[FM]FULLMSX for BLOG

詳しいMSXパソコンなどの情報はホームページで!
https://fullmsx.web.fc2.com/

MSX2,2+の新機能:CLOCK-IC、ページ切り換え、インターレース、漢字BASIC、など

2020-10-26 17:32:11 | 1chipMSX

 MSXユーザーのみなさんお久しぶりです。
今はFULLMSXサイトでてんてこ舞いでプログラミングまで進まないのですが、
拡大や縮小ができるロゴエディタもできればやりたい!ですね~今回はとりあえずTIPSで書きます。

 CLOCK-ICですが、日付と時刻の記憶、MSXのロゴの色、パスワード入力、ロゴの下に文字(コンピュータ名?)、
起動画面の設定、プロンプト、日付と時計の保存などありますが、
MSXロゴの色を変えることはできるけど、パスワード入力はできないというふうに確か環境設定は選択するようになっていました。
単3電池でバックアップメモリーになっていました。
FDD付きのMSXより前のものでFS-PW1も実は文書を保存できたりデバイスの保存のほかS-RAMにも保存できましたね。
実際にやってみましょう。

タイトルの色は1は青、2は緑、3は赤、4はオレンジになります。MSXBASICでちょっとやってみましょう!

SET TITLE "RedMSX",3

リセットして再起動します。MSXロゴでスペースキーを押します。パスワードはgrph+stopでクリアできます。
なおBlueMSXではalt+PageUpで2つのキーを同時押しです。GRPHキーかどうかはHを押しながら押すと「時」と表示できればOKです。

Linuxのようにアプリの設定変更するときのパスワード入力のようにできそうです。ブートトラップをかければいいブー。
 MSX2でパスワードを設定しCP/M互換のMSX-DOS環境ならMicroSoftXでMicrosoftWindowsの原型ができてきたように思います。

 まぁ起動時の設定を保存できるようになったのですが黒画面に設定しているので青画面になっていると
うっかり設定を忘れてしまうんですね。

 ページ切り換えはグラフィック画面をSCREEN5で最大4画面にできます。(SETPAGE0,0~SETPAGE4,4)
この機能を使うことでVRAMからVRAMに画像をコピー(スタンプ)してマップを作ることや
マルチ画面をうまく使う方法もあります。
インターレースはページ1と0とページ2とページ3に分けて高速に表示することができます。
例えばアレスタの場合、PAUSEキーで画面がバグったようになりますが、
これは走査線割込みを使って背景のスクロール、キャラの配置、敵と自機の配置、オプションのエフェクトをやっているようです。
スピコンを使ってゲームを遅くすることには向かないゲームでしたね。
もう1つはMSX2+の起動画面は左右からMSXのロゴが出てきて中央で合体するものですね。

これはインターレースで複数ドットと偶数ドットを合わせた例です。境目が段になっています。
さらに背景を黒にして赤色をページ0、黄色をページ1の四角が重なる部分はオレンジになりました!(パチパチ)
ただインターレースはちらつきが激しくてどうなのかなと思います。
MSXロゴのように数秒ならいいのですが実用にはあまり向きませんね。

 漢字BASICでSCREEN5を入力すると漢字グラフィックモードになります。
この漢字グラフィックモードでLOCATEを使って表示を指定できますが
漢字の配置はテキストのままでグラフィックを描いてから漢字を表示する用途であれば問題ありませんね。
私もこのモードを使って会場の案内を表示したことがありますが思い通りに満足はできませんでしたね。

 FM音源の音楽療法の効果ですが大きいと思います。(え!)
好みなのですが音楽に集中でき音が心地よく聴こえるならば効果があります。
耳も疲れるのでメドレーで適度に聴くなら問題ありませんね。疲れも軽減します。
Windows10マシンでOPLL+SCC+PSG音源を聴いたことないのでやってみました!
kbMediaplayerでMGSデータを聴いていますが、ハイレゾスピーカーに出力していて
 「なんだか音にキレがあって、これMSXパソコンじゃ無理でしょう?」と、
「次はMSXではないけどMDXデータをやってみたい!」というわけで、
コンピュータミュージックを趣味にしてはどうでしょうか?

