ととはうす チバトンドゥ記

いろいろあるけど、石垣島でチバトンドゥ(頑張ってるさぁ)

見納め?

2012-09-25 | Weblog
           
生協のカタログに2013年度のカレンダー特集が載っていました。えっ、もう?と思ったけれど、今週で9月も終わり。今年もあと3か月になってしまったのですから、当たり前なのかなぁ。なんだか、北からの季節風?の吹き出しも早い感じで、すんなりと秋になってしまったような毎日です。

           
今年は沖縄に影響する台風が多い割には、ここ石垣島はこれまで、まともに見舞われずに済んでいたお陰で、庭の花々がとっても綺麗です。いつもなら、台風による塩害で一度は枯れてしまうため、その機会に徒長した枝を思い切り剪定してしまったりするのに、今年はそのチャンスがないまま伸び放題だけれど、どの木も花は満開。適当に雨も降るので、水やりの苦労も少なく、いろいろな花を楽しむことが出来ました。写真は、ピンクの花をつけるハイビスカスの木に突然変異で現れた、赤とピンクのミックスの花です。

こんな花もそろそろ見納めかも。というのも、今こちらの方向に向かっている台風17号は、どうも危なそうなのです。27日くらいの予報勢力はなんと895hpaだとか…。この間の16号台風の900hpaでもびっくりしていたのにその上を行ってるんですよ。これではたとえ多少コースが逸れたとしても影響は避けられないような気がします。もしまともに来られたら…と思うと恐怖です。最大級の対策をしなければ。あまりに速度が遅く予報円が大きいので、まだはっきりはわからないけれど、今の内から少しずつ片付けておきましょう。準備万端に整えたら、それてくれるかもしれないから…。明日の買い出しに向けて、電池は? 買い置きの食品は? チェックシートも作らなくちゃ。

話は変わりますが、ここでもよく島の捨て犬のことを書かせてもらっていますが、当然捨て猫も多く、街の新興埋立地にはかなりの数の捨て猫が繁殖しています。それらの猫を捕獲して避妊、去勢手術を行おうという試みが、ボランティアの働きかけで市の協力を得て実現しようとしています。そのためのケージ、キャリーなどが不足しています。関心のある方はここを見てください。

海猿

2012-09-19 | Weblog
           
荒れ狂う海の上を低空飛行で飛ぶヘリコプター。そのヘリからロープで海猿が二人海に下りる。波に揉まれながら、二人の海猿が水面で何かに紐をかけるような作業をしている。
そのうち一人の海猿がヘリに向かって大きく手をふり、次第にロープが引き上げられ海猿に抱えられた人のようなものが上がっていく。その人の足にはブルーのフィンが片方だけ付いている…。

これは『海猿』の映画を見てるのわけではないのです。月曜の朝に我が家の正面の海で繰り広げられた現実なのです。900hpaという、とんでもない勢力になった台風が沖縄本島を通り過ぎた次の日、500キロくらい離れた石垣の海も大荒れでした。そんな中、海に入った若者が流されてしまったのです。夕方近くから捜索が始まり、夜にはヘリからサーチライトを照らしながらの捜索が行われていましたが、その日は見つけれず、翌朝も朝早くから飛ぶヘルの音がしていました。まだまだ海は大しけ。こんな海で見つけれるのだろうかと思ってベランダから見てみたら、ちょうどこんなシーンになってしまいました。

毎年のように繰り返される光景なのです。多い時には2,3回もあるのです。ほとんどは荒れた海です。リーフの中は浅いから大丈夫と油断してしまうのでしょうか。荒れているときは、リーフの中にまで波が入っているのが、ここからでも見えるのに…。
旅行で来ていると、せっかく来たのだからと、無理してでも海に入りたくなる気持ちはわかるけれど、あんな海に入るのは無謀としかいえません。一度事故が起これば、危険を承知で捜索に当たる人々がいることも覚えておかなければいけませんね。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

           
ちょっと重い気持ちになってしまいましたが、気分を変えて…。写真はこの地区の自治会主催で行われた、星を見る会の模様です。心配された台風の影響も去って、屋外で三線の音を聞きながらの宴会。おしゃべりしたり星空を眺めたり、楽しいひと時でした。

幸せになってね、マール!

