哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

三千院・庭より宸殿(写真)

2006-04-08 07:25:10 | 写真
心せば黄泉にあらずも哀れなり
三千院は極楽浄土        樋田哲夫

 人は死んで初めて極楽浄土へいけるというが、三千院の苔むす庭を眺めたり、逆に庭に降り立ち各堂塔を眺めていると、生きながらにして浄土に身を踏み入れたような気がする。宇治の平等院も西方浄土を表現しているらしいが自然を対象とする三千院のほうが落ち着ける。


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4 コメント

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浄土 (yoko)
2006-04-08 23:14:30
一人で山中に入り真っ白い雪を見たり、きれいなやさしいお花をみると、いつも浄土にきたような気がします。きれいな空気、青い空、山で死にたいと思うくらいほっとするのです。でも予期せぬ物音がすると、熊かな?とドキっとします。一瞬でも不安感のあるところは浄土とは言わないのでしょうね。
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yokoさんへ (哲仙)
2006-04-09 07:14:30
 いつもありがとうございます。

 浄土はどこにでもあり、どう見てどう感じるかというものですから。浄土と感じる人は幸せな人でしょうね。苦悩に満ちた生活の中には浄土なんか見えないはずです。浄土を見ながら見落としてしまっています。幸福と同じようなもので、心の動きでしょうね。

 

 最近、イラスト画をされるんですか。いろんなことに挑戦ですね。

 「石狩の浜」の画像は太陽の光を受けて海が光り、かもめが飛んで素晴らしい構成となっています。画のようですね。
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Unknown (yoko)
2006-04-09 07:44:39
浄土を廣辞苑で調べたら菩薩のあるところのように書かれていました。菩薩は形でなくても心に感ずればよろしいのですね。石狩の浜写真の技術としては全く不満足です。でも褒められてうれしいです。有難うございました。
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yokoさんへ (哲仙)
2006-04-09 21:09:09
 浄土を広辞苑で引かれたのですか、恐れ入ります。でも、嬉しいですね。ブログといえども常に向上するものでありたいと思っています。知識を豊富にすることはなんとなく楽しいものでお互いに頑張りましょう。

 俳句や短歌にかかわるものは辞書は欠かせませんよ。
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