地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

来年は少しばかり何か楽器を習得したいものだと

2006年12月31日 23時09分19秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


穏やかな暖かい大晦日でした。昼前まで惰眠を貪り、午後、のこのこと「ゆめタウン」
へ。2階の紀伊国屋書店で面白そうな本を3冊買い、隣の楽器屋で色々と楽器を見て
いました。

この歳になるまで、満足に楽器を扱えずにいます。

四十台も半ばを過ぎた今からでは明らかに遅すぎるだろう、とは思いますが、楽器
演奏の習得でも始めようかと思い立ちました。実は5年ぐらい前からやってみたい
と思っている楽器があるにはあったのですが。

何をやろうとしているのか、は今は書きません。半分方以上の確率で挫折するのは目
に見えていますので。

長休みのこんな時でもなければ、こんなことも考えつかなかったと思います。

やはり、時々は大休止も必要です。



今年の締め。

今年も色々な出来事がありましたが、とりあえず締めくくりの日を迎えることができ
ました。昨年の大晦日に、「穏やかな一年となる様に」と望みました。一年後の今日
も全く同じ心持でおります。

このブログをお読み下さる皆様に、当社と従業員とその家族に、僕の家族に、来年も
穏便で穏やかな日々が来る様、切に祈っています。

今年一年、ありがとうございました。

来年も宜しくお願い申し上げます。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
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    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
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    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工はじめました。
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2006年12月30日の出来事

2006年12月30日 17時12分43秒 | 時事ネタ


12月30日の我らをとりまくニュースとは。

1979年以来、2003年のイラク戦争までイラクの独裁者であったフセイン元
大統領が、本日、死刑執行されたとのこと。フセイン元大統領の出身エスニックは
スンニー派です。現在も頻繁に発生しているスンニー派が原因である処のテロは、
さらに活発化してしまうことだろう、と予想します。すでに、イラクという国は、
分裂の途上にあり、南部のシーア派国家・中部のスンニー派国家・北部のクルド族
国家に3分裂するのではないか、とさえ思えます。米国でさえ抑えが利かない無秩
序、誰が抑えこめるのか。

ソマリアで、隣国エチオピアのバックアップを受けた傀儡暫定政府軍が、エチオピア
軍とともに、首都モガディシオを制圧。首都に居座っていたイスラム原理主義勢力は
南部へ離脱しました。エチオピアはアフリカでは珍しいキリスト教徒が国民の多数を
占める国。ここでも宗教戦争の種が蒔かれました。

乾燥地域で発生した一神教ってのは、どうしてこう...


外貨獲得を目的として、北朝鮮の金正日政権が米国などによる金融制裁の影響を和ら
げ、外貨を獲得するため、ロンドン金市場での金塊売却を計画しているとの報道。あ
ちこちの国の紙幣偽造だけでは足りぬ外貨を都合つけるために、さらにどこから引っ
張り出したのかその金塊。あの国の一般民衆の困窮ぶりを見聞きするにつけ、極まっ
た矛盾がいつ爆発するのか、とても対岸の火事ではないとの思いが。

26日に台湾南部で起きた大規模な地震で海底ケーブルが損傷したため、日本や韓国、
中国、台湾、香港から東南アジアにかけての広い地域で、国際電話がつながらなかっ
たり、インターネット接続に障害が出るなどアジア各地のビジネスに影響が及んだ、
とのこと。異なった政治体制・異なった価値観・異なった言語を持った我々ですが、
ひとたび天災が発生すると、一様に被害を受けてしまう、この近隣ぶり。これこそ、
一衣帯水と言わずして何と言うのか。

トルクメニスタンで21年間にわたり独裁者として君臨し、21日に急死したニヤゾ
フ大統領の葬儀が営まれました。反露独裁体制を敷いていたニヤゾフ大統領の後継を
選定する大統領選挙を来年2月11日に実施することを同国国民評議会が決定したと
のことですが、後継者がニヤゾフ氏と同じ道を行くのか、反露方針を変更するのか、
独裁で押さえつけていた人権をどの程度回復させるのか、とにかくニュースが入って
来にくい国ですので、全く見当のつかないまま。


こんな感じで、今年も暮れていきます。去年とどんな差があったのか、来年の12月
30日は、今日よりより良い日なのか、わかりません。

10年前の12月30日よりは、かなりましになったはずだし、100年前の12月
30日よりは、間違いなく良い日になった、そう思いたいです。


そうでも思わなきゃやってられない、そう言った心持になることもしばしばあります。


今年のいやなことを、日本人の得意とする「水に流してしまう」為に、今から今年最
後の忘年会に出かけてきます。



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「ドップラー遷移法」と「トランジット法」

2006年12月29日 19時27分28秒 | 大気圏外ネタ
フランス国立宇宙研究センター(CNES)は27日、カザフスタンにある
ロシアのバイコヌール宇宙基地から、「第2の地球」ともいえる太陽系外の
惑星を探す探査機「コロー」を打ち上げました。

【ワシントン27日共同】

太陽以外の恒星を回る惑星は、1995年にスイスのチームが発見して以来、
約200個が見つかっていますが、そのほとんどは木星の様な重いガス惑星
で、固体惑星である地球にいるような生物は生存できません。コローは地球
の大きさの数倍までの固体惑星の発見をできる能力の観測装置を持ち、生物
存在の可能性が高い岩石の地表を持つ地球状小型惑星の発見を目指します。

協力している欧州宇宙機関によると、コローは地球の周囲を回りながら、口
径30センチの光学望遠鏡を使って約2年半の間に12万個以上の恒星を探
索。惑星が恒星の前を通過する際に、恒星からの光がわずかに暗くなる現象
を検知して惑星発見に努めることになります。


(欧州宇宙機関提供の「コロー」活動想像図。「コロー」が未知の惑星を発見
・観測している図なのでしょうが、どうも変です。何十・何百光年も離れた恒
星とその惑星がこんなに近くに見えているわけ無いやん。画描いた人、ホント
に意味分かってるのかな~)


