2015 05 31(日)
別所温泉北向観音の参詣と新田醸造での精進昼食を済ませ、ツアーバスは上信越自動車道を一路長野市へ・・・。
以前、「真田十万石まつり」で訪れた松代町の霊山“皆神山”近くの長野ICから高速道を下り、長野市の名刹・善光寺に向います。
本日5月31日は「善光寺七年一度の御開帳」の最終日、名物・七味唐辛子など商う御土産店が立ち並ぶ表参道は人の波。
大勢の参詣客をかき分けて善光寺の境内に入ります。
先ずは、山門に至る参道脇に鎮座する六地蔵・諸仏などに旅の無事を祈念。
上右は享保7年(1722年)聖僧・法誉円信が全国から喜捨を集めて造立した延命地蔵尊。
江戸大火の八百屋お七の霊を慰めた尊像と伝えられ、別名「八百屋お七の濡れ仏」とも言われています。
堂々とした風格の善光寺山門、屋根はサワラ板を用いた栩葺き(とちぶき)で寛延3年(1750年)に建てられ、現在は国指定重要文化財。
正式には定額山善光寺と云い、天台宗と浄土宗の共同護持・運営される別格本山。
輪王寺宮の筆になる「善光寺」山門扁額は通称「鳩字額」と呼ばれ、金文字の中に5羽の鳩が隠されています・・・解かりますか?
また、「善」の字が牛の顔に見える事から、「牛に引かれて善光寺参り」の由来の一つにもなっているとか・・・。
山門から長い行列が続いています。善光寺本堂(国宝)に祀られている前立本尊と綱で結ばれている大きな回向柱に触れるための行列です。
警備員に訪ねたら回向柱まで40分程かかるそうで、失礼して後ろ側から回向柱にタッチ!
善光寺前立本尊の御手と綱(善の綱)で結ばれた高さ10mの回向柱(えこうばしら・表裏)。 善男善女が願いを込めて触れ御本尊と結ばれ(結縁)功徳を受けられます。
回向柱と山門。 「善の綱」が本堂へ・・・。
善光寺本堂から山門方向を俯瞰した境内、御開帳最終日で大勢の参詣者で賑わっています。
本堂入口には「御印文頂戴」「外陣参拝」「内陣参拝」の垂れ幕。 経文を唱えながら赤い袋で包んだ御印章を参詣者の頭に載せるのが、「御印文頂戴」、極楽往生を約束する宝印です。
御開帳された前立本尊を拝見に約30分の列に並びます。 前立本尊のある内陣は「戒壇めぐり」「忠霊殿資料館」など含んで参拝券500円。
下画像は善光寺本堂外陣(ここは何時でも無料)。
内陣で蛇行列に並び、ようやく拝見出来た前立本尊(鎌倉時代・重要文化財)。 本物秘仏の御本尊は左の金刺繍幕の奥にあります。
御本尊(一光三尊阿弥陀如来)の身代わりの前立本尊(左・勢至菩薩、中・阿弥陀如来、右観音菩薩)。
確かに「善の綱」につながる金糸が中央の阿弥陀像の右手に結ばれています。 薄暗い内陣の西隅に鎮座する弥勒菩薩像。
上右は別名「撫で仏」といわれる「賓頭盧尊者」、釈迦の高弟の十六羅漢の一人で病を治す神通力がある尊者。
善光寺御詠歌。
「遠くとも 一度は参れ 善光寺 救い給うぞ 弥陀の誓願」。
「身はここに 心は信濃の 善光寺 導き給え 弥陀の浄土へ」。
http://www.gokaicho.com/about/about.php
善光寺絵馬。
「牛にひかれて善光寺参り」手拭。
「牛に引かれて善光寺参り」の由来。
http://shinzenkouji.com/zeniware.htm
2015 06 30(火)記。 前橋市 最高気温 25.6℃ 最低気温 19.7℃
おまけコーナー。
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