ツトムさん家の写真日記。

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第1070回 間宮林蔵 生家 墓所。

2017-09-20 23:08:50 | 旅行

2017 08 24(木)


樺太探検間宮海峡を発見した偉人・間宮林蔵の生家と記念館を訪問。
場所は茨城県つくばみらい市上平柳64. 田畑に囲まれた田園地区にある茅葺の住居。


標柱石は「間宮林蔵之生家」。   入口の門を入ると正面に間宮林蔵の立派な銅像、測量用の鎖綱を手にした探索姿。
  



銅像の前が間宮林蔵の生家。 江戸時代の安政年間の建築、中農規模の住居らしい。




間宮林蔵生家の内部。 部屋は立入禁止。


今では珍しい土釜。  屋ねの外側と違い裏側は新しく葺き直して綺麗です。
 

鉄筋コンクリート造りの間宮林蔵記念館


大人100円。 筆者は高齢者割引で50円、有り難いことです


間宮林蔵記念館の内部には間宮林蔵の生涯をビデオで紹介するコーナーもあり、詳しく説明され便利です。


館内には樺太探査で使用した道具・遺品や地図・事物・業績などが多数展示。


樺太が島である事を発見し、書き上げた「カラフト島図」。 この地図の右上の狭い場所が間宮海峡


雪が舞う極寒の沿海地をアイヌの小船で探査する間宮林蔵


間宮海峡を渡り東韃靼(ひがしだったん)で支那(清)の役人と交流する絵図。


調査測量に使用した鉄製の測量用鎖。                      防寒用の探検頭巾や韃靼から持帰った岩石で作った韃靼硯なども展示。
 

アイヌ人が織った蝦夷布(木の皮製)、防寒着として調達。             間宮林蔵に関する様々な文献・事柄が展示公開されています。
 




間宮林蔵の墓所がある専称寺の山門。


浄土宗金龍山光堂院専称寺の本堂。                   観世音菩薩像  鐘楼。
 

本堂横の小高い塚の上に建てられた間宮林蔵顕彰記念碑。 大木の枝が邪魔で半分隠れています。


大きな一枚岩の間宮林蔵顕彰記念碑


田宮先生埋骨之処」と刻まれた顕彰碑は明治43年(1910年)に建立。
 

顕彰記念碑裏にある、間宮林蔵の墓(左 全高75cm)。
第2回のカラフト探査に赴く直前に(文化4年・1807年)二度と生きては帰れぬと覚悟し建立した生前墓。
墓石正面には「間宮林蔵墓」と刻まれ、戒名(法名)や没年などは無い簡素な墓。
 
右は間宮林蔵の両親の墓。 祖先は武士でしたが、間宮林蔵は帰農した百姓としての身分をわきまえ小さな墓を造ったそうです。


間宮林蔵
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E5%AE%AE%E6%9E%97%E8%94%B5



2017 09 20(水)記。       前橋市       最高気温 26.7℃     最低気温 20.0℃

加計学園疑惑安倍首相の丁寧な説明はどこに消えた・・・?
http://bunshun.jp/articles/-/4251


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