地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

モスクワ地下鉄を乗り継ぎし

2012年05月31日 02時15分07秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


大平原の真ん中に位置するモスクワ市、海洋からの季節風の影響は無いはずで
すが、熱された午後の地表付近の大気と上空の寒気との対流現象が我が国同
様このところ凄まじいらしく、東南アジアのものに匹敵する一日二回のスコールが
連日発生しています。

一昨日に続き昨日も朝から展示会場に待機し、想定顧客の発注担当者との交渉
に備えておりました。で、実際に膝つき合わせて話を出来たのは15時過ぎからの
1時間半程度。昨日の交渉首尾は「中の下」または「下の上」と言った処。あまり
芳しい出来ではありませんで、がっかり。

高い経費使いモスクワまでやってきて交渉に当たるのだから、パフォーマンスの
良い結果にせねばならぬと焦ってしまったのが表に出てしまったかも、と反省。

16時半過ぎに、モスクワ市街地西郊の展示会場を出、地下鉄3号線「ミキーニノ」
駅から市街地方向に11駅乗って「クールスカヤ」駅、連絡している地下鉄10号線
「チカーロフスカヤ」駅に移動し2駅だけ南行きに乗って宿近くの「クリスチャーンス
カヤ・ザスターヴァ」駅で下車し、宿戻りしました。


(左端の空色の線から濃い青色の線にそのまま乗り入れ、黄緑の線に乗り換えま
した。東京の地下鉄よりゃ分かり易いです)


(「ミキーニノ」駅。比較的新しく開業した駅らしいのですが、天井高し)


(クールスカヤ駅の天井には手のこんだ装飾)


(「クリスチャーンスカヤ・ザスターヴァ」駅の地上へのエスカレーター。急傾斜であ
る上に長いことこの上なし、ビル4~5階分を一気に上がります)

ホーム部や通路断面がドーム形状なのは、大阪市営地下鉄御堂筋線の各駅を
彷彿とさせます。そう言えば、東京の都営地下鉄や東京メトロ(旧営団地下鉄)よ
り大阪市営地下鉄の方が施設に趣きがあるのな..

東西冷戦期に作られたモスクワの地下鉄駅は、核戦争対策として大深度に作ら
れた為に地上までの移動に難儀するとのことでしたが、それホントでした。駅ごと
に、プチ美術館的彫刻が天井や壁面に施してあるというのもやはりホントでした。

モスクワの地下鉄、侮れません。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による、短納期
での寸法・形状・機能の復元加工。

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予想外に

2012年05月30日 05時12分41秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


昨日のモスクワの天候は、晴れのち曇り、昼過ぎからスコール2回、のち晴れ。気
温、過ごし易し、との真に判り難いものでした。

当地時刻10時過ぎ、今回アレンジして下さった商社さんのお取り計らいでモクスワ
市街地北西部の展示会場へ。

夕刻までネバって、狙い定めた見込み客のオーナーへの面談・パンフベースでの
プレゼン作業を行ない、ナンとか気に入って貰えた模様。本日夕刻、ppt使用、追
加面談作業を行ない、ジョイント業務可否について打合せることになりそうです。こ
れがOKとなるならば今回モスクワまで飛んできた甲斐があったというものです。


(18時までの展示会活動を終え、綿毛の様なポプラ花粉が舞い飛ぶ中、もはや名
物となった大ラッシュのモスクワ外環状線を越えて市街地内部へ)


(激しいラッシュに揉まれつつ、昨年4月にうろうろしたクレムリン東側の繁華街を、
目的地の和食レストランへ)

食事同席者は、アレンジして下さった商社さんから4名、前日からの同行メーカー
さんから3名、本日初めて食事同席させていただくメーカーさん2名、当社から、僕
と通訳OTさん、都合11名の大食事団となりました。


(様々な和食・「いいちこ」ロックなど散々飲んだ後は、ナンとっ!、塩ラーメン(半
サイズ)での〆)

モスクワで飲んだ後に〆ラーメン喰えるとは思いませんでした。身体にゃ悪いけど、
これが予想外に美味かったりするんだ、また..



