鯵を押し付けられたTも、機嫌よく出漁は続いてますが、釣果は全員イマイチです。
此の四五日は、ワンパク爺連のお付き合いを休み、涼しくなったし被写体探しを思い付き出かけました。
まだ水鳥の訪れも無く、シギ類の立ち寄り場所も無いし・・・・白鷺では物足りないとウロウロ。
ふと、以前二回ほど小型の猛禽類"らしい"飛翔を見た場所を思い出し、Uターン。
公園では無いが駐車スペースとベンチが幾つか置かれてあり、何とか車を置ける木陰もある。
木陰の下のトラックでは、ドアを開けたまま眠って居る人も・・・・・。
以前の目撃も、猛禽と確信した訳でも無く、思い込みだったかも分りません。
二度共マボロシだったら相当アブナイ? ・・・それを確かめるためにも空を見上げます。
冬場だったら、偶にツミかチョウゲンポウの飛翔が一度でも見られれば良い様な土地環境の中で、
我が心を忘れた人の様に、晴天を見上げ続けるのも、人目が有れば勇気が少し必要かも・・・・。
見上げつつ、♪見上げてごらん~昼のそらを~小さな黒い点~・・・ソレは飛蚊症・・・と
ハミング・・・。 突然「何が見えます~?・・」の声でビックリ、
眠って居た人がいつの間にか後ろに立っています。
理由を言うと 「鳥ですか・・・」とボソとつまらなそうに車に戻りドアを閉めました。
そして窓越しに、何年前か忘れたけど、この先の〇河の〇〇橋超えた〇辺りに、カメラを持った人が
よく来てた事が・・・・と教えてくれました。
迷いましたがヒマジンなので行く事にし、一時間足らずでその場所へ・・・・・。
着いて辺りを見渡し、カメラを持ってた人イコール鳥撮りと、自分の早合点と判断。
その場所の河岸は草木やゴミが大量に押し上げられ、中州も同様でした。
"カメラを持った人" が写してたのは水鳥かまたは景色か分かりませんが、引き返すことに・・・・。
昼も大分過ぎていたので、途中で買ったコンビニ弁当を食べようと、駐車できる場所を探してたら、
広い空き地が・・・来る時には路傍の木々で見えなかった様です。
水溜りもあちこちにあり、トラックも入るのか轍が多く水も溜まっています。
奥の方は灌木が茂り、その後ろにほゞ垂直な崖が聳え低く見ても60~70メートルの高さに見えます。
それを見上げながら、「今、地震が起きたら特大の墓になるナ・・・・」と想像しながら昼食。
冷たいお茶でも気を付けて、飲まねばコワイ誤嚥ぞナ・・・・と無事終わりました。
辛抱してたところへ飲んだものですから我慢の限界、降りて崖を見上げつつ男子の特権小用です。
その時! 私の後方から崖をかすめる様に、キジバトでもなく鵯でも無い鳥の影が消えて行きました。
キジバトより尾羽は長く、鵯のような飛び方でも無い何かが確かに見えました。
また~? マボロシか白昼夢となるかもしれません。
長くなりますので次回に・・・・・
これはサスペンスですゾ・・・・何てったって "崖" が出てくるのですから・・・・。
ツユクサ・・・・何故か私には母のイメージがついてきます・・・