これまでに発見された太陽以外の恒星を回る惑星(系外惑星)のほとんどは、
「ドップラー偏移」を利用して間接的に発見されたものです。惑星がその周囲
をまわっていると、恒星は微妙にふらつきます。それは惑星と恒星は、その重
心を中心にお互いにまわっているからです。恒星の方が圧倒的に重いので、恒
星はほんのわずかしかふらつきませんが、惑星の公転と同じ周期で運動します。
同様なことが、ハンマー投げの選手とおもりの旋回の際にも発生していますの
で、室伏選手の投擲の際の回転シーンをイメージすればよいと思います。


(惑星は恒星の周りを廻るのではなく、共通重心の周りを廻るのです。恒星にも
同じことが言えます)

太陽は、木星の影響で、半径 0.005天文単位の円を約12年 (木星の公転周期)
でまわっています。速さは 秒速13メートル程度。このような恒星のふらつきに
よって、恒星からの光は「ドップラー偏移」をひきおこします。動いているもの
から発せられる音、例えば救急車のサイレンは、近づくときには高くなり(波長
が短くなる)、遠ざかるときには低くなります(波長が長くなる)。
恒星から出る光にもサイレンの音と同様の習性があるのです。

つまり、惑星がまわっていると、恒星からの光の波長は周期的に長くなったり
短くなったりするということが言えるわけで、この周期変動を観測することに
よって惑星を間接的に発見することができる様になりました。周期の長さから
惑星の軌道半径(中心の恒星からの距離) がわかり、その軌道半径と変動の
振幅から惑星の質量の最小値がわかるのです。真の値は視線方向と惑星軌道面
がなす角が決まらないとわかりませんが。


(観測している恒星が近づいてくる時はその波長は短くなり、遠ざかる時は長く
なります)

重い惑星、軌道半径の短い惑星ほど、恒星のふれ速度は大きくなります。つまり、
恒星のすぐ近くを高速で回転する木星型の大質量惑星、いわゆる「ホット・
ジュピター」は発見しやすいのです。反面、軌道半径の大きな惑星 (例えば
太陽系の土星や天王星、海王星などの長い公転周期を持つもの)や、軽い惑星
(例えば地球型惑星)は、存在していたとしても現時点の観測装置の精度では
検出できません。


ドップラー偏移法とは別の系外惑星の発見方法の中で有力なものに、トランジッ
ト法と呼ばれるものがあります。

惑星の軌道面が、われわれから見て ちょうど真横になっている場合には、惑
星が ときどき恒星の前を横切って我々の視線にとっては影を作ることになり
ます。そのとき、観測している恒星は、みかけ上、一時的に減光することにな
ります。この恒星面通過(トランジット)による減光で惑星を検出する方法を
「トランジット法」と呼んでいるのです。


(「ドップラー遷移法」と「トランジット法」の関連説明図)

系外惑星新発見の方法としてのトランジット法の利点は、ドップラー偏移法に
比べて、遥か遠方の恒星の惑星も発見できることです。恒星の光の精密なドッ
プラー偏移観測を行なうためには、明るい恒星、つまり近い恒星でなければ
なりません。つまり、ドップラー偏移法で発見できる惑星は比較的近いものに
限られるわけです。一方、トランジット法は単に周期的な減光がわかればいい
ので、遠く暗い恒星が持つ惑星も発見できます。

ただ問題は、惑星軌道面が視線方向にほぼ一致している必要があるため、惑星
があっても恒星面通過が起こる確率が小さいということです。恒星の直径をD、
惑星軌道半径をRとすると、軌道として恒星面通過が起こる確率はD/πRで、恒
星面通過が実際に起こっている瞬間に当たる確率はさらにD/2πR程度。太陽の
ような恒星でR=0.05天文単位のホット・ジュピターが あった場合では、D/πR
は1/15程度なので、観測したときに恒星面通過にうまく当たる確率は 数百分
の1になります。軌道半径Rが大きな惑星では確率はもっと下がります。
(例えば、R=5天文単位の 木星だと 数百万分の1)。このため、惑星新発見の
ためには、銀河中心や 星団などの方向を狙って、十万から百万個 というよう
な 非常に多くの恒星を 継続的に 観測し続ける ということがなされています。
これまでに恒星面通過かも知れないという減光は 数十以上の恒星で観測され、
そのうちのOGLE-TR-56の減光はまず間違いなく、惑星によるものだとされてい
ます。

今回打ち上げられたフランスの「コロー」や、近々に打ち上げが予定されてい
る米国の人工衛星「ケプラー」は、それら惑星トランジット観測専用宇宙望遠
鏡を搭載しているわけです。

一方、トランジット法は系外惑星新発見の方法としてだけでなく、すでにドップ
ラー偏移法で見つかっている系外惑星のデーター補強にも極めて重要です。
HD209458という7.6等級の恒星には、ドップラー偏移法によって、軌道半径0.045
天文単位のホット・ジュピターが発見されたのですが、トランジット法によって
も 惑星の存在が確認されました。ドップラー偏移法とトランジット法という、
全く異なる方法で確認されたことにより、惑星の存在は 100%揺るぎないものに
なったという意義も大きいですが、ことはそれだけではありません。

恒星面通過が 観測されたことによって、惑星軌道面の向きが精密に計測され、
惑星質量を高い精度で求めることができ、さらにそのことから惑星の密度も計算
できます。減光率は恒星と惑星の断面積の比に他なりません。恒星の半径はその
恒星スペクトルから推定できるので、結果として惑星の断面積も求めることが
できます。芋づる式に、その質量と断面積から惑星密度がわかります。これは
惑星の組成に対して、非常に重要な情報となります。さらに、惑星が恒星面通
過中、恒星の光の一部は 惑星の大気を通過してくるので、恒星面通過中とそれ
以外のときのスペクトルを比べることにより、惑星大気の情報を引き出せすこと
もできる様になります。

これら観測データから、惑星大気のナトリウムの量が推定されたり、惑星から
吹き出しているガスが 検出できたとする報告もあります。

このように既知の系外惑星についても、トランジット法が成功すると、ドップラー
偏移法だけの場合に比べて、惑星に関する桁違いに多くの情報を得られます。と
ころが、トランジット法による追試が成功したのは、まだ HD209458 のたった一
例に過ぎません。


