昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[ブルーの住人]第五章:蒼い情愛 ~はんたー~

2024-04-27 08:00:39 | 物語り

(九)実感

 刑事に話してもラチがあかねえし。
 検事ときたら、頭っから信用しやがらねえ。

 裁判官だってそうだ。
 俺の言うことは、はなから嘘っぱちだと決めつけてやがるし。

 反省のこころがないだと? そんなもん、あるわけねえだろうが。
 ○したって言う実感がねえんだ、俺には。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