まだいろいろと面白い部分があってやってみたいですね。

昨日は何をしたかと言えば顔のパレットの画像データを元に戻していました。それでMSX2の機能をちょっと思い出していました。
https://blog.goo.ne.jp/u-yans/e/234f5c37a75e9b30744dd5846388ebfa

 

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MSXのパソコン通信 MSX(エムエスエックス) パーフェクトカタログ 蓮田センターで仕事

2020-10-11 14:21:01 | こんな本がきた!

 台風は南下して関東地方は大雨にならず天気が良くなってきています。
流通再編の動きがあって全国書店とコンビニの出版返品業務が移転することになって11月から大きく変わりそうな感じです。
私のほうも異動!?配置転換!?になるのかどうなのか不安になっていた時期にMSXの大きなロゴが目に留まりました。

後コメ:蓮田センターで仕事しています。記事を見てみる

 1970年代国産のパソコンは機種によって動作が異なる問題がありました。
そこで1980年代に日本の家電メーカーが作ったパソコン統一規格のMSXを作りました。
JISのような強制力はなくMSX規格のパソコンと独自路線のパソコンと2種類メーカーが作っていました。

当時は「家庭用のテレビに出力できてZ80と初心者に優しいBASICが付きますよ」と
「子供でも遊べるゲームカートリッジもあって親子で楽しむことが出来るパーソナルコンピューター」
がウリではかなと思いますね。情報通信のニューメディアの全盛期で珍しいものがトレンドでしたね。

 九州におった時は日田の萩尾公園に情報通信の日田ニューメディア塾が昭和62年に開校して
ホストは神奈川県のこどもの国と通信で結ばれていました。園内に通信ボックスがあって
MSX端末でクイズの問題を解きながら園内のBOXをさがしていくオリエンテーリングのようなものでした。
その時にモデムという通信機器を初めて知りました。これがNECパソコンの最初の出会いでしたね


マイコン別冊ワープロ/パソコン通信BBS電話帳 電波新聞社

 当時の子供たちが「そうやったのか~」と、思い出してくれるといいです。
ホストPCはPC88か98のようでMSXのPSGとは違うFM音源の音色が印象に残っています。
それから数十年間ずっとパソコン通信をやってみたくて
高校の時の先輩が草の根ネットにアクセスしている話をきいて
 MSXパソコンのA1STにFS-CM1の通信モデムを遂に買いました。
それからホスト局を作ったりパソコン通信ライフを味わいました。
ダイヤルアップ回線に通信モデムを取り付けて最初はインターネットを始めました。
テレトピア構想って今のテレワークと似ているような気がしますね。
でも、なつかしいですね。

 もしかすると今足りないものはリンクじゃないかなと思いますね。
ここ数日はリンク切れを修正しているのですがアクセス数が向上しましてね、
始めて数週間で100pv超えていますから効果があったんじゃないかと
 検索エンジンを使って「FULLMSX」をワードにしてみると
意外な結果が出て旧ジオシティーズFULLMSXサイトにリンクをしていた方に
メールしたりと”あなたのサイトと相手のサイトがリンクする”いわゆる
相互リンクをすることで大きな効果が生まれることが明らかになりました。
 今のところFULLMSXサイト全体で何と1日平均100UUもあるんです。(え!)
さらにFULLMSXforWEBとFULLMSX BLOG,fullmsx.blogspot.com,MSXさいたま
の3サイトを相互リンクに力を入れていきたいと思います。
今までアクセスカウンターだけで調査していてわからなかったのですが、
アクセス解析をするとそう悪くはない感じですね。というわけで、

そしてMSXの本が発売されました。
MSXパーフェクトカタログです。店頭過剰分のものは8月ごろにありましたが
問い合わせたところ今のところ返本はないですね。売れていると思います。10/30現在



この本は1983年から1993年までのMSXパソコン、ゲームソフトタイトルを見ることができます。
知らない年代もあったり懐かしかったりいいですね。
 MSX規格にはCPUがZ80というインテル8080A互換のCPUが設計されている点が凄いことで
数十年もCPUが変わることがなかった名機でもあります。MSXturboRを除く。
 今のようにPCを使い捨てにすることを誰も日本人は考えていなかったと思いますね。
マシン語はWebMSXのMSXpenを使うことでアセンブリ言語で気軽に書くこともできるようになりました!

