どいつよいとこいちどはおいで~

ドイツ・デュッセルドルフ近郊で独りたくましく生きている管理人の奮闘記。ハプニング色々~

初雪~

2005年11月27日 | Weblog
昨日の晩から今朝に掛けて今シーズン最初の雪が降りました

去年は11/10でしたから、半月遅いですねぇ。
気温は0度付近でめちゃ寒いです。

いよいよクリスマスマルクトも始まりヨーロッパは12/25までクリスマス一色となります。

ドイツでも家々でクリスマスの電飾飾りつけをします。ただ、日本のようにど派手にはやりません。
ドイツ人に見せたらきっと「電気代の無駄」と言うか「わぁ、すごい」と言うかどちらかに分かれるでしょう。

さて、そんな寒い中、昨日はドイツ語のレッスンでした。
先生は先週トルコへ旅行してきたそうなので、その辺の事をドイツ語で話を聞くことにしました。

トルコと言う国名ですが、英語だとTurkeyですね。では、ドイツ語ではなんでしょう?



答えは




Tuerkei

です。発音的にはトゥルカイかな?



日本人が国名として覚えてる名前って英語でもドイツ語でもなかったりするので、結構分からないときがあります。


では、ドイツ語でこれはどこでしょう?

Ungarn


答えは




ハンガリーです。突然ウンガルンって言われてハンガリーって判る人はドイツ語の達人ですね。


さて、トルコの町で知ってるところはどこですか?私は二つしか知りませんでした。
首都はどこでしょう?




イスタンブール?



ブブー


答えはアンカラです。


意外とトルコって国は知りません。ヨーロッパとアジアの境にあり、両方の文化の入り混じった国と言うイメージしかありません。

イスタンブールといえばボスポラス海峡を隔ててアジアとヨーロッパに分かれます。イスタンブールはトルコでは西の端の方にあり、意外と大きな国です。

なんと東ではイラクと接しています。しかも5000mを超える山があったりします。
あのトロイの木馬で有名なトロイもトルコにあります。

地中海に面した方は気候もよく見所もたくさんあるようです。
トルコとギリシャとエジプトは行ってみたいところです。

先生今度は英語を教えにシンガポールまで行くそうです。初めてのアジアだそうなので、また色んな話が聞けそうです。でも今度は英語のレッスンの時にしないと、話の80%くらい理解できないし_| ̄|○



契約はきっちり守る国ドイツ

2005年11月21日 | Weblog
みなさんはどんな環境でネットに接続してますか?

昔ながらのダイヤルアップ?
それともDSL?
はたまた超高速光ファイバーですかね?

ドイツではまだまだダイヤルアップが主流で、それほど高速インターネットの需要がまだないようです。

それでも徐々にDSLが浸透し始めてるようで、去年は最高3Mbps(下り)のDSLがありました。
さすがに3Mbpsのプランはとても高かったので、2Mbpsのプランにしました。

DSL回線はドイツテレコムとの契約で、プロバイダは子会社のT-onlineと言う会社で別々に契約します。まぁNTTとOCNみたいな関係でしょうかね。

で、しばらくは2Mbpsの回線と、使い放題のDSL2000FLATって言う契約にしてました。まだまだこちらでは通信したデータ量に応じて料金が増えていく従量制がメインで、使用量フリーのFLAT契約は少々高いのです。

合計で毎月60ユーロ(8400円)も払ってました。もちろん普通の電話の基本料金は別ですから、1万円近くは払っていたことになります。

で、今年の7月からさらに高速なDSL6000と言うのができました。名前の通り下りが6Mbpsで、上りが576kbpsと言うプランです。

日本におられる方は、なんだそんなスピードしかでないのかとお思いでしょうが、実は日本のDSLとは少々違っていまして、こちらのDSLは6Mbpsと言えば6Mbpsの速度がちゃんと出ます。

日本の場合、NTTの中継局からの距離に反比例して速度が低下していきますが、こちらは保証されてる値として6Mbpsとなります。つまり、日本の言い方で言えば24Mbpsとかのプランなのでしょうが、公平をきすため、技術的にはもっと早い速度で接続できるのですが、契約で6Mbpsと言えば、6Mbpsまでしか出ないように局側で制限されます。

逆に言うと、一番遅いプランである1Mbpsのプランの場合1Mbpsでない地域に住んでいると、契約自体ができません。もちろん2Mbpsも6Mbpsも速度が出なければ、幾ら頼んでも契約できません。

7月に6Mbpsのプランにしたためさらに5ユーロアップして、ネットだけで着きに65ユーロも払ってました。

ところが、今月からDSL6000でも使えるフラットプランで9.95ユーロのプランがリリースされたという情報を得ました。

と、言うことで早速ドイツテレコムの出張所(T-punkt:英語風に言うとT-point)へいざ出陣

自分のIDなどがわかる書類を用意して向かいます。今日は英語が通じる担当者がいるかどうかわからないので、一応ドイツ語も調べて行きます。

とりあえず最初は祈るように「イングリッシュオーケー?」と確認します。
最初にこう聞いておけば英語がダメなら他の担当者呼んでくれることが多いので、たらいまわしにされることなく結構らくちんです。

OK
幸いにも今回は一発で英語OKな兄ちゃんにヒット!