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● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による、短納期
での寸法・形状・機能の復元加工。

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パステルナーク

2012年05月28日 11時08分13秒 | 今日の東洋硬化
成田空港第一ターミナル北ウイングでアエロフロート機への搭乗時刻を待っています。

写真はモスクワから着いたばかりのアエロフロート、ボリス・パステルナーク号。12時05分発で、モスクワ経由ロンドン行きです。

「ドクトル・ジバゴ」を書いたノーベル文学賞受賞作家パステルナークは、反ソビエト体制色が極めて濃いとのレッテルを貼られ、作品諸々、たしか国外で出版されたはず。

現在ではアエロフロート機の機体名にまでされています。

さて、もう暫くで登機時刻。太陽を西に追いかけてシベリア横断です。

西隣の雲仙も東隣の阿蘇も霞の彼方でした

2012年05月28日 04時35分36秒 | うろつき実況中継、やや時差あり
土曜日の夜半、日曜日は間違いなく好天になるとのことでどの山の麓に車を
走らせるか様々思案しました。結果、5月6日に登った玉名の小岱山から南に
望むことが出来た、熊本市北西に屹立する二ノ岳・三ノ岳をプチ縦走すること
にしました。


(ゴールデンウィーク最終日、5月6日夕刻に小岱山から見た二ノ岳・三ノ岳。
右側のピークが二ノ岳、左が三ノ岳)

昨朝は遅いスタート。二ノ岳の南登山口である熊本市の野出に車置いて歩き
始めたのが11時過ぎでした。


(九州自然歩道として整備された登山道を歩くことになります。標識や案内板
が至れり尽くせり)


(野出の集落内を北に高度を上げる最中、振り返ると金峰山)

この金峰山を中央火口丘とし、二ノ岳・三ノ岳はカルデラ外輪山にあたるとの
こと。金峰山の両隣、阿蘇や雲仙は現時点で噴火している活火山ですが、こ
の金峰山は第三紀に噴いていた古い死火山です。九州を南北に引き裂く地殻
の動きにより発生した地溝帯に噴出した火山の中の一つ。


(標高380メートルの登山口から30分強で標高685メートルの二ノ岳山頂。極く
早いペースで登れました)

ここ3ヶ月で体重を9キロ落としたので、身体の軽いことと言ったら..


(二ノ岳山頂から北隣の三ノ岳山頂)


(山頂より有明海越しに雲仙の平成新山が薄ぼんやりと。大気中の水蒸気が
多く、視界が利きません。残念)


(二ノ岳を北に降下し、コンターに近いあたりで第2目標の三ノ岳)


(標高511メートルの鞍部から15分ほどで標高681メートルの三ノ岳山頂)


(西の雲仙をアップで撮りました)


(南に二ノ岳と歩いてきた尾根筋)


(東側に眺望あり。残念ながら霞んでいました。熊本市街地と阿蘇山の西外
輪山までが精一杯)


(三ノ岳から更に北へ。三ノ岳観音社の東側脇から山腹を急降下しました)


(河内町大多尾付近の狭い県道から西南西に二ノ岳)


(同じく三ノ岳。くっきりとした格好良い山体です)

結局、登山道歩きを100分、車道歩きを140分、昨日の歩数カウントは20000歩
overでした。


今日から金曜まで、ロシアに行ってきます。7時過ぎの福岡発で成田へ。12時
過ぎのアエロフロートに乗り継いでモスクワ行き。5時間の時差があるモスクワ
市街地北西のシェレメチェボ空港へは、およそ10時間の飛行の後、現地時刻
の夕刻に到着することになります。

火曜から3日間、現地でプレゼン作業&展示会見学など行ないます。

木曜20時にシェレメチェボ空港を発つアエロフロートで金曜昼前に成田まで
戻ってきますが、日曜に静岡県で開催される「日本硬質クロム工業会」の総
会に出席する為、東京に数日居座るつもり。

この時期、モスクワの気温は最高最低それぞれこちらより10℃前後低いとの
こと。早朝・宵の口、街中をうろつき廻るにゃ最高ですが、出来るだけ「怪しさ」
を醸し出さないようにしなければなりません。



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   です。

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アーク溶射装置を稼働させます

2012年05月25日 00時03分38秒 | 今日の東洋硬化
昨年11月、資材サプライヤーさん方のご厚意でクロムめっき用新古整流器
(電源)を極く安価で導入し、併せて周辺機材類を「オマケ」としてゲット出来
た旨
、記事にしました。

「オマケ」の中には、研削砥石やめっき槽・中古旋盤などに混じってアーク溶
射装置も含まれていましたが、先月、そのアーク装置を稼働させることを決
定し、装置メーカーに付帯機器などを発注し準備に取り掛かりました。


(付帯機器には実費必要ですが、それでも「タダほど安いものはない」)

この装置は乾式表面処理部門が担当します。メイン担当者は北九州市門司
区出身入社3年目のH君。本日夕刻、部門責任者のF君とともに装置稼働の
準備作業を行なっていました。

