散髪屋のウォーキング

昼から眠気覚ましに散髪に行ってきた。

子供の頃から白い服の医者と散髪屋は嫌いだったが、今でも行くのは面倒で嫌だ。

しかし髪が伸びてくると、それなりに決めていたヘアスタイルに纏ってくれず、仕方なく

散髪屋の世話に成る。　　念のために言っておくが、決して落ち武者ヘアでなくグレーの

オールバックに仕上がるのだよ～ん。

やっぱりプロはプロ、トップにボリュームを出すのが上手い。

一時間半程で終わり帰ろうとしたが、引き止められて町内のニュースハイライトなど

聞かせてくれたり、その後に何年も遣っていたウォーキングを夫婦とも止めたと言った。

理由を訊くと、歩く事を進めてくれた常連客が最近見えず気になっていたらしい。

人伝に聞けば、その常連さんは認知症になって、家族が大変困っているとの事で、

それがウォーキングを遣って居たお蔭で脚は達者で寝たきりには成らずいいのだが、

歩く事だけは覚えていて、毎朝天候もコースも関係なく歩きに出てしまうので、

目が離せず付き添う家族が大変で、始めは知らぬ間に出かけてしまい探すのに困った

事もあったらしい・・・と。

それを聞いたから、マスターはウォーキングを止めたと言った。

自分がもし認知症になったら、息子に迷惑を掛けたくないし、達者な脚で徘徊したら

困るからと真面目な顔で言う。　　　

将来ボケる積りでもあるのかと思うほど真顔で言うから、私も気が重くなりそうだった。

身体が健康であれば、精神の健康も保てればいいのだけど、そうは成らないらしい。

散髪で頭は軽くなったが、ココロは重く腹囲は極太・・・・・ツライな～～ー。

時期外れの植え替えで・・・

植え替えの時季はとっくに過ぎたが、緊急にシンビジュームの植え替えをした。

今年は花を付けたのは一鉢だけで、九鉢は付かず葉芽も随分遅れてから出だし、

その遅れた新芽が１０センチ程で成長をやめ、萎れて曲がりだしたからだ。

ホームセンターの開店を待って、ヤシガラの炭と軽石を買ってきてから鉢から取り出した。

根がしっかり巻いて鉢の形になっていた。

水を遣っても染込まなかったが、株はまだ鉢に余裕があったから来シーズンにと考えていたが

根性が無いのか我儘なのか、それまで待てないとは情けないシンビジュームだ。

オマケに２鉢は蟻が巣を作っていて、白いタマゴにはゾッとして声が出そうなくらい

ビックリしたし、大群にはキンチョールで解散してもらった。

昼に成っても、蟻の所為で食欲も無いし、休憩なしで３時過ぎまで掛かった。

ほぐして切った古い根は、レジ袋二つ分もあった。

株分けしたから、枯れはしないだろうが来年の花は付かないかもしれない。

久し振りの労働で腰も背中も痛いが、蟻に比べれば・・・・生きているから・・・。

咲く時期が来ても、咲かなかったら青汁かサラダにするぞ!と言っておいた。

運動不足で・・・・

活動量計を十日ほど前から着けてみた。

母が居た頃は、活動量などと言う言葉さえ忘れ着ける事も無かったが、微妙に増えつつある

体重と腹囲が気になり、探し出して入浴と夜の睡眠時以外は携帯していた。

それが今朝、転送マークが表示されたのでＰＣに表示すると、一日に３５２歩しか

歩いていない日があり距離は０,１㎞、脂肪燃焼はわずか８,２ｇ・・・・(ー_ー)!!

