層ビルの倒壊などで多くの死傷者を出した。
それからわずか5日後の8日、鹿児島県・大隅半島東方沖を震源とするM5.1の地震が発生した。
「地震の波がじわじわと日本のほうへ近づいているのではないか……?」
その不安は現実となる。17日、今度は愛媛県と大分県に挟まれた豊後水道を震源とするM6.6の地震が起きたためだ。同地域では実に56年ぶりの大規模地震である。
とはいえ専門家の中には「豊後水道の地震と南海トラフ地震とは関係しない」と主張する者も少なくない。
その論拠は、豊後水道の地震が、プレートを引き裂くような引っぱりの力が働いて起こる「正断層」型だったという点にある。他方、南海トラフ地震はプレートを押し潰すような圧縮の力が働いて起こる「逆断層」型ということがわかっている。そもそも2つの地震はメカニズムが異なる、というわけだ。
「小さな地震」も頻発している
だが、笠原氏の考えはまったく違う。
「正断層型と逆断層型が連動することを多くの人は見落としています。'06年に千島列島沖で起きたM7.9の大地震がよい例でしょう。この時は最初に逆断層型が、その直後に正断層型の地震が起き、研究者をはじめ皆が驚きました。したがってその逆、正断層型により逆断層型が誘発されることも想定できます」
台湾もいまだ予断を許さない状況が続いている。23日には再びM6.6の大きな地震を観測した。笠原氏が続ける。
「台湾で相次ぐ揺れは、当初こそ3日の余震と考えられていましたが、今では群発地震の様相を呈しています。南海トラフに関連する場所での地震に引き続き警戒する必要があります」
ついつい大きな地震にばかり目がいってしまうかもしれないが、「小さな地震」にも注視したい。
気象庁の調べによれば、4月16~22日の1週間に観測された地震活動は6000回以上。そのうち、豊後水道だけで2079回にものぼっている。その大部分を占めるのが震度1程度の「人間が感じることのできない小さな揺れ」だ。
後編記事『専門家警告、M9・5「ダブルトラフ地震」が来る…!地震頻発で日本崩壊は“秒読み”か』ヘ続く。
「週刊現代」2024年5月11日号より

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世界が崩壊間近かもしれない

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