このアーク溶射装置で作成する溶射膜は、当社のフレーム溶射装置にて作
成する従前からの溶射膜に較べ、緻密でピンホールなどの欠損が少ないと
の長所があります。この装置を使ってお得意先により喜んでいただける被膜
を提供していく所存ですので、宜しくご認識下さいませ。



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   です。

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総会シーズンを体感する会合ハシゴ

2012年05月24日 22時21分09秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


昨日17時より、西鉄久留米駅東側のハイネスホテルにて「筑後中小企業経
営者協会」の平成24年度通常総会が開催されました。来年3月まで役員に任
ぜられており、運営方の一人として出席してきました。

ルーティンワーク然と1時間程度行なわれた総会の後は、総会記念講演。昨
日は、就任から1年を経た小川県知事にお話いただきました。


(60分間のご講演でしたが、盛りだくさんな内容に較べて講演時間が短すぎ
る印象。お話の細部をもう少し穿っていただきたかった)

19時20分より来賓・筑邦銀行幹部・中経協会員諸々170~180名での懇親会
に臨みましたが、ビールふたくち啜っただけで20時前に中途退席。19時より
市役所3階会議室で開かれた「中小製造業経営研究会CRAFT」の5月例会
に大遅刻で出席する為。


(こちらは「営業力検定」「褒める達人検定」「名刺交換実演」「今後の経済見
通しについて語るバズセッション」の4部構成でした)

5月例会の運営担当は「四ヶ所鈑金塗装」さん、「ナカムラテック」さん、「神東
工業」さん、「島鉄工所」さん。参加者は総勢28人。最近の月例会、参加者多
数につき市役所会議室では収まりきれぬことが多くなっています。

22時からのCRAFT有志での懇親会は「蔵之助」で。参加9名でした。



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三郡山まで

2012年05月20日 12時19分11秒 | 今日の東洋硬化
宝満山から三郡山まで尾根歩き4キロあると思っていたら2キロ半しかなく、1時間で着いてしまいました。

物足りないのでこのまま若杉山まで縦走しようかとも思いますが、ままよ、何事も過ぎたるは及ばざるが如し、今日はここまで。

若杉縦走は次の機会に。

ガスが出始め、眺望利かないのが残念。

APUに求人してみます

2012年05月18日 22時24分31秒 | 今日の東洋硬化


4月に当社をお訪ね下さった商社さん方がご提示下さった案件の中には、中国
やロシアのお話に混じって東南アジアやはたまた米国の市場についてまで入っ
ていました。それら遠方の見込み客の潜在ニーズに今すぐ対応しなければ当社
の来年が危ういという訳では全くないのですが、中長期的視点で考えますに、い
ずれはそれらにも無理なく対処していけるだけの体力・知力を保持しておきたい
とはイメージしています。

現時点での当社の外国語への対応能力は、中国語:武漢大学に4年間留学して
いた大分営業所所属のM君でOK、ロシア語:昨年初よりご縁が出来た久留米
市内在住ウラジオストクご出身のOTさんでOK、ではありますが、最も汎用性の
高い外国語である英語への対策が成っていません。何とかなるなどと強がって
言っても、僕の、文法出鱈目&薄いボキャブラでの単語羅列&ボディランゲージ
しか方法が無いとのかなり寒い状況。

ここ数週間、何とか英語対応可能なスタッフを手当てせにゃならぬ、と考えた挙
句、別府のAPUに求人票を提出してみようかとの結論に至りました。

2000年に開学したAPUは、アジア太平洋学部(人文学・社会学系)と国際マネジ
メント学部(経済学・経営学系)のそれぞれ1学年あたり400名×文系2学部、全学
およそ3200名からなる小振りな大学です。学生の半分近くが外国からの留学生
であり、講義の半分が英語で行われることで有名ですが、決して英語の学習を
目的とした学校ではありません。あくまで文系諸学を学ぶ為のツールとしての英
語との位置付け。

僕が30年前に所属していた京都の母校の3回生ゼミにて教鞭を振っていただい
た恩師N先生が、APUで数年前まで副学長を務めておいでだったことを改めて
思い出し、本日午後、数年ぶりにN先生に電話してみました。

現在の当社の課題について申し上げた後、APUの学生を採用してみたい旨説
明しますと快く就職担当を紹介して下さり、即、別府の就職担当に繋がることが
出来ました。

で、現在、先方指定の求人票に当社データを記入している最中です。

叶うことなら、日本語・英語プラス第3の言語対応可能な人材に行き当たること
が出来れば良いが、と思っています。ただし、大学事務方の説明では、5月現在
で、来春卒業予定者の就職活動は既に峠を越えてしまっているとのことで、今回
の求人活動は空振る可能性があります。

