愛の横顔 ～ＲＥ：地獄変～ （八）その大きな通りには

その大きな通りには比較的大きな店が多くて、そうそう百貨店もあるのです。 お正月に集まる親戚のおじさんおばさんとともに、お買い物をしたりお食事をしたり、そしていち番の楽しみは屋上での乗り物あそびでした。 . . . 本文を読む

水たまりの中の青空 ～第三部～ （四百四十二）

社葬が、年が明けた１月の中陣にとりおこなうことがきまった。 場所の選定については五平に一任され、まずは有名神社仏閣をかんがえた。 . . . 本文を読む

ポエム ～黄昏編～（さよなら）

さよなら、さよなら ただ見つめあうだけで　貴方のこころはわかるの . . . 本文を読む

小説・二十歳の日記 七月十八日 （雨）

この雨、きょうで三日目だ。ホントによく降る。梅雨のさいごっ屁か？ だけど、どんなに降ろうと、もう晴ればれさ。 . . . 本文を読む

奇天烈 ～赤児と銃弾の併存する街～ （一）いつもの穏やかないち日を

いつもの穏やかないち日をえられるはずだった早朝に「コン……コン」と、遠慮がちにドアをたたく音がきこえた。 “こんな朝はやくに、なんの用だ” . . . 本文を読む