ここまで、データ説明部分は、【 星ナビ.com 『系外惑星を探れ』】より


という局面で、さらに多くのトランジット法での系外惑星観測を行なうべく、
今回「コロー」が打ち上げられました。


今後、「コロー」により多くの系外惑星データが積みあがっていくことを期待
したい処です。


でも何故「コロー」と名付けられたのか、謎。バルビゾン派の画家の名なのに。



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コソボも分離独立とな

2006年12月29日 17時22分06秒 | 時事ネタ


昨日の毎日新聞6面(国際面)に「コソボ独立決着秒読み」との見出しがあり
ました。

コソボとは、バルカン半島の中ほど、旧ユーゴスラビアのセルビア南部にある
アルバニア系住民の多く住む「コソボ自治州」のことです。

イスラム教徒であるアルバニア系住民が人口約200万人の9割多数を占める
コソボ自治州では、この自治州内においては少数派であるセルビア系住民
(キリスト教セルビア正教)との民族・宗教対立が続いてきました。

コソボ自治州を領内においている旧ユーゴスラビア→セルビア・モンテネグロ
政府は、コソボをセルビア人の心の故郷と位置づけてその独立に反対し、89
年以来ずっと大統領であったミロシェビッチによって自治権を制限する動きを
強化しましたが、これに反発したアルバニア系住民が武装闘争を開始し、98
~99年にはコソボ紛争が発生しました。

NATOの介入により、セルビア軍のコソボ地域からの撤退に合意がなされ、
紛争は終結しましたが、以来、国連コソボ暫定統治機構(UNMIK)が統治
し、約1万7000人のNATO軍が、現在もなお治安維持に当たっています。

そうした中、国連は来年1月にもコソボ独立を容認する最終報告書を提示する
見通しで、コソボ紛争以来7年以上に及んだ独立問題に決着が図られる可能性
が高いと見られています。

報告書の提出後は、●3月にも国連安保理がコソボ問題を審議 ●安保理が新
たな決議を採択 ●コソボが独立を宣言し、欧米諸国が承認、というのが大筋
のシナリオ。早ければ来春、遅くとも来年中に決着する見通しとのこと。

来年のかなり早い時期にコソボ国家が誕生することになります。

ただ、この新生国家、明らかに前途多難でして、イスラム教徒であるアルバニ
ア系住民が大多数を占めることから、いずれ、西隣のアルバニアへの吸収合併
か、少なくとも国家連合が唱えられることでしょうし、そうなると、元々はこ
ちらのものだったと反発するセルビアとの間で、またまた紛争が発生する可能
性も否定できません。

いわゆるバルカン半島的混沌、解消への過程はまだ遥かに道長いものと思われ
ます。



それにしても、昨年6月に「セルビア・モンテネグロ」国家連合が解体し、旧
ユーゴスラビアを構成していた「スロベニア」「クロアチア」「ボスニア・
ヘルツェゴビナ」「セルビア」「モンテネグロ」「マケドニア」の各共和国が
完全にバラバラになってからまだ1年にもなっていません。

この地域では、明らかに民族間・宗派宗教間の反発や遠心力的エネルギーが高
まっているものと思われます。

「ボスニア・ヘルツェゴビナ」での内戦が沈静化したと思えば、次は「モンテ
ネグロ」の独立、その記憶がまだ鮮明なうちに、「コソボ」も独立。

西ヨーロッパでは猫も杓子もEU統合へと動いていると言うのに、バルカン半
島ではエスニック集団単位での細かい民族国家乱立。

バルカン半島が安定した秩序ある地域となるには、いま少し(と言うかかなり)
時間がかかるものと思われます。


(旧ユーゴスラビアの中心国家としての自負やプライドがズタズタになった
セルビア人たち。内心忸怩たる部分、想像に難くありません)

これで、セルビア国内に残った異質文化地域は、ハンガリー系住民が多く住む
北部の「ヴォイヴォディナ」自治州のみとなります。

こちらの自治州は住民の生活水準が比較的高く、秩序も安定しているとのこと、
そうそう独立運動が活発化することは無いと思われますが、無茶な独裁者がセ
ルビアに再度出現して、「ヴォイヴォディナ」を弾圧してみたりすると、状況
は一気に流動化してくる様な気もします。

そうなった場合、「ヴォイヴォディナ」自治州に多く住むハンガリー系住民の
母国、北隣の「ハンガリー」が物申してくるでしょうし、ハンガリーの発言す
る機会が増えると、セルビア同様ハンガリー系住民を多数抱える東隣のルーマ
ニアがそれを牽制する側に廻り、敵の敵は味方連合で、ルーマニアとセルビア
が呉越同舟を気取ることになるのかもしれません。


(バルカン半島一体は、政体と文化と民族と宗教とが分断し難く重層化してお
り、本来、国境線がもっとも引きにくい地域なのです。大きな枠組みの中で
緩やかに混ざり合った、「文化・民族のサラダボール」国家連合を目指すべき
ではないかと考えます)



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仕事納め

2006年12月28日 16時52分32秒 | 今日の東洋硬化


今シーズンは、なかなか雪を見ることができませんでしたが、今日はチラつ
き始めました。

四国行きトラックと大分から北九州廻りでこちらへ来るトラック、熊本から
帰ってくるトラック、と今年の営業最終日ですが、あちこちで営業担当者達
が運転業務しています。四国へ行ったトラックの帰り道が、道程的にも積雪
タイミング的にも一番大変です。年末最後の仕事、無事に終らせて帰って来
てもらいたいものです。


僕自身、明日朝早くから奈良県の新規得意先への納品の為に、山陽道をひた
すら東へ走っていかねばならなかったのですが、その仕事、工程の前倒しが
上手くいきまして、作業終了が昨日の関西行き最終定期便の締切時刻に滑り
込みセーフとなりました。

罰ゲーム的に関西へ納品に行かねばならない事態を回避でき、ほっとして
います。


もう暫くで、仕事納めなのですが、結局、クロムめっき施工が間に合わなかっ
た仕事が3系統発生しましたので、今夜も作業を継続し、明朝8時まで実業
務は終りません。

明日は10時から12時まで、点検の為に、全社の電気を落としますので、
その時刻が本当の意味での仕事納めです。


という流れの中、クロムめっき部門スタッフには大変恐縮なのですが、今夜
20時から営業部門・イオンプレーティング部門・機械加工部門合同忘年会
兼新人歓迎会が催され、僕も出席してきます。