ま、何もしなきゃ何も生まれませんので、ダメモトで取り敢えず動いてみようかと
思っています。



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   です。

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中古機械3台

2012年05月12日 09時25分21秒 | 今日の東洋硬化


恐らく年間で最も良い季節なんだろうと思わせる、やや気温低くげな5月晴れ
の朝です。

昨日は、朝一で機械商社「セイワ」さんがお見えになりました。購入手配をお
願いしていた円筒鏡面研削盤2台と平面研削盤1台(いずれも中古)が、重量
運搬屋さんによって「セイワ」さんの倉庫への入庫作業にかかっているので
見にいこう、とのことでした。

車で10分もかからない荒木町の倉庫へ行ってみると、


(ガタが来ていたものの「エイヤッ!」で購入した円筒鏡面研削盤。唐津の修
理業者さんで摩損部品など全て交換し、動作テスト・再塗装まで済ませたも
の。1980年式の「三興機械」製)


(同じく円筒鏡面研削盤。こちらは買い付けた時のままで手を入れていませ
ん。芯高なので直径の大きな品への加工が可能な機械。こちらも「三興機
械」製)


(平面研削盤。現在当社内でダマシダマシ使用している「日立工機」製平面
研削盤の寿命、交換部品の供給も途絶え、いよいよ先が見え始めた為、「セ
イワ」さんに年式浅い中古機出物を調べて貰っていました。加工品質に定評
のある「岡本工作機械製作所」製)

円筒鏡面研削盤2台については、現稼働4台では受注業務量をサバき切れ
なくなりつつある現状に鑑み、増強の為に。

隣接地への工場棟増設成った際に増床部分に据えられる機械群です。先月
末近く、岡山のメーカーさんに買付けに出向いた新古CNC旋盤も同様の目
的。今後さらに、中古1機種・新品1機種の購入手配を行なう予定です。

導入する機械購入は順調に進んでいるのですが、肝心の用地と上屋の手配
が遅れに遅れておりゲンナリ。

購入済み機械類は半年前後、商社さんの倉庫で死蔵しておかざるを得ませ
ん。時間と経費を眠らせること真に勿体無く、忸怩たる思い。



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    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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国内の竜巻発生パターンについて考える

2012年05月08日 16時42分03秒 | 時事ネタ


一昨日、茨城県南部・栃木県南部にほぼ同時間帯に3~4本の竜巻が発生
しました。

暑くなりつつある5月の午後、地表付近は太陽に炙られて気温は上昇気味。
その上に北西からの寒気が吹きおろし、境界面付近に巨大積乱雲(スー
パーセル)が発生したことが要因として挙げられます。スーパーセル南東端
に近いあたりに3~4本の竜巻が発生したものと考えられます。

竜巻発生といえば、何といっても合衆国のプレーリーやグレートプレーンズ。
時期は4~6月が多いとのこと。今回の一連の竜巻発生と合衆国の多発事
例とを関連させつつ、発生要因について考えてみました。


(1961~2010年の竜巻発生分布図。気象庁HPより)

多発地について見てみると、

●沖縄本島:多⇔奄美大島&屋久島:少
●北日本の日本海側海岸沿い:多⇔同太平洋側海岸沿い:少
●関東より西の太平洋側海岸沿い平野部:多⇔同海岸沿い山岳部:少
●押しなべて言うとするならば平野部に発生

極く粗っぽく分別するとこんな感じか。

さらに気象庁HPの竜巻等の突風データベースを読み込むに、

●4~5月の寒気の流れ込み
●7~8月の熱気からの強い上昇気流
●夏秋の台風による強い南東風
●冬の季節風による大気の擾乱

この4つが発生原因として最も強く出ているように見受けられます。

今回の竜巻群発については、日本一の大平野である関東平野の比較的海
岸線に近い地域で、気温が上がり気味となる12~15時頃、この時期にまま
ある、冷たい気団が分水嶺を超えて来襲し地表付近の温かい空気と触れ
合って、激しい上昇気流を生んだことに拠ると思われます。竜巻・ダウン
バースト・降雹・落雷などの激しい気象現象を発生させる為の典型が揃った
ことにより起こるべくして起こったと言えるのではないでしょうか。

上に書いた合衆国での発生事例の多くについては、4~6月の温かくなりつ
つある午後の地表付近の暖気の上にロッキー山脈からの寒気がのしかか
ることによりスーパーセルが発生し、巨大竜巻出現となるとのこと。規模こそ
違え、今回の北関東の事例に通ずるものがあります。

