どいつよいとこいちどはおいで~

ドイツ・デュッセルドルフ近郊で独りたくましく生きている管理人の奮闘記。ハプニング色々~

トラベリングはトラブリング!?

2006年08月02日 | Weblog
週末にロンドンへ行ってきたのですが、いろいろ大変でした。
まず、Weeze空港(デュッセルから80kmほど北の地方空港)
へ向かう為濃い霧の中北上しました。
アウトバーンを降りて田舎道を空港へ向かって走っていると、


ピカッ!!

赤い閃光が・・・・・。

ついにやっちゃいました。70km/hのところを96、7km/hで走って
ました。直前まで制限解除100km/hだったのに・・・・。
霧が濃かったので存在に全く気づきませんでした。
原チャリの免許を取って以来17年間違反切符切られた事なかった
のですが・・・・。(歳がばれる)

と、少々凹み気味で空港へ着き、チェックインを済ませ、荷物検査
も済ませてパスポートチェックも受けて搭乗を待ってました。
ボーディングタイムになってもなかなか搭乗が始まらず、何のアナ
ウンスもありません。
しばらくしてドイツ語でアナウンスがあったと思ったら周りが騒ぎ
始めました。その後英語のアナウンスがあったのですが、周りが
うるさく聞こえず。

どうやらみんな荷物を取って戻っていきます。
私もロビーに戻って電光掲示板を見てみると、


Canceled

ぎょえぇ・・・

どうやら霧が濃くてWeeze空港へ来る便が別の空港へ降りたようです。
RyanAirの係員の話を聞くと、

・今日はもう飛ばない
・フランクフルトから夜飛ぶ便ならまだ席がある。
・明日の同時刻の便はもう11席しかない。

という事でした。
さて、どうするか。

たった2泊3日の旅で1日遅らせるわけにはいきません。
Weeze空港にいても埒が開かないのは明白です。
後はデュッセル空港から飛ぶか、全てキャンセルして旅行を止めるか
でした。
とりあえずデュッセルから飛ぶ便を模索するためにデュッセルに戻る事に
しました。

デュッセルから飛ぶ場合、帰りのRyanAirをキープしてても意味がない
ので(帰りにWeezeについても足がない)帰りの便もその場でキャンセル

工事渋滞にはまりつつデュッセル空港に昼前に到着。

とりあえずBAのチケットカウンターへ直行して聞いてみました。
すると4時40分の便があります。月曜戻りでいくらになるかと聞いてみたら
なんと往復520ユーロ 
RyanAirなら90ユーロくらいだったのに・・・・。

さすがに高すぎると言うと、AirBerlinへ行ってみたら?と言うBAの女性。
確かにAirBerlinはヒースローじゃないですが、Stansted(ロンドンに5つある
空港の一つ)へは飛んでます。

聞いてみると、帰りの便はいい時間のがあるのですが、出発便は朝しかなく
もう手遅れ。

と言う事で、帰りの便をAirBerlinでStanstedから飛ぶ事にして、
行きは仕方なくBAで取りました。
が自動チェックインをしようとしたところ、機械が紙詰まりでボーディング
チケットが出てこず。係りのおばちゃんと一緒にやってたので、ほどなく別
の場所から印刷してきてくれて受け取りました。

ということで空港で3時間ほど暇つぶしをして(一旦帰ったら出るのがいやに
なりそうだったので)何とかヒースローへ到着。


イミグレーションも無事通過してこれで今日の不幸は終わりかと思ったら、
ヒースローからの地下鉄がストで運休中

それでも何とかホテルにたどり着いたのですが、表は立派な構えのホテルだ
ったのですが、部屋に行ってみると増築したところで、-0.5階みたいな場所。
窓を開けると向かいの飲み屋のテラスがまん前。
そのまま窓を開けてビールを注文できそうな感じです。


これが夜中までうるさくて・・・・。

二日目にしてようやく観光開始。
既にほぼ1日日程がずれてます。1日目はハイドパークを散歩しただけで終了。

バッキンガム宮殿で衛兵交代を見て、ビッグベン、ロンドン橋などを見て周り、
ショッピング街をウロウロして帰ろうと地下鉄に乗ったところ、ホテルに1番近い
駅がなんと7月3日から11月まで工事で封鎖中・・・・。


一つ乗り越して次の駅から歩いて帰るはめに・・・・
帰ってみたらバスタオルは交換されてるのに普通のタオルは古いのを持って帰った
だけで交換されてません。
早速クレームをつけに行ってなんとか新しいのをゲット。

最終日は朝から大英博物館を見学。帰りをエアベルリンにしたため、当初のプラン
よりフライトが早くなってたので、2時半頃には空港へ移動。
空港までは順調で、チェックインも無事完了。

これでトラブル続きの旅も終わりと思っていたら、荷物検査で思いっきりひっか
かってしまいました。
X線を通す事2回、中身を全部チェックされて、さらに何かふき取る機械を使って
試験紙でふき取ってそれを機械に通してます。PSPやら携帯電話まで念入りに
チェック。
(火薬を調べる機械かな?)荷物検査に10分以上掛かりました。
一つ一つみやげ物までロンドンバスのキーホルダーだのマグカップだの説明し
ながら・・・。

そんなこんなでようやくデュッセル到着。Stanstedは出発側でのパスポートチ
ェックがなかったのにデュッセルにはイギリス便なのでイミグレーションあり。
今度は係員が研修中のようで、ゆっくりだし、バカ丁寧です。NonEUに並んだの
ですが、とっても遅い。
さらに、パスポートの写真とビザと本人の顔を何度もチェック。
私の連れ合いはパスポートの写真が髪を染めていたので、今の髪の色と違って
いて、別の写真のついた書類を何か出せと言われる始末。ビザの写真は今と同
じなのに・・・。
そんなのないって言うと何とか通してくれました。
ちなみに私は特に問題なく完了。

デュッセルでパスポートチェックにひっかかったって話は初めてです・・・。
とトラブル続きの旅行でしたが何とか終了。

しかし予算が大幅にオーバーです。(フライト代はほぼ3倍)おまけの罰金も
くるでしょうし
それにしてもイギリスは物価が高いですねぇ。
ちょっとサンドイッチとか食べても4ポンドとかですからねぇ。

無印良品やらユニクロがあっていいですけどね。ユニクロはTシャツが4ポンド
とかだったのでそれほど高くはなかったです。

幸い天気がよくてよかったです。あと、どこの店でも当然英語が通じるので他
の国へ行くよりは楽でした。

それにしてもこれだけトラブルだらけの旅は初めてでした。
英語しゃべれなかったら完全にお手上げでした。トラブルが起きるのも海外旅行
の醍醐味ではありますが・・・。

P.S. ロンドンは日焼けするほど暑かったですが、デュッセルドルフの今日の最高気温は20度ほど。体調管理が大変です。