この宴会の出席予定者は35名になるとのこと、全社の半数を超えるほどの
規模となります。

部門別忘年会は12月初めにバフ研磨部門が倹しく行なっただけで、どうも
今年は、一番大所帯のクロムめっき部門は開催しないみたいです。

社内各部門別忘年会は、今日が最後。僕が予定している宴会ごととしては、
30日にもう1つありまして、それが正真正銘のラストです。


とにもかくにも何とか仕事納めの日にまでたどり着きましたが、今年ほどめま
ぐるしくバタバタした年末はありませんでした。



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来年目論んでいる「CRAFT」月例会講演の内容が一気に具体化

2006年12月27日 21時12分18秒 | イベントネタ
夕方、福岡市内の機械商社、「㈱森野」さんのS部長がお見えになりました。

S部長は、僕の高校時の同級生でして、当社にお見えの際には、いつも懐かし
い話で盛り上がることしきりです。

今日は、年末のご挨拶にお出でになったのですが、いつもとは違う方向に話が
盛り上がり、「CRAFT」の活動、中でも、大連研修会や、来年目論んでい
る「同業種異地域交流」についてかなり長い時間話し込みました。

毎月開かれるCRAFT月例会にて、当会内外の専門家が講師となって極くタ
イトでタイムリーなテーマを論題にしたレクチャーを行なっていきたいと申し
た処、「㈱森野」から工具メーカー各社に声を掛けて、特殊鋼・非鉄金属・樹
脂などの難削材切削に際しての切削事例紹介や切削条件・切削工具選定などに
ついての講習会を催すことができる旨、お申し出をいただきました。

単独のユーザーが、工具メーカーに切削をテーマとした講習会開催を申し入れ
ても、受講員数が最低15名ぐらいを上回ってこないと中々開催しづらいらし
いものなんだそうです。

当「CRAFT」ならばそのラインを上回ることが可能だろうから、大阪や富山
の工具メーカーから専門分野の講師を呼べるとのこと。


さらに、当会が切削加工を生業としている事業者ばかりではないことも慮って
いただき、「溶接棒」や「ベアリング」の講習会も別途開催できる可能性が
高いこと、ご提案下さいました。

あまりにも真面目1本に、講習講習し過ぎるのもどうかと思いますが、設立半
年足らず、業務内容が隣り合った製造業者たちが、刺激しあい勉強することを
目的として結成した「CRAFT」です。ここは、せっかくのお申し出を無駄
にするわけにはまいりません。

月例会時の講演なり、特別の講習会なり、春以降に各種の勉強会を催していき
たいと思っています。



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巨大なファン、バランシング、大緊急

2006年12月27日 20時35分37秒 | バランシングネタ
大分営業所のM君が、大緊急の巨大ファンを持って走ってきました。

急ぎバランシング仕事です。

トラックから降ろすや否や、すぐに釣合試験機に載せにかかります。


(ここまで大きなファンのバランシング事例はさすがに少ないです)


(測定限界直径に近いサイズ)


(軸支持2点の外側に重心がありますので、許容残留不釣合値の計算が、通常
のロール類とは少々異なります)

今現在も釣合せ作業しています。

明朝、大分からお客様が引き取りにお出でになりますので、何としても今夜
のうちに測定・釣合せ・データ確定までしておかねばなりません。

正月直前は何かと気ぜわしいことこの上ありませんが、その中でもこの案件
のタイトなことと言ったら、横綱級です。

後、数日間、ヘロヘロになりながら正月休みに転げ込むことになります。



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平成18年度第2四半期 めっき業界景況調査

2006年12月27日 20時15分24秒 | 業界ネタ
『 全鍍連 Federation of Electro Plating Industry Association, Japan
2006年12月号 No.415 』誌に掲載された表面処理業界全体の景況調査結果を、
下に転載しました。


     平成18年度第2四半期 めっき業界景況調査
  
売上高はやや改善しながらも、原材料仕入単価の高騰が続き、
収益は悪化


 全鍍連(全国鍍金工業組合連合会)近代化推進委員会は、各工業組合並びに
めっき事業所の協力を得て、平成18年7月~9月期日のアンケート調査により、
景況調査をまとめました。
 項目別調査結果は表1~表2の通りで、項目別調査結果は次の通りとなりま
した。


  調査結果の概要  

●今期(平成18年7月~9月期:前年同期比)の景況は、売上高等は「緩
 やかながらも改善」する結果となった。
●原材料仕入単価は、「上昇」超となった。原材料に加え、輸送費・容器等
 すべてが値上がりしており、厳しい状況が続いている状況となった。
●収益等はやや悪化した。しかし、売上単価に比べ、原材料仕入単価が相対
 的に高まっており、企業の雇用不足や借入金利の上昇等も伴い、採算の悪
 化幅は拡大している。
●設備投資計画は、一進一退であるが、当面は堅調な動きが予測される。
●業況判断や景況感においては改善の足取りは重く、先行きは慎重な見方を
 する企業が多い。

※DIとは、ディフュージョン・インデックス(Diffusion Index)の略で、「増加」・「好転」
 したなどとする企業割合から、「減少」・「悪化」したなどとする企業割合を差し
 引いた値である。


  調査結果 
 
1.売上の動向
 (1)売上高
   《 DI指数=増加-減少 》
    売上高が「増加」したと回答した事業所は47%となり、前回調査よ
   り1%減少した。「不変」は36%となり、前回調査より9パーセント
   増加した。「減少」したと回答した事業所は17%となり、前回調査よ
   り8%減少した。
    DI指数は△30となり、前回調査△23より7ポイント改善した。
 (2)受注量
   《 DI指数=増加-減少 》
    受注量が「増加」したと回答した事業所は43%となり、前回調査よ
   り1%減少した。「不変」は40%となり、前回調査より7%増加した。
   「減少」したと回答した事業所は17%となり、前回調査より6%減少
   した。DI指数は△26となり、前回調査△21より5ポイント改善し
   た。