肥る筈だわナー・・・・、６日前の日がどんな１日か忘れたが、その日の数値だ。

平均歩数が１０００歩では桁が足りないし、活動カロリーは４１５総消費は２１２５・・・

数字を眺めていても脂肪が減る訳でも無し、ヤメタ―。

食事のバランスはそれなりに考えて摂っているが、母が居た頃に比べれば大雑把に

成っていると思う。

食事時間が過ぎても空腹感はそう感じ無いし、間食も無くしたし、これと言う好物も無い

から偏食も無い。　　あと考えられるのは、空気と水でも肥れる体質かも知れない。

適齢期は少し前に過ぎたし、容姿を気にする事も無いのだが、少しだけはある。へへへー

本当は"ずぼん"(パンツではないのだよ)のサイズが合わなくなってきたのだ。

春にも気に入ってた"ズボン"が履けなかったし、夏用もとりあえず安物を買ってきたが、

ヒョウタンみたいになっても、今ある物を履けるようにしなければ、経済的負担は

ユーロどころではなくなるのだわん。

早朝に１時間でも歩けばいいのだけど、そんな時間には起きられないし、日が昇れば暑い。

かといって、夜に歩けば誤解を招き徘徊痴漢不審者と間違われるかもしれない。

せめて、夢の中でー夢の中でー、歩いてみたいと思いませんかーァ、フフッフーーンと

陽水ソングで頑張ってみても、歩く夢なぞ見かけもしない。

エエ所のボンボンに生まれ育った訳でも無いのに、箱入りジジイとはフビンじゃのー。

箱の中でも誰かがサイコロの様に転がしてくれれば、運動と同じ効果が・・・・・

横着だろぅー?、カワイソーだろぅー?。　　　あーーーあ、今日も暮れるぜィ。


京都府　最北の漁港(成生)の舟屋

忙しくて・・・・

以前ほど、日記の更新が出来なくなった。

何故か忙しいのだ。

職を退き何年経つのか覚えていないが、常に追われて居るようで気忙しい。

かと言って、身体のあちこちが具合悪く手入れが必で、通院に追われている訳でもも無い。

いつかは整理しなくてはと思って居る事もモノも一杯あるが、手を付けている訳でも無い。

他にも細事は幾らでもあり、日によっては増える。

昨日もＥＴＣが壊れて車屋と、インキ切れや用紙切れで家電量販店にも行ってきた。

必要に迫られる事は直ぐに済ませるが、それ以外は中々手が出ない。

言いたくは無いが私の忙しさは、気ばかりが焦る老人? 特有のせわしさかもしれない。

その"せわしさ"を枕にして、飽きもせずに、雲も流れない天井を眺めつつ眠ってしまう。

こんな自分を、今迄無精者だとかグウタラ男と思っていたが、二十歳を過ぎた今やっと

「生きるとは、本来忙しい事なのだ!! だから眠っていても忙しいのだ! 」と・・・・

だから、朝寝昼寝夕寝晩寝ぜ～んぶ使っても生きている証しなのだわーん。

これで私もやっと、ジンセイを達観することが出来た・・・・・のカナ ?

私の人生はこんなもの、今夜からの雨でまた頭の中身が薄まってゆく～。

ダレじゃー!! 外側も・・・と言ったのは・・・・

白いけど、まだ一杯生えてるよー、カビじゃないよー　アクリル??

自己最長記録 !

晴天に恵まれた昨日、シーツを洗おうとファスナーを開けようとしたら糸クズが付いていた。

何気なく摘まみ、引っ張るのと同時に「しまった!」と思ったが遅かった。

ファスナーとシーツの糸が抜かれ、開けなくてもいい位大口が開いた。

洗うのが先か、縫うのが先か、サキ烏賊も食べたいと迷ったが洗った。

午後になって、乾いたようなので母が使っていたミシンを出してきた。

前に使った時も、取説が無かったけど適当にやっていたら縫えたから大丈夫だろう・・と。

始めたら糸がすぐキレる、何度も・・・。　しかし、私はキレる事無く何度も挑戦・・・

日頃から十二分な睡眠と、カルシウムが足りてるからかもしれない。

今回もテキトウにやってたら、ダイヤルを触り過ぎたせいか、色々な縫い目だが縫えた。

アクセル?の加減で蛇行も有るが、素晴らしい出来栄えで使うのがモッタイナイ。

腕が有りながら此のまま埋もれてしまうのもオシイから、"テーラーＵＦＯ"か

"仕立屋・遊歩"で起業するか、アパレルメーカーに売り込むか考えなくては・・・・・

今回縫った"距離"は自己記録としては最長なので大事にしたい。

出掛ける時はしっかり戸締りしないと、入ってきた空き巣が作品を目にして「キャハハハー!

みんな来てー!　おまわりサンも見てー!　表が黒糸裏が白糸になってるよー!キャハハハーッ」

想像するだけでグヤジイー。

今晩も、悔しさで眠れないかもしれないから、今からシエスタだよ～ん。


　　　　　　　　ミシン掛け爺一人の五月晴れ　　　　遊歩拙句

睡魔

どうもこのところ、昼間に真っ黒な月や星を見てしまった"祟り"かしらん体調がおかしい。

夜はしっかり七時間熟睡し、明くる日に何かを始めようと心の準備やら手順を考えていると

雪山で道に迷った訳でも無いのに不意に睡魔が襲ってくる。

精神力も闘争力も弱い私は襲われるままに犠牲となり、哀れにも眠ってしまう。

気が付けば二時間ほど時が勝手に進んでいて、せっかく心の準備までしていたのに

その日の予定は大きくずれ、急遽変更となり明日に・・・と言う事になる。

それを反省し黙想していたら、また睡魔が・・・

どうも長椅子には睡魔と言う浮遊霊が、黒い月から降りて来たに違いない。

部屋を変え、高僧の如く? 座布団に座禅の姿勢で暫くいたら心スッキリ身も軽い。

こんな爽やかな気分で、現実の中に意識を置くのはモッタイナイから夢のなかへ・・・

首が痛くて気が付けば座布団枕にまた寝てたー。　祟りでなくて何であろうか。

また今日も残り少ない青春の、貴重な時間を無駄にしてしまったゾ!。

この日々の忙しさにメゲズに頑張るワカモノに愛の安眠枕を・・・・・・

　　