早速説明します。
私: I'd like to change the contract from this one to new cheaper one.
兄ちゃん、わて、この契約から新しいやっすいのんに換えたいんやけどなぁ

難なく通じて、兄ちゃん端末をぱちぱち叩きます。
兄ちゃん端末叩いてる間に質問します。

私:Do I have to pay the charge to change the contract?
契約変更すんのに料金かかるんかぁ?

兄ちゃん:Free!

なんや、変更手数料もいらんのかいな。

じゃぁ、違いはなんやねん?聞いてみます。
私:What is the difference between old plan and new one?
古いのと新しいのんとの違いは何なん?

ここで兄ちゃんから衝撃の一言が!


Only Price!

なんやてぇ、われこら、いけしゃーしゃーと抜かしよるのぉ。
中身に違いないのに30ユーロも違うとはどう言うこっちゃ。
しかも現在の契約プランは既にラインナップにもなく、新たに契約できないような幽霊プランやないか。

そう、ここドイツでは新しい安いプランができたからといって自動で安い方にしてくれたりはしません。
言わない限り永久に幽霊プランのまま料金が徴収されます。
ですから、こう言う情報にはしっかりアンテナ張ってないととっても損します。
しかしこう言う情報はドイツ語だけですから、結構大変です。

私が得た情報では新しいプランは年間契約で、途中で解約する場合は違約金がいるとの事。駐在はいつ帰るかわかりません。ここは重要なので確認します。
ドイツでは契約するのは簡単だが、契約を打ち切るのは一苦労するので、色々駐在員は苦労してるようです。

さて、確認します。
私:
If I will have to cancel this contract someday, how much do I have to pay?
In my understanding, this contract is yearly renewed.
Therefore If I will cancel this contract, I will have to pay the charge of the remaining months.
Is it right?

もしもわてがいつか途中で解約せなならんようなったら、幾ら払らわんといかんのや?わての理解では、この契約は年一回更新されよる。せやから、解約時は残りの月の分の料金払わんといかんっちゅうことかいな?おおとるかぁ?

兄ちゃん:イエース。

そうか、あってるんやな。まぁ、差額考えても4ヶ月過ぎれば元取れるんやから安い方がいいわな。

ところが兄ちゃんさらにこんなこといいます。


新しい契約だと最初の12ヶ月は4.95ユーロだよ。


な、なんですと

ど、どう言うこってすかぁ!

どうやらモデムと言う機械に無線LANの仕組みがついたやつも含めて9.95ユーロらしく(新規契約の場合にはモデムも必要なので)契約変更の場合で、このタイプのモデムが不要であれば、60ユーロ安くなるらしいです。
と言うことで、結局これから1年は回線使用料が25ユーロ、プロバイダ料が4.95ユーロで使えることになりました。

今まで月に65ユーロも払ってたのが一気に30ユーロへ・・・・。

この話を同僚のドイツ人にしてみました。ドイツって安いのが出ても安い方へ変更してくれないんだねぇ?って。
すると同僚は、値段が上がっても勝手には変更されないよ(笑)

ん~そうかもしれん。でも日本人ってサービス料金が下がっていく方にしか慣れてないからなぁ・・・・。

ドイツに住んでるみなさ~ん、新しいテレコムのプランは要チェックです。








全部真っ白

2005年11月15日 | Weblog
今日は朝から急激に気温が下がって4~5度しかありませんでした。

この辺りはドイツ国内では比較的暖かい方の場所であり、南へ行くほど寒くなります。日本人の感覚だと変に思うかもしれませんが、アルプスに近づくにつれて寒くなるのです。

ですが、この辺りにはライン川と言うスイスとドイツの国境から延々オランダを抜けて北海へ流れる大河があります。
急激に気温が下がっても水温はそれほど急には下がらないため、大量の水蒸気が発生し、霧がでます。

今朝はまさにそれで、なんと視界は100mほど。
車での通勤ですから、結構デンジャラスです。

さすがにバイパスからライン川を超える橋方面は大渋滞しており、ほとんど動かない状態だったので、さっさと反対向きに車を走らせました。
職場へは先に川を渡るルートとしばらく川と平行に移動してから川を渡るルートがあるのですが、街中を避けるルートは比較的空いていたのでそちらを選択したのでした。
時間的には通常10分くらいそのルートの方が長いのですが、今日は視界不良でみなさんトロトロ運転なので、結構掛かりました。