~ 売上は改善、しかし業況は慎重な見方を示す ~

●売上高・受注量ともに、「緩やかなながらも改善」する結果となった。全体
 的な中小企業の業況は、めっき業界と同じ傾向で、各政府系金融機関の調査
 でも明らかとなっている。財務省の財務局長会議においても、全体として
 「緩やかな回復が続いている」と総括され、各地域における景気回復の動き
 は着実なものとなっている。しかし、地域経済の差は鮮明にみられ、北海道
 で「横ばい」、当会で「高水準にあり増勢を強めている」、近畿で「増加し
 ている」、関東で「堅調に推移」とされ、他の地域でも「高水準」、「緩や
 かな上昇」等となっている。
●業況判断または業況感等の意見は、依然として改善の足取りは重い。その要
 因には、受注価格と比較して、原材料等の仕入単価DIが相対的に高まって
 おり、採算が悪化していること。また、原材料価格の上昇分が、販売価格に
 転嫁しづらい状況等があげられる。

 以上のことから、米国景気の先行きに対する不透明感等も踏まえ、先行きに
ついては慎重な見方を示す企業が多い。地域及び業種間・企業間における二極
化の進展も相まって、総合的な業況は、一服感があると判断される。

2.価格の動向
 (1)受注価格
   《 DI指数=上昇-低下 》
    受注価格が「上昇」したと回答した事業所は18%となり、前回調査
   より3%増加した。「不変」は65%となり、前回調査より4%減少し
   た。「低下」したとの回答は17%となり、前回調査より1%増加した。
   DI指数は△1となり、前回調査の▲1より2ポイント改善した。
 (2)金属仕入価格
   《 DI指数=低下-上昇 》
    金属仕入価格が「低下」したと回答した事業所は0%となった。「不
   変」は7%となり、前回調査より2%減少した。「上昇」したと回答し
   た事業所は93%となり、前回調査より2%増加した。
    DI指数は▲93となり、前回調査▲91より2ポイント価格上昇傾
   向は強まった。
 (3)薬品仕入価格
   《 DI指数=低下-上昇 》
   DI指数は▲90となり、前回調査より8ポイント価格上昇傾向は強まっ
   た。

~ 材料費全てが値上げし、当面も厳しい状況が予測 ~
●原材料仕入単価は、めっき企業以外の全産業でも「上昇」超となっており、
 材料費に加え、輸送費・容器等すべてのものが値上げし、厳しい状況が続
 いている。
●非鉄金属市況は、九月時点ではボックス圏で推移しているが、下落(材料
 価格の低下)する状況ではない。米国を中心とした世界景気の減速観測が
 あるものの、在庫水準の低迷や供給障害等の材料が価格を押し上げる傾向
 が続いている。その要因には、中国の需要拡大観測が根強いこと。特に、
 中国経済のインフラ投資をはじめ、多国籍企業による設備投資が続いてお
 り、こうした中で、景気過熱を避けるべく政府による引き締め政策が採ら
 れながらも、高成長が続いていることが背景にある。
●めっき材料では、ニッケルは八月中旬に最高値をつけた後、高値圏での推
 移が続いている。当面、在庫水準の低迷が解消しないこと及び間接的にス
 テンレス鋼の値上げが浸透している材料から、先高感は拭えない状況にあ
 る。亜鉛は、今年五月上旬の最高値から六月下旬にかけて大幅に下落した
 が、七月以降は底堅く推移している。亜鉛価格の見通しは、めっき向けの
 需要が多いこと等から、当面は底堅い推移が予測される。非鉄市況は、世
 界景気の動向を若干先取りして動く傾向があるので、来年にかけて高騰に
 転じてくる可能性が強い。従って、金属材料価格は一進一退にあるものの、
 全体の市況は底堅いと予測される。



3.収益状況/資金繰り
 (1)収益状況
   《 DI指数=好転-悪化 》
    収益状況が「好転」したと回答した事業所は16%となり、前回調査
   より1%減少した。「不変」と回答したのは46%となり、前回調査よ
   り3%減少した。「悪化」したと回答した事業所は38%となり、前回
   調査より4%増加した。
    DI指数は▲22となり、前回調査▲17より5ポイント悪化した。
 (2)資金繰り
   《 DI指数=好転-悪化 》
    資金繰りが「好転」したと回答した事業所は9%となり、前回調査と
   同じとなった。「不変」並びに「悪化」したと回答した事業所も、前回
   調査と同じ結果となり、DI指数は▲11となった。

4.従業員数
   《 DI指数=増加-減少 》
    DI指数は△11となり、前回調査より3ポイント減少した。

~ 昨年同期比より、採算は悪化傾向に ~
●その要因には、受注価格と仕入価格DIの差が前年同期比より大幅に拡大
 しており、販売価格への転嫁が進んでいない状況が裏付けられる。
●その他に収益が悪化した要因には、借入金利が昨年から「上昇」超基調に
 あること。雇用の過不足感を示す雇用状況が半年前と比べて上昇している。
 従業員DIに示した通り、受注量の回復に伴う生産増によって、企業の雇
 用不足感は高まっている。
●今年八月に公表された消費者物価基準改定以降、日銀による年内利上げの
 可能性が低下したとの見方が広がっているが、設備投資の伸び率が顕著と
 なった場合、改めて利上げ観測・金利先高感が再燃する可能性がある。 
  こうした影響等によって、採算の悪化幅は拡大すると予測される。

5.設備投資計画
   《 DI指数=有る-無し 》
    設備投資計画が「有る」と回答した事業所は43%となり、「無し」
   は57%となった。
    DI指数は▲14となり、前回調査の▲12より2ポイント投資計画
   は下回った。

~ 設備投資計画は一進一退であるが、堅調な推移 ~
 投資計画は、「景気の先行き不透明」や足下の「企業収益の悪化」によって
左右され、変動しやすい。設備投資計画がある企業は、
 ①高付加価値分野への「選択と集中」
 ②新事業開拓・研究開発投資の積極化等
このように、「攻めの経営」へ転じたことを具現化する考えが根強く、潜在的
な設備投資需要は旺盛であると考えられる。大企業に比べれば中小企業の設備
投資は出遅れ感があるが、当面は堅調な推移が予想される。また、企業の保有
する設備が一五年ぶりに若返ったことが内閣府の統計でも明らかになっている。


                                        【 了 】



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新廃水処理設備(現状名無し)の試運転をしています

2006年12月27日 11時10分23秒 | 今日の東洋硬化


9時30分過ぎから新廃水処理設備の試運転を行なっています。


(愛知県の処理機材メーカーさんから試運転と稼動支援の為にスタッフ3名
がお出でになり、作業していただいています)

