これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
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「LOVE FOR HAITI」

2011年01月13日 21時07分05秒 | 音楽
震災から1年、
ハイチ復興チャリティーライブに行ってきました。
SOGO TOKYOから抽選で10組20人を無料ご招待、と
謳われていましたが、
それどころではない人数が招待されていました。
会場に着くと行列ができていて
それが全て無料招待枠で
SOGOだけじゃなくeプラスなど
各社から募集が掛けられていたみたいです。

隣にはチケットを購入した人専用の入場口があり
そちらはノンストップでの入場で
ディズニーランドのファストパスを持っている位の
スムーズさです。
その行列もスタッフが整理するわけでなく
無料なんだからこれ位の待遇は当たり前だろうと言いたげな
弱者にはやさしくないシステムです。

20分弱待たされて中に入ると受付をしていて
名前を告げると結構ぶ厚い名簿から自分の名前をチェックして
さ行だけでも相当な名前があったので
行列の長さなどから推定して
500人程度は無料客だったと思われます。
列に並んでいる様をビデオカメラが撮影しており
それだけ見たらこのイベントを待ちわびている様に見えるでしょう、
報道の情報操作はこのように生まれてくるのだなぁ
と目の当たりにしました。

会場に入るとステージに話題のキャンドルジュンの
キャンドルが煌々と燈されていました。
ほぼ定刻通りに開演開始。
一青さんとSalyuだけ見れれば良かったので
申し訳ないですが他のアーティストの演奏は
正直興味ありませんでした。
「でも演奏を聴いたらとても引き込まれました」
とか社交辞令を書けば好感度が上がるかもしれませんが
特に後半は足が痛くなってきて苦痛ですらありました。
その中でも、発起人であるMINMIという人だけは
結構いい歌を歌っていると思いました。

途中、ルナシーの河村隆一が登場し、
女性ファンがステージ前方へ雪崩れ込んでくれたおかげで
後ろの方にスペースができて多少救われました。
でもそこから1時間弱、また辛い時間帯が続き、
もう足が限界!と折れそうになったときに
やっとSalyuの登場です。
最初に小林武史がピアノと共に登場し、一人ずつ呼び込む形で
コバタケ軍団はスペシャルゲスト的な扱いだったようです。

Salyuは髪が昔のキョンキョンのようなショートボブで
一瞬aikoに見えました。
アンコールでは黒縁眼鏡をつけていたので
余計にそう見えました。
基本的に歌のうまい下手はどうでもいい方ですが
さすがに昨日の出演者の中では歌唱力が図抜けていることが分かりました。
つくづく2月からのミスチルツアーにバックコーラスで
同行してほしい気持ちが高まりました。
ゲスト扱いで2~3曲でいいのでぜひお願いしたいです。

その次が一青さんで、この会場にマネージャーの運転する車で来たが
交差点で自転車とぶつかりそうになり
その自転車の運転手が車を蹴っ飛ばしていった、
という話をしていました。
演奏が始まる前に何を歌うか予想していました。
◎:ハナミズキ ○:うんと幸せ △:はじめて ×:てんとう虫
チャリティーの名目からして、てんとう虫はそんなに違和感ないし
個人的にはこれでいってもらいたかったですけど
やはり単勝一番人気の「ハナミズキ」でした。
それにしても小林武史と二人きりの演奏だと
やはり何か意識してしまいます。

ソロのアーティストは一青さんがラストで
その流れでキャタピラーの登場です。
結果的にはこの「足跡」が一番貴重だったかなぁ、
まず今後、生で演奏することはないだろうし。

と只で行ったくせに辛らつなことばかり書き連ねましたが
チャリティー関係の話を聞いていると
何か説教されている気持ちになってしまうんです。
本人たちは大方の人が本当に何か力になってあげたいという
気持ちで活動していると思います。
偽善とまでは思わないですけど
でも普段はクーラーの効いた部屋で
100グラム何千円もするような美味しいもの食べてんでしょう、
って思っちゃうんですよね。
自転車とか電車、使ってます?って。

こういう屈折した気持ちになって
それが自分自身でも嫌なので
24時間テレビやapなどのチャリティー活動には
極力、触れたくなくて
昨日も案の定、そういう気持ちになってしまいました。
特に会場内が貧相に映らないように
無料招待という名のサクラを大量に動員して
見かけをよくしようという思惑が
このイベントの全体的なイメージに映ってしまいました。
これ以上書くともっと嫌な人間になってしまうのでこのへんで。


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