 表紙になっているMSX2パソコンはディスクになったソニーのFDD内臓パソコンでした。
このパソコンはゲームの連射機能とスピードコントローラーが内蔵されています。
難しいアクションゲームやシューティングゲームで活躍します。
MSX1はテープがメディアでCMTの端子をラジカセやデータレコーダーに差し込んで使っていました。
MSX2はテープでしたが専用のFDDインターフェイスカートリッジを差し込んで使うか、内臓FDDに変わりましたね。
最初のマシンはFS-4500でデータはすべてテープでした。
BASICではCLOAD?というふうにデータエラーがないかデータを巻き戻して再生(ベリファイ)しましたね。
特にマシン語やゲームのデータは2~5分程度かかっていましたね。(え!)

 今あるパソコンはA1-STとHB-F1XDの2台ですが、いろいろなMSXパソコンを使いました。
もし、MSXパソコンはなくなってもこの本があれば思い出が残るように感じますね。
MSXパソコンのことを書きましたが、
例えばカー雑誌のようにWindows10のパソコンの性能がわかるような雑誌が欲しい気がします。
だいたいはわかりますが、初心者にはわからない部分がありそうな気がしますね。
全国書店で販売しています。


MSXパーフェクトカタログ:
ISBN978-4-86717-028-1

Amazon:MSXパーフェクトカタログ

日田ニューメディア塾:
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902089862902508
日田ネットIRISの歴史・沿革:
http://www.hita.ne.jp/irisrekisi.htm

トーハン/日本出版販売との間で合意した雑誌返品業務の物流拠点統合を11月より順次実施:
https://www.e-logit.com/loginews/2020:100506.php

出版共同流通 蓮田センターで検索:
https://www.google.com/search?q=出版共同流通%E3%80%80蓮田センター

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MSXロゴ制作その後 FULLMSX.COMをwood-art.main.jpで復活予定

2020-10-04 11:16:09 | 1chipMSX

 MSXのみなさん、お久しぶりです。MSXパソコンに没頭する時間も減りましたが;
今回はここまでがんばってきたMSXユーザーのかたへ何かできないか考えてみました。
前回、1年前に制作途中でやめたプログラムを完成させてみました。
このプログラムでMSX2はここまでできるのか!と実感できればいいと思っています。

1012 IFA=1THENC0=10:C1=1:C2=8
1013 IFA=2THENC0=12:C1=7:C2=3
1020 COLOR15,1,0:SCREEN5
1021 IFA=3THENSCREEN8:C0=10:C1=1:C2=8
1022 IFA=4THENSCREEN8:SETPAGE0,0:CLS:C0=10:C1=1:C2=110

入力すると変数Aに入ります。このAが3なら1021行、Aが1022行なら1022になります。
どちらもSCREEN8になります。c0,c1,c2の値は0~255まで指定できます。
1番を入力した画像です。



BlueMSXの画像から点をデータ(ベクター)化して縮小したものです。
この縮小率が次のようになります。W=0.4で40%になります。たとえば
Windowsなどで大きな図形やロゴをMSXに映すこともできそうですね。
ここでは421×159pxでSCREEN7なら等倍で入る大きさです。

1024 W=.4:LINE(0,0)-(421*W,159*W),C0,BF

そのデータがDATA文にあります。これをLINEでつないだものです。
若干ロゴが右下になっています。SX=3:SY=3でこれは影になる色です。

そして赤でMSXと上に描きます。

1030 SX=3:SY=3:C=C1:GOSUB1040:PAINT(100*W,100*W),C,C:I$=INPUT$(1)
1031 SX=0:SY=0:C=C2:GOSUB1040:PAINT(100*W,100*W),C,C:I$=INPUT$(1)

1031行で開始座標をSX=0:SY=0になっています。
ここまではMSX1パソコンでも制作できます!