これが本格稼動しますと、現行設備では1日仕事だった廃水処理作業での
拘束時間が2時間程度となり、その分生産作業に関われますので、大きな
意味で言うならば、生産性の向上に寄与することができることになります。


(試運転作業を確認しているのは、廃水処理責任者、筑後在住のU君と
三潴在住のT君)



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三洋電機には欧州の太陽電池市場を、是が非でも攻略してもらいたいと

2006年12月26日 16時39分25秒 | 時事ネタ


今朝の日刊工業新聞に、三洋電機が太陽電池を欧州で増産する、との記事が
載っていました。

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三洋電、欧州で太陽電池増産

 三洋電機は太陽電池を欧州で増産する。欧州市場向け生産拠点のハンガリー
工場(ドログ市)に数十億円を投じ、07年秋に生産能力を現状の55メガワッ
ト(メガは100万)から2倍以上に拡大する。生産能力を順次高め、08年
度中にも3倍の165メガワットに引き上げるとみられる。欧州各国で電力会
社が太陽光発電の電力を高く買い取る制度が始まり、売電目的の需要が急増し
ているのに対応する。欧州攻略を経営再建の柱に位置づける。
 ハンガリー工場の敷地内に新たに建屋を建設し、設備を導入する方針で、07
年後半にも新ラインを稼働させる。新ラインを立ち上げた後、新棟内に第2ラ
インを整備するとみられる。三洋はすでに欧州の生産増強を表明しているが、
当初の見込み以上に需要拡大しているため、さらに生産拡大が必要と判断した。
 ハンガリー工場は光電変換するデバイス(セル)にフレームや電極などを取
り付け、最終製品に仕上げる工程を受け持つ。07年後半までに基幹部品のセ
ルの生産能力を現状の約1・5倍に高める計画で、基幹部品の増量に合わせて
組立工程も増強する。欧州市場の伸びはドイツがけん引していたが、ここにき
てイタリア、スペイン、ギリシャなどで補助制度が始まり、需要が急伸してい
る。
 欧州と並行して国内でも組み立て能力を拡充する。白物家電を生産していた
滋賀工場に組み立て生産設備を導入する方向で検討している。
 三洋は太陽電池を経営再建を担う中核事業に位置づけている。ビル向け空調
設備など業務用機器の拡販などと合わせ、欧州市場の売り上げ拡大を目指す。

日刊工業新聞HPから

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何故、三洋電機の記事をアップしたかと言うと、実は、この会社の株を少々買っ
ているからなのです。

この春、300円やや上回っていた所で、「底値だっ!、今が買い時!」と思い
立ち買い求めました。

で、今日現在で、1株150円。

何と半額になってしまいまして、キャピタルゲインで大儲けなど夢のまた夢。

このところ、ずっと低迷しているこの会社の株価ですが、太陽電池市場の拡大に
伴い、もうそろそろ業績も回復してくるものと(春先には)思っていましたが、
さらに低迷傾向にありまして、自分のシロートぶりが悲しいです。

長期的には三洋電機は、これから大幅に拡大していく太陽電池市場でシェア拡大
していくものと思われますし、ロングスパンでアバウトな見込みは間違っていな
いと、今でも自分に堅く言い聞かせていますが、数ヶ月単位での、相場の潮目を
読めないこと甚だしく、情けない思いをしております。

記事にもある様に、売電目的の需要が急増している欧州の太陽電池市場攻略を果
たし、経営再建を成し遂げてもらいたいものです。

経営内容が芳しくなく株価低迷している場面で、敢えて株購入にトライし、見事
に裏目に出ているトレーダーからの報告でした。

どの時点で潮目が変化するのかなんてとても読めたものではありませんが、長い
目で見た場合、この会社の株は「買い」だと思うんですが~。

長期低迷していても、ポシャらずにいずれ反転してくれるものと、切実に実利の
点からも期待しないわけにはいかなくなってしまいました。



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コルモノイ硬質肉盛済SUS304材への全面硬質クロムめっき品が入ってきました

2006年12月25日 16時12分26秒 | 今日の東洋硬化
年末なので、と言うわけではないとは思いますが、SUS304材上にコルモ
ノイ硬質肉盛施工、全面硬質クロムめっき必要品が大量に入荷してきました。

ただでさえ、大量の硬質クロムめっき品を各方面からお受けしている中、硬質
肉盛材系の、前処理が極くややこしい品を結構な数量、処理することになり、
どうなることやら、と思っておりましたが、とりあえず、ぼちぼち無難に厚付
硬質クロムめっき工程を進んでいます。

年が明ければ少し余裕ができ、難処理物への対応も、もう少し柔軟に取り組め
るのですが、窒息寸前まで業務を詰め込んだこの年末は、正直しんどいです。



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年末追い込み作業の中、受注量・業務可能量等のバランスについて考えた

2006年12月25日 15時45分35秒 | 今日の東洋硬化


今年も後数日。年末へ向けて作業を追い込んでいます。


(鏡面円筒研削を終えて、梱包直前状態のロール。見ているのは城島在住のT君)


(1人で2台のCNC円筒研削盤を使い、大車輪で作業している黒木在住のI-M君)


(硬質クロムめっきを厚付した、直径500mmを超える大きな中古ラム表面を
CNC円筒研削盤で仕上げ研削し始めた、大善寺在住の機械加工部門副長のI君)


(羽根が回転方向に直角に立った不思議なファンのアンバランス補正を今から
始めます。バランシング担当は小郡在住のM君(この写真には写っていませんが))

機械加工部門は、一昨日も昨日も休日返上で出社し、作業しています。

短納期品をさばく為には致しかたありませんが、休日出勤・深夜残業で作業を
していくと、原価水準がずんずんアップしていきますので、勢いに任せて仕事
していくわけにもいきません。

年間2000時間労働の枠内で業務を抑えつつ、利益水準を最大のものとして
いく為の、受注量・労働時間・業務可能量・現業員数なんかのバランスを取る
ことの難しさと言ったら、半端なものではありません。

