「はかあがりスッペ」
祖父母が田畑から仕事を切り上げて
良く使って居た言葉
今まで方言とばかりに思い深く考えたことがなかった
ところがである
先日遠野のドキメント?で
姥捨て山に捨てられた老人たちが共同生活をしていて
支給自足の生活
野菜を作ったり 魚を取ったり 栗を拾ったりして
夕方共同生活をしている小屋に帰るとき
「墓あがり」と言って居たとの事
祖父母が使っていた言葉そっくり
なんと淋しい言葉
今の世に暮らしていても
やっぱりこんな気持ちの老人がいるかもしれないと
ふと 思った