次はMSX2の機能を使います。MSX2のSCREEN8では256色の色にできます。


1022行の場合は110をコピーする条件色にしています。
3番はSCREEN8の色でできますが、4番の場合はエフェクト処理します。



第1段階では鮮やかなMSXロゴになります。
これがさらにラインごとに多色刷りが入っていきます。



ランダムにすることでホログラムのような質感にできます。

MSX2でクリエイティブなユーザーを育てようとメーカーの熱意がある気がします。
同時期のパソコンに比べるとベタ塗りの発色がきれいでよかったのですが、
残念ながら大半のMSXユーザーはアナログテレビだった為に薄黒い発色だったと思います。

さて、今回はMSXコンテンツを復活してみることにしました
前田氏やBEEP、各ブログなどまだMSXパソコンの記事はあるからです。

MSXパソコン創作サイトであるfullmsx.comは
ジオシティーズに移行してなくなるまでありましたが、
これを機にMSXコンテンツの更新をやめることにしたのです。

それから数年は個人のページですすめていましたが、
多くの方がリンクしているので復活することにしました。

■FULLMSX for WEB ホームページ 復活スケジュール

・コンテンツの再構築、コンテンツ調整、不具合修正 (~11/1まで)
・ホームページ開設、管理など (10/1~)

FULLMSX.COMをバックアップしているのでアップロードすればすぐに復活できますが
ただデータについてはほとんど細部は忘れているので主要なコンテンツを除き
公開しない方向でいこうと思います。機会があればBLOGに載せていきます。

10/11更新ではブログのマシン語適当講座のカテゴリを選択すると
アセンブラツールスをダウンロードできる記事になるように修正しました。

またMSXリンク集などもリンクが切れていて情報収集して再構築する必要もありそうです。
ただ検索結果などを見ると個人のホームページがほとんど圏外になっている気がします。
プログラムは問題の少ない案件を解決しながらすすめていき
2020年11月までに対応したいと思います。

MSXパソコンはプライベートマシンとして使えば
パスワードや暗証番号など重要なネット情報をMSX用にしておくのもよいですね。
まだまだ使えそうなパソコンです。FULLMSX for WEBを研究にお役立てください。

不便を感じるようであれば他のサイトに行くなり後でいやな思いをしないためにも
 製品版を入手したり完成度が高いモノを選ぶことをおすすめします。
というのはMSXユーザーであれば馴染みやすいです。それは環境を知っているからです。
環境を知らないのは引っ越し先の土地勘がわからないのと同じことです。

また、WebMSXという大変便利なWebアプリがあるので、
作った作品をスマホで見せることもできます。(AQUOS SHV45で確認)
ユーザーとの名刺交換やEメールなどで作品を見せたりできることは良いと思います。
MSXを使ったことがない方も楽しむことができそうですね。(え!)

またMSX半角ひらがなの入力方法なども書きますのでシフトJISでは文字化けする
ひみつのテキストなども作れるようになるかもしれません。
使用者向けのメッセージなどあるとウレシイですね。そのほか

WindowsのほうでもオニオンソフトさまがMMLに対応したということもあって
MSXの音楽データも生きてくると思います。
さらにBASICと親和性が高いHot Soup Processor を使ってWindowsアプリに環境を移行することもできるので
まだまだMSXパソコンのアプリ創作をしても無駄ではなくむしろ移植という未来があります。(お!)
現在Windowsアプリは休止中...

とまぁ、MSXのことなら、すぐに対応したいと思います。
くわしい情報はFULLMSX for WEBの更新情報でお伝えします。

なお、2022年6月以降は次のページに変わりました。

FC2:FULLMSXのページ
https://fullmsx.web.fc2.com/

FC2:FULLMSXforBLOG,MSXデータ集
FULLMSX for BLOG:MSXデータ集 (fc2.com)

WebMSX:
https://webmsx.org/

MSXPenWithWebMSX:
https://msxpen.com/

オニオンソフト:
https://www.onionsoft.net/

ありがとうございます!4018PVを記録しました。PVとしては最高新記録です。

 

 

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