受注した全ての業務を、チカラまかせに大残業でこなしていくのが許されるな
らば、ある種、お気楽なものです。

実際には、現業部門従業員の精神的疲労感や、労働基準監督署からの強烈な指
導を喰らう可能性や、それにも増して、まず第一に、長時間作業に伴う危険性
の上昇、を挙げねばなりませんし、諸々のリスクを背負うことになりますので、
残業時間の増大には、ものすごくナーバスにならざるを得ません。

営業活動の頻度を上げて、売上の拡大を図ることのみを是とできるならば、現
状に比してはるかに拡大基調の道を、ただただ突っ走っていけるのですが、そ
ればかりに価値を置いておけないのも、事実です。



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最古参の火星探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」ついに機能停止

2006年12月24日 17時48分44秒 | 大気圏外ネタ


現役最古参の火星探査体「マーズ・グローバル・サーベイヤー」の寿命がついに
尽きた様です。

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最古参の火星探査機が停止 9年観測、通信途切れる

 【ワシントン21日共同】米航空宇宙局(NASA)は21日、9年以上も
火星の上空で観測を続けていた無人探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」
との通信が途絶えて復旧は困難と発表、事実上の観測終了を宣言した。
 同機は1996年11月の打ち上げ。翌年から観測を始め、火星の表面や上
空で活動中の6機の探査機の中で最古参だった。当初2年の設計寿命を超え、
観測計画を4回延長、太古の川の存在を示す扇状地のような地形など、24万
枚以上の画像を地球に送信した。
 NASAの火星探査担当者は「期待を大きく上回った」とたたえた。
 同機からの通信は今月2日に途絶えた。太陽電池パネルを動かす装置が働か
なくなり、発電できなくなった可能性が高いという。
 今年3月に周回軌道に入った最新鋭の探査機「マーズ・リコネサンス・オー
ビター」で探したが、21日までに見つからなかった。

岐阜新聞:FLASH24 2006年(平成18年)12月24日 から

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(火星周辺ぐらいまでなら、動力源に太陽電池を使えますので、大変経済的)

火星までの内惑星探査ならば太陽電池、外惑星ならば原子力電池、というのが
定番。

近年、これら電力源の信頼性が高まったことで、数ある惑星探査体、当初計画
に数倍する実稼動年数が実現しています。

現在も火星表面を移動しつつ、健気に様々観測しているマーズ・エクスプロレー
ション・ローバー「スピリット」と「オポチュニティー」がまさにそれです。
太陽光発電システム技術の飛躍的進歩あってこその継続観測ですし、火星大気の
塵や砂がソラーパネルに降り積もり、火星表面に降り立ってからそれほど長くな
いうちに稼動停止となってしまうだろうと見込まれていたのが、「ゴースト」と
名づけられた火星表つむじ風の半定期的来襲のおかげでパネル上の砂塵がきれい
に振り払われ、現在も2台ともに健在なのもまた僥倖。


(火星表のつむじ風、いわゆる「ゴースト」です。一回肉眼で見てみたいもの
です)

「マーズ・グローバル・サーベイヤー」の寿命は尽きましたが、現在、幾つ
もの探査体が火星表面や周回軌道で観測を続けており、今後も興味深いデータ
を送ってきてくれるものと思います。


原子力発電といえば、太陽系外周部をさらに遠ざかりつつある「ボイジャー1号」
「ボイジャー2号」も、健在の様でして、飛行位置を知らせるビーコン的発信
を今だ行なっているらしいです。

ボイジャーと言えば、僕が高校生だった時分に打ち上げられた探査体で、今もっ
て宇宙空間を現役として飛行しているというのは、やはり「天文学的驚き」です。

「ボイジャー1号」はすでに150億㌔程度、地球から離れたとのことで、これ
は、地球⇔太陽間距離のほぼ100倍、太陽⇔冥王星間距離の2.5倍、という
ものすごい所を、独りポツンと飛んでいます。

「地球から最遠方に存在する人工物」のレコードを、今後「ボイジャー1号」
は、80~90年ほど保持し続けるものと思われます。いずれそのレコードを
破るのは、いつも記事にしている「ニューホライズンズ」でして、何せ、史上
最速のスピードで冥王星を目指していますので、9年で冥王星に到達した後も、
ほとんどスピードを落とさずに、太陽系外部に突っ走り続けることになります。

ただし、現在「ボイジャー1号」が到達した距離と同等にまで「ニューホライズ
ンズ」が到達するまで、まだ22年以上かかりますし、その頃には「ボイジャー
1号」は、さらに110億㌔以上もの遠くへ行ってしまっているし、で、なか
なかこの最遠方距離到達レースは終わりになりません。

いずれは「ニューホライズンズ」がニューレコードホルダーになるのは確実なん
ですが。

「地球から最遠方に存在する人工物」の肩書きが、「ボイジャー1号」から
「ニューホライズンズ」に移動したとの報道を、今、この記事を読んでいる方の
中で何人の方が、耳目に入れることができるのか。

僕はちょっと無理かと。僕の生存中は、このレコードはずっと「ボイジャー1号」
のものです。


もっとも、今後、現在の水素+ケロシンエンジンに較べ、桁違いに推進力の優れた
エンジンの出現は充分に見込めますので、今はまだ計画さえ存在していない新し
い探査体がニューホルダーになる可能性の方が高いかもしれません。

「ニューホライズンズ」だって5年ぐらい前までは、そんなのホントに打ち上
がるのかな~、と思われていたぐらいだし、あの小さな探査体の為に、強力な
「アトラスⅤロケット(史上最も多い5基の補助ブースターを使用)」で、最速
の初速(打ち上げ直後の速度は、歴代の探査機の中で最高速度である36000㌔
以上)を与えられるなんて、思いもつかなかったことだし。


(今年1月の「ニューホライズンズ」の打ち上げ。補助ブースターをたくさん
取り付けているのが見えます。小さな探査体たった1個の為に贅沢なことです)

「ボイジャー1号」の原子力電池が90年後まで持つとは、さすがに思えません
が、「ニューホライズンズ」の原子力電池は、ボイジャーのものより遥かに
高性能であることは否めませんので、いずれ、恐るべき遠距離からの情報発信を
してきてくれるものと思います。


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正月休みまであと少しなのですが

2006年12月23日 15時12分18秒 | 今日の東洋硬化
昼過ぎから仕事に出ています。硬質クロムめっき部門が3名・鏡面円筒研削
部門が2名出社し、業務にあたっていますので。

