暗い気持ちのままでは何も解決しないと、今日もネットで傷病鳥獣保護について調べてみたり、飼育してくれそうな人にお願いに行ってみたりしていました。でも誰もそう簡単に「うん」とは言えませんよね。やっぱりダメかと諦めたかけた夕方、昨日も相談に乗ってくれていた友人から電話が入り、「Yさんのところで、引き受けてくれるって!」と。そうかぁ、Yさんのことは全く頭に浮かびませんでした。移住当初からいろいろお世話になっている、ペンションのオーナーYさんなら安心です。野生動物の保護にも慣れているし、広い敷地の中にはあのコノハズクの飼育に適した場所もあるし…。早速電話をしてみました。「羽が折れてしまった鳥がどれだけ生きられるかはわからないけれど、命のある間は世話をしてあげないとね」とほんとうに快く引き受けてくれました。よかった、うれしくて涙が出そうでした。すぐに関わったみんなに知らせました。
あのコノハズクにとって、人に飼われることは本意じゃないかもしれないけど、新しい生き方に順応して、命ある限り元気に暮らしてほしいものです。
今思うと、私たちがやったのは捕まえただけ。あとは協力してくださった方たちの善意の結果です。いろいろな意味でとても勉強になりました。ありがとうございました。
写真はコノハズクとは関係ないけれど、冬の晴れ間は暖かな光が心にしみて、今の気持ちの象徴です。