結局夕方まで霧は晴れず、ずっと視界は100m~200m位だったのでした。




さて、先週金曜日に悲しい事件がありました。
日本では報道されてないようですが、こちらに住む21歳と若い日本人奥さんが、2歳になる継子を殺してしまいました。
旦那さんは46歳とかなり年の離れた夫婦だったようで、(旦那も日本人です)この若い奥さんとは3年前に結婚したようですが、その頃に別の母親から亡くなった子は生まれたようです。
断片のニュースなので詳しい事は分かりませんが、奥さん自身も妊娠しており、この旦那との間にももう一人子供がいたようです。
この継子が少々難しい子だったようで、きっとなついてなかったのでしょう。
スーツケースに45分ほど閉じ込めてしまったようで、開けた時には既にぐったりしていたようです。

ドイツ語のニュースを訳したので背景などが不明ですが、かなり難しい環境にあったようです。
丁度旦那さんは日本に行っていたようで、21歳の若い奥さんにとって、妊娠中であり、自分の直接の子ではない子供の面倒を異国で一人で見るのは耐えられなかったのかもしれません。
うちからだと直線で3kmほどしか離れてない日本人が多数居住している地域で起こっただけに日本人の間ではショックが広がっています。

なんとも悲しい出来事です。

本田美奈子さんがお亡くなりになりました。

2005年11月07日 | Weblog
以前、8月14日のブログで、iTunesで本田美奈子さんのM'シンドロームと言うアルバムを懐かしくなって買ったと書いたのですが、今日彼女がお亡くなりになりました。

急性骨髄性白血病との事です。まだ38歳とお若いのに、残念です。
8月の段階ではずいぶんとよくなってきたと伝えられていただけに、ニュースを聞いてびっくりです。

私が生まれて初めて行ったコンサートは彼女のコンサートで多分20年前だと思います。
当時私は中学1年でしたので、コンサート会場では結構場違いだったかもしれません。
当時の美奈子さんはいわゆるアイドルで、まだあの「1986年のマリリン」を出す前だったと思います。
他のアイドルとは歌唱力で一線を画しており、聞かせられるアイドルでした。
彼女の筆箱を持ってた記憶があります。今思えばよくあんな恥ずかしい筆箱持ってたなぁ・・って思いますが。

その後アイドル路線から少々離れてしまい、ロック調の曲が増えたので、私も聞く機会が減っていきました。
最初の頃はまだLPレコードとドーナツ版のレコードでした。700円のドーナツ版を買うのもその頃の小遣いでは大変で、3ヶ月後くらいに発売されるレコードのために計算して貯金したものでした。

ミュージカル女優になられてからはTVにあまり出られない事もあり見かける事が少なかったですが、ミュージカル界ではあの歌唱力を生かして誰もが認めるミュージカル女優になられたようです。

今でも美奈子さんの曲で一番好きなのは「Hard to say I love you」で初期の頃の曲です。とても綺麗なバラードです。
iTunesで買えるので、一度聞いてみてください。

美奈子さんのご冥福をお祈りいたします。

ロマンティック街道行って来た

2005年11月04日 | Weblog
写真をご覧ください。めちゃくちゃ快晴だったノイシュバンシュタイン城
です。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったお城です。

デュッセルドルフ近辺では11/1が休みだったので(ドイツでは州毎に休みが
違う)週末と一日の有給を合わせて4連休にして、ロマンティック街道の
旅に行ってきました。

このノイシュバンシュタイン城があるフュッセンまではざっと650km。
車で7時間くらいですね。

最高に天気がよくて、こんな綺麗な写真が撮れました。ここは山のふもと
(オーストリアとの国境まで2,3kmしかない)なので、天気が悪いので
有名なのですが、この日は雲ひとつない快晴。

朝からたくさんの観光客が訪れていました。インターネットで事前に入場券
の予約をしていたので、列に並ぶことなくチケットを購入でき、さらに
日本語音声ガイドも予約してあったので、解説は日本語で聞けました。

となりにホーエンシュバンガウ城と言うのがあり、セットで見学を予約する
と、先にホーエンシュバンガウ城から見学することになります。

帰りは直接帰るのではなく、ロマンティック街道を北上して、デュンケルスビュールと言う街とローテンブルクの街を見学して帰ってきました。
このルートだと最初350kmほどをアウトバーンなしの普通の道で移動すること
になるため、6時間ほど掛かりました。
その後ローテンブルクを見学したのですが、ここには相当たくさんの日本人が
来るのでしょうね。街の子供達に「こんにちは~」とからかわれてみたり、
町中の店に日本語で説明が書いてあったりと、観光に来た割にはあまりに日本人
にやさしすぎる街なため少々「なんだかなぁ~」って思ってしまいました。
それでも町並みは古いドイツの町並みで、クリスマス用品専門店(年中クリスマス商品を売っている)やテディーベア専門店などがあり、いい街でした。

それからデュッセルまではざっと400km。アウトバーンで4時間弱かかって帰って
きたのでした。

天気のいいときのノイシュバンシュタインはお勧めです。