この2部門、あまりにも受注量が立て込み過ぎて、明日の日曜も出社、仕事
納めの28日以降も、29日30日と出社の憂き目となってしまうこと確実
です。

例えて言うならば、潜水競技中、既に息が苦しいのに、まだゴールまでの
距離がかなりあり、もがきつつ水中を泳ぎ続けている場面、とでも言います
か、とにかく、早く正月休みに突入してしまいたい気持ちで一杯です。

僕自身、27日の運送便締め切りに間に合いそうにない奈良県の新規受注品
を、作業完了するとともにトラックに積んで、29日の朝から高速道路の上
りを、延々と走らなくてはならなくなりました。

29日夕刻にお得意先の工場で荷を降ろした後、関西からの帰省ラッシュの渋
滞の中、チンタラ帰ってくることになります。久留米に戻ってくるのは、30
日の夕方かと思われ、休日2日間が丸々ブッつぶれることに。


いやはや、何とも。



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● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工はじめました。
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手前味噌ながら「CRAFT」の活動は、かなりアグレッシブで有効かと

2006年12月23日 14時33分38秒 | 業界ネタ


昨日18時30分から久留米市役所で、「中小製造業経営研究会 CRAFT」
の12月例会(テーマ:大連研修会報告)が開かれました。

11月の大連研修会に参加した5名が、事前に作成した文書を元に、一人
2~30分ずつ、発表担当企業についての報告を行ない、大連を中心とした
付近の製造業の現況をレポーティングしました。

以下、レポートの導入部分をコピーしてみます。(一部添削)

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    「CRAFT」大連研修会について 平成18年12月22日

                            
 平成18年11月23日から26日までの足掛け4日間、我が、「中小製造
業経営研究会 CRAFT」は、第1回海外研修会として、中国遼寧省南端に
位置する大連市を訪問し、現地に展開する日系製造業者・現地製造業者を見学
した。
 参加メンバーは、判田鉄工所、ウメダ、中島田鉄工所、田中特殊金型製作所、
東洋硬化の5社。さらに、現地企業見学の際のコーディネーター兼テクニカル
ターム通訳として、上海市在住のY-J氏の参加をチャーターした。
 見学した現地企業が比較的近接地に位置していたこと、Y-J氏が設定した
訪問順が地理的に理に適っていたこと、などが功を奏し、実質2日強の日程の
中、9社11事業所の見学を無難にこなすことができた。
 具体的には、到着した23日夕に、「岡部機械製造(大連)有限公司」を訪
問。
 翌24日は、日平トヤマの現地合弁法人である「YNC/億达日平機床有限
公司」を皮切りに、「大連山元機械製造有限公司」「大連経潔熱処理高新技術
研究所」の3社5事業所を見学。
 25日は、「大連興达圧鋳有限公司」「大連昌佑機械設備有限公司」「大連
三合盛機械設備製造有限公司」「大連豪芝表面処理有限公司」「大連精盈金属
表面処理有限公司」と5社5事業所を見学した。
 見学した事業所は、日系部品メーカー・日系機械メーカー・現地切削加工業者
・現地熱処理業者・現地非鉄鋳物&ダイキャスト業者・現地木工機械メーカー・
現地溶融鍍金業者・現地電気鍍金業者、と多岐に渡り、電子部品加工などの先
端製造業こそ無いとは言え、大連市という中国ではやや特殊な成り立ちの土地
が持つ、現時点での製造業界の有様を垣間見ることができた様に思う。
 今回の研修会にて、参加メンバーそれぞれが、現地大連の技術水準・自社と
の関連・国情の違いによる製造業者の成り立ちの差、現地に展開する日系企業
の奮闘ぶり、その他についての認識を向上させ得たものと思われる。
 本日はここに、参加メンバー5名が分担して訪問企業それぞれについて作成
した報告書を掲載した。次葉以降に添付しており、本日はこれらを元に、
「CRAFT」メンバーとオブザーバー諸氏に「大連研修会報告」としてレポー
トする。

       訪問企業名           主担当      副担当
 ① 岡部機械製造(大連)有限公司  東洋硬化    田中特殊金型
 ② YNC/億达日平機床有限公司  東洋硬化    中島田鉄工所
 ③ 大連山元機械製造有限公司    判田鉄工所  ウメダ 中島田鉄工所
 ④ 大連経潔熱処理高新技術研究所 田中特殊金型  判田鉄工所 東洋硬化
 ⑤ 大連興达圧鋳有限公司     中島田鉄工所   判田鉄工所
 ⑥ 大連昌佑機械設備有限公司    東洋硬化    中島田鉄工所
 ⑦ 大連三合盛機械設備製造有限公司  ウメダ  田中特殊金型 中島田鉄工所
 ⑧ 大連豪芝表面処理有限公司    東洋硬化      ウメダ
 ⑨ 大連精盈金属表面処理有限公司  東洋硬化      ウメダ

 当「中小製造業経営研究会 CRAFT」では、今回の大連研修会内容を元に、
さらにステップアップした海外研修会を企画していきたいと考えている。今回
は不参加だったメンバー各氏にも、ご理解いただき易く、より魅力的な海外研
修会とするべく、様々目論むことになると思われる。
 次葉からの個々企業レポートについて、さらには、研修会全体についての課
題や要望について、積極的にご意見・ご質問を頂戴したい。

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とまあ、こんな出だしで始まり、2時間強ほど様々報告していました。

いつもご参加くださっている中小企業診断士の濱田先生のご紹介で、今回、
鞍手町からゲスト参加なされた「ジェイプラテック」さんも含め、総勢14名
で、かの地の製造業と当方との関係など話し合っておりました。

ありがたいことに、当会の活動にご賛同いただいた「ジェイプラテック」さん、
1月から正会員としてご参加されることになりました。

メンバー1名増です。


月例会を閉め、21時過ぎから明善高南の「武将」で忘年会。ここから参加の
「睦美化成」さんも加わり、ワイワイ言ってました。

さらに、その後文化街の「ハニー」へ。日付が変わった2時過ぎに全て終了。

皆さん、お疲れ様でした。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
    または、TEL:0942-34-1387 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工はじめました。
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