僕らが泊まっているホテルの玄関です。
非常に良いところにあって便利でした。ベランダもあります。
朝食はいつもの通りアメリカン。普通はセルフでコーヒーメーカーにコーヒーを注ぎに行くのだが、ここは給仕がテーブルにポットを持ってくる。それは良いが、コーヒーカップが細長くて飲みづらかった。
今日は帰国の日です。11時半にチェックアウト空港に行かなければなりません。
時間があるので、昨日見ることがなかったゼウス神殿と市場を見学して、昨日交渉したイコンの仏具屋と土産屋によることにした。ゼウス神殿に行く道すがらにも遺跡がある。
また、両替屋のお姉さん。とてもかわいらしい。珍しいですにこやかな感じは。
僕のトレードマーク、おさるのイラスト。
ゼウス神殿はシンタグマ広場から歩いてすぐ。柱しか建っていないけど迫力がある。壮大な大きさを想像するとより楽しくなる。
たいしたことなさそうなのだが、現地で観ると歴史がよみがえる。
アクロポリスを背景に。
肉と魚の市場は活気に溢れている。魚も肉も新鮮だ。初めて庶民の活気ある生活感を感じた。どこの国でも市場は楽しいね。その国の人が日頃何を食べているのか分かるし、値段も庶民的だ。
肉の匂いが凄い。僕は気持ち悪くなりそうだった。
羊の頭だと思う。
おじさんたち、血の付いたユニホームのまま。
レバー。
鶏もあります。
お魚は意外と新鮮。結構、値段が高い。
並べ方がきれい。
何でもあります。
イカも新鮮だ。
お土産用のイコンは印刷がほとんどだ。手書きは少ない。僕らが買おうとしているのは、本当に信仰を持つ人が買う手書きのイコンです。だから日本でいうと仏具屋さん。昨日交渉で30ユーロを25ユーロにまけてくれないかと交渉したけどダメだった。今日はどうしても買いたいので言い値でも買うつもりで行ったら、まけてくれた。ありがとう。こうゆうの嬉しいね。おじさんが言うには、売った価格のいくらかを教会に寄付するのだそうだ。多分、修道院の人が書いてるのかな。とにかく良いものを手に入れた。
お土産用のイコン屋はたくさんありますが、ほとんどが印刷です。
買ったイコンです。
裏に描いた人のサインと証明書があります。
僕は下着が好きなので、お店があると気になる。
落書き。困ったことなのか、芸術なのか。世界どこにでもある。
蛇口打ってます。
さあ、荷物をまとめて空港へ行かなくちゃ。今日はバスが動いている。でも、疲れているし、もう帰るのだからタクシーにしようということになった。タクシーはシンタグマ広場にたむろしている。どの車もきたない。この国では洗車した車やバイクは少ない。雨が降らないから水が貴重なのだろう。エアコンもかけない。みんな窓を開けて走っている。空港まで35ユーロだと言うので乗ったけど、結局チップ込みで38ユーロになった。
やっと日本に帰れる。緑と水の国、美しい国、日本!いつも思うのだが、日本はどこの国よりも素晴らしい国だ。どこの国にもそれなりの良さはある。でも、日本人として生まれた自分が日本国が良い国だと思えることが嬉しい。だからそのことを踏まえて、日本が世界に誇るもっと良い国にならなければならないと思う。
これでギリシャ旅行記は終わりです。