上の竜巻発生分布図で如実に現れた北日本の日本海側と太平洋側の発
生頻度の違いについては、日本海側発生事例の多くが、冬の季節風に拠
る大気の擾乱を挙げることができますが、沖合を流れる海流の違いも多少
影響しているかもしれぬと考えます。日本海側に流れるのは対馬暖流、太
平洋側は寒流である親潮。シベリアからの冬の冷たい季節風と対馬暖流か
ら立ち昇る湿気の組み合わせが日本海側の豪雪を呼ぶことはつとに有名
ではありますが、寒気と暖流との大きな温度差が海岸沿いの竜巻発生要因
の一つとなっているのかもしれません。

沖縄本島に多く奄美に少ない、屋久島などは全く発生が確認されていないと
いうのも、また発生の偏在性を強く現わしているもの。高い山や複雑な地形
の無い、言わば「平たい」島に多く発生する傾向にあることが伺えます。

西日本の太平洋側平野部に多く発生しているのが見られますが、台風が通
過している際に進路の東側に位置する海岸沿いの平野部で竜巻が多く発
生することによります。2006年9月に九州の西側を通過した台風13号により
宮崎県延岡市で竜巻が発生し大被害となった事例がありましたが、それなど
がこの典型。
あの時は延岡市以外でも宮崎市・日南市で竜巻、臼杵市でダ
ウンバーストが発生していました。いずれも、東・南東が海に開けているもの
のそれ以外の三方は山に囲まれた小平野への、海からの強い南東風に拠
ります。

真夏午後の地表付近の熱気が強い上昇気流を生み、上空の冷気に触れて
発生する積乱雲からの竜巻については、6年前の盆休みに僕自身が確認し
ています。竜巻多発地帯の一つである筑後川河口に近い佐賀平野で発生
したもの。
北に脊振山地の冷気を持ち、南に熱され湿った空気を貯め込ん
だ有明海のある佐賀平野や、それに似た地形要素を持つ濃尾平野南東部
・浜名湖付近にこのパターンの竜巻発生が多いようです。


関東平野は我が国有数の竜巻多発地帯です。明日明後日あたりの悪天候
下で、さらに竜巻発生となる可能性があり、厳重な警戒が必要かと。



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   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
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● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

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またまた近県低山歩き

2012年05月06日 23時27分56秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


ようやく左手親指と中指の調子が戻り始めたので、午前中、庭木に消毒液を噴霧
して過ごしておりました。毛虫除け用の薬剤を顔面にそれなりに浴びた処で作業
終了し、顔洗った後、本日もまたまた気まぐれ近県低山歩きに出かけました。

今日の目的地は、玉名市・荒尾市・南関町の境を成す小岱山。最高地点でも標高
501メートルしかありません。休日の午後、重い腰を上げて出向くに最適の低山で
す。

玉名市の蛇ヶ谷公園脇から林道に車乗り入れて、主尾根上に設けられた標高250
メートルの笹千里駐車場に車を置き、13時半に北西に高度を上げる尾根筋を歩き
始めました。


(標高390メートルの尾根上の小ピーク「丸山」に行き着く手前にミツバツツジの群
落。トンネル状に登山道上まで枝が茂っている箇所も。偶然とは言え、登った季節
がよかった様です)


(尾根歩きはちょっとした縦走気分にさせてくれました。スダジイやカシの葉が日光
を遮ってくれたおかげで木漏れ日がいい感じ。環境庁指定の九州自然歩道として
きちんと整備された真に快適な登山道でした)

駐車場のある笹千里から丸山→観音岳→最高峰の筒ヶ岳、と80分で歩きました。
山渓社の分県登山ガイドでは、歩いた箇所の歩行時間は標準的には120分と書
かれています。ミスプリントではないかと思われます。


(標高501メートルの筒ヶ岳山頂東側は眺望利きません)


(西側は開けており、南西に有明海とその向こうに雲仙。霞んでいたのが惜しい。
西から北西にかけては荒尾・大牟田の市街地)

帰路は往路のトレースで60分で駐車場へ。山本では90分とあります。特段走った
りしたわけではありません。改訂必要かと。

標高差250メートル、水平距離4キロ強で往復140分に物足りない思いがありました
ので、夕刻、南麓の斜面に開設されている蛇ヶ谷公園内をぐるぐる歩き回っていま
した。


(公園内最高地点の展望台から南に、金峰山に連なる二ノ岳・三ノ岳が見えまし
た。右側(西側)がニノ岳、左側(東側)が三ノ岳。近々登ろうかと思います)



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