太陽にホクロと言うには・・・・

楽しみにしていた金星の太陽面通過は、朝から快晴に恵まれ最高の条件だった。

七時半頃から結構強い日差しに、広いオデコを晒しながら眺めてみた。

今日見逃せば次回は百五年後と言ってたし、「ほくろ」のように太陽に現れると・・・

老眼の私でもそれ位なら見えるから、この前使ったガラスを使った。

しかし、「ほくろ」程の大きさはない。

じっと見詰ていたら、見えてるのか消えたのか分らない位の大きさだった。

私の見えた感じでは、ピン球に縫い針で突いた位の大きさしかなかった。

それも、細めの絹針とか襟しめの針で明けた穴位だから、老眼の私には一寸キビシかった。

カメラも何度も試したが、ピントが合わず駄目でした。

次回は、宇宙から天を見上げる地球人の喉チンコを私は観察しているかも知れない。

ジジイは見た !! 見てしまった・・・

以前から時々見聞きする名前に覚えが有り、気にはなったが同姓同名だろうと思っていた。

思い起こせば４０年以上も昔、"ゲージツ家"気取りの人間ばかり5～6名で、色々な分野の

作品を持ちより、その組み合わせや、気が合えば作品展を遣っていた。

そのポスターやパンフを依頼していた印刷会社の担当者がその名前で、且つ"ゲージツ家"の

連中の中のＥの恋人になった"O 嬢"で、当時は誰もが結婚すると思っていたが、金銭的に

ルーズなところが有るＥと、決して美人ではなかったのにツンツンしていた０嬢とは

どうも、うまくかみ合わなかったかったらしい。

その後の０嬢は、居酒屋かスナックで働いてるとか、開いたとか噂として聞いていたが

彼女の性格からそれは無いだろうと思っていた。

それが先日何気なく点けたＴＶから、その名前が聞こえたので振り向くと、かなりオトシを

召されたご婦人がアップで映っていた。

○○作家と紹介されている婦人は、やっぱり同姓同名の人違いだと思ったが、よく見ると

髪の長さや、横幅を強調された麗子像的なワイドな顔は、まさしくO 嬢!!!。

なんと言う事でしょう、私より5～6歳若い筈なのに、年上に見える位の貫禄的体格。

若い頃から古刹の鬼瓦 (決して表情ではない)の様な顔のコだなーと思っていたが、今は

さらに粘土を足したかのように立派にワイドでいらっしゃる。

後日、ご無沙汰している昔の仲間に確認すると間違いないとの事だった。

新聞でもローカル版で時々名前は見ていたが、姿は見てなかった。

若い頃にかわした会話からでは、グラフィックアートに進むだろうと思っていたから、

今の○○作家は予想すらできなかった。

ＴＶ局名や何々作家と書いてしまうと、直ぐに分かってしまうので、敢えて伏せての失礼は

許されたく願います。

住む世界を変えた所為なのかどうか分からないが、美的センスは仕舞ってるのかな?

伸びかけたソバージュヘア ? は横幅を強調するだけではないでしょうか。

体型からは服の形の数は限られるでしょうが、色の選定はよかった。

放送のテーマから、固くなるのは仕方がないとして、せめて紹介の時に一言「○○です、

ワイドどだろーーー」って言えば楽しくなるし、視聴率も上がると思う。

もう、しっかり映像も見てしまった以上、"Ｏ嬢"なんてムリ、"Ｏ婆"で許し乞う。

自分の老いた姿は物置の一番奥の棚に上げての失礼の数々、しかし自分自身の老化を認めて

いない訳ではなく、垂れた頬やそれを補強するようなホウレイ線は、フッ渡哲也ソックリだ

と認めます。・・・が、世間には素直な人が少ないようで認めないようです。

ＴＶで Ｏ嬢を見た瞬間に、時の流れが一度に雪崩のように押し寄せて来たように思え

また何故か空しく、悲しくも感じた。

その悲しさと言うか空しさと言うべきかは分からないが、Ｏ嬢が昔持っていた仕事の

プライドや夢から、とっくに離れて別の世界へ入った事も知らずにいた事が悲しかったのか、

それとも彼女に比べ、既に消えて冷え切った灰の中の情熱の燃えカスしか持っていない

自分が悲しかったのか分からないが、彼女の溌剌とした表情は、老けて居ながらも

眩しく羨ましく見えた。

ぐうたらジジイは大いに反省したとかしないとか、当局は一切関知しないそうな。

困ったもんじゃのーー。