昨日、パイプ内面ホーニング加工まで終了した内面厚付高硬質クロムめっき
施工済品の本日の工程を追いかけました。
(昨日夕方、ホーニング加工に進み、この状態まで行き着きました。寸法精度
・表面粗度などの品質は、既に完成品の域に到達していますが、さらにもう一
工程、これから噛ませます)
(内面自動バフ研磨機に載せ、今から仕上げ研磨加工します)
(担当するのはバフ研磨部門職長のFさん、ハンドバフで内面研磨仕上げ
する能力を充分に保持していますが、もう一段グレードアップした品質とし、
さらには作業工程の標準化を図る為にも内面自動バフ研磨機での仕上げ
バフを行なうことを旨としています)
(数十分後、仕上げバフ研磨工程終了です)
(こげな感じです。表面粗度:Rz=0.2 付近にまでなりました)
バフ研磨部門で昨日からのパイプ内面加工品が仕上がるのを見届けてから、
もう一度、内面ホーニング加工セクションに戻ってみると、使用済パイプの
要再生品が機械に搭載されていました。
(既設クロムめっき剥離→下地研削+研磨加工→厚付高硬質クロムめっき、
以上の工程を経由し終わって、今から内径を寸法公差内に入れ、表面粗度
を規定値以内とする為の内面ホーニング加工です)
(SUNNEN社製のこのホーニング盤、倣い研削ではありますが、少々の楕円
でしたら真円とする方向での研削加工が可能な優れモノ。通常、加工内容
にご理解の深い方々が持つ「内面ホーニング加工では歪みは除去し切れな
い」という一般的常識を凌駕する部分あり、です。現在、どの程度の歪みまで
矯正出来るのか、テストトライを繰り返しています)
(内面ホーニング加工が終了しました。この段階で「完了」としても充分
オッケーな品質ではありますが、当社ではこの後さらに内面バフ研磨し、
表面粗度をより小さい数字としていきます)
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● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
しました。
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