2012-09-10 | Weblog
お店の前を通る車の数もぐんと少なくなって、静かな石垣島になって来ました。海はまだまだ夏の色だけれど、吹く風に秋の気配も感じられます。いつものことながら、夏が終わるという感覚は寂しいですねぇ。


今週ははその上に、保護犬マールの旅立ちという寂しい思いが重なっています。保護犬はこれで3匹目で、慣れているはずなのですが、今までは新しい里親さんが見つかって、良かったねぇって喜んで送り出せたのに、今回は少し事情が違い、里親さん探しではカリスマ的な関東の保護親さんが、マールを見初めてくれて「責任をもって良い里親さんを探します」ということで、おお任せするため、関東へ旅立って行くのです。だから、まだちょっとマールの行く末が見えなくて、とても気になるのです。
諸事情により予定を大幅に超えて、2ヶ月以上も我が家にいたので、こちらも情が湧いていたし、マールもすっかり我が家の子になった気でいただろうと思うと心が痛むのです。でも、マールには人を引き付ける天性の魅力があるから、きっといい出会いが待っているはず…、そう信じています。マール楽しい思い出をたくさんありがとう。もっともっと幸せになってね。

こんな寂しさに浸っている間に、底地ビーチでのビーチヨガの時に、ご近所さんが捨て犬を発見。これまで犬を飼ったことがないご夫婦で、子犬のしつけは大変そうですが、飼い主が見つからなければそのまま飼ってくださるというので、ホッとしています。

ちっとも少なくならない島の捨て犬。一説には、旅行で連れてきて捨てていく人もいるとか…。信じられません。ペットは玩具ではないのですから、家族の一員として責任をもって飼ってほしいものです。

           
ちょっと暗くなってしまったので、気分を変えて昨日切ったバナナの写真。我では過去最大級かな? 全部で7房11kgありました。

人口激減?

2012-09-04 | Weblog
           
先週末はソーロン(旧盆)にあたり、島では30日のウークイ(迎えの日)から、中日、ウンケイ(送りの日)と3日間、島外にでている家族や親戚がみんな戻ってきて、グソー(あの世)から帰ってくるご先祖たちを迎えて賑やかに過ごしていたようです。アンガマやエーサーなどの伝統的な行事もあちこちで盛んに行われていました。が、もう今日は9月4日、そんな人々もそれぞれに元の場所に帰って(多分)、巷では学校も始まり、膨れ上がっていた島の人口も、すっかり減って寂しくなりつつあります。

天候の方は、1週間も続いた台風ウイークの後すっかり安定し、夏からあ秋への微妙な気配も漂わせながら、相変わらず素晴らしい海の表情を楽しませてくれています。

昨日は夏の間頑張った自分たちへのご褒美ということで、ちょうど来島していた友人たちとダイビングをしました。
遊びに行く朝は忙しく、いつもより30分早起きしたら、写真のような美しい朝焼けを見ることができてラッキー。今日はいい一日になりそうと、テンションも上がりました。

           
島の北側に住んでいることもあって、普段は川平の海がフィールドなのですが、今回はあまり行く事のない島の南側、竹富島や黒島方面で潜りました。風もなく素晴らしいコンディションだったので、冬場に潜ることが多いというようなポイントへも行けました。どこまでも続く真っ白な砂地に、スーパーブルーの海は最高! ヤシャハゼやギンガハゼなどのハゼワールドで遊んだり、のんびり浮遊感を楽しんでリラックスしてきました。ほんの一度だけ潜ったのではわからないけれど、島の北側と南側の海では、海の表情も海の中も少し違いそう。機会がったらまた潜ってみたいですね。
           

さぁ、NHKで始まっているつるかめ助産院でも見ましょう。竹富島や黒島、石垣島でも撮影が行われたとか。八重山の海や情景がいっぱいですよ。