‘最後は人間の力’というのはSF作品永遠のポリシー

 現在スターチャンネルで宇宙戦艦ヤマトシリーズがOAされており
毎回楽しみに見ているのだが、ヤマトシリーズでのテーマは‘人間
力万歳’というもの。

 つまりヤマトはピンチになると必ずクルー達が人力で乗り越える
というパターンがあって1では宇宙機雷やマグネトロンウェーブを
放射する要塞島編に、ドメル艦隊が波動砲発射口に撃ち込んだドリ
ルミサイルに侵入して逆回転させた。

 2でも都市要塞の下部から侵入して動力室に爆薬を仕掛けたり、
デスラー艦に小ワープで激突させて白兵戦を挑んだりするシーンが
印象的だ。

 逆に言えば新型戦艦アンドロメダがコンピューターによる自動制
御システムで運営されている事からヤマトにもという方針にクルー
達が激怒するシーンが描かれており、幾らテクノロジーが優れて
いても最終的に勝負を決めるのは人間力というテーマが窺える。

 ヤマトだけでなくウルトラセブンのガンダー編である零下140度の
対決でも最後はフルハシや修理班の決死の努力に‘地球人の持つ使
命感や忍耐力に負けた’とポール星人は語るシーンは有名だ。

 また海外作品でも謎の円盤UFOでは太陽嵐の影響で月面基地の
レーダーが使用不能になった時に隊員が基地の外でバズーカ砲を
構えて待ち構え迎撃に成功するし、SHADOO本部内の時間を止めら
れた中で侵入するUFOを同じくストレーカー総司令官がバズーカ
砲で撃破するシーンが印象深い。

 つまり洋の東西を問わずSF作品には‘いくらテクノロジーが
進化しても最後は人間力がモノをいう’というのは永遠のポリ
シーになるのだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 自らの歴史に... 五輪マラソン... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。