我が家は何度？

　　　　　　　早くも太陽に愛想をつかしている・・勝手なもので！




　　　　　　　買い物は暑くなる前にと洗濯機をセットして飛び出る




　　　　　　　戻ってくると洗濯は仕上がって・・さぁ干そうとベランダへ




　　　　　　　まだ９時半だというのにサンダルはすでに熱い




　　　　　　　着脱用に新聞紙を部屋に敷く・・勝沼の妹の話を思い出す




　　　　　　　日本一の暑さを誇る(？)勝沼の計測場所は木の下の日陰




　　　　　　　妹の所はむき出しのベランダ・・絶対日本一以上だわと




　　　　　　　我が家かなりの暑さ・・温度計を買って図ってみたくなった

前言撤回！！

　　　　　　　数日前の事・・今年の夏はなぜか嬉しいなどと書いた？




　　　　　　　一週間も経たぬうちにそんなことを忘れそうな暑さ




　　　　　　　やわな人間はあっという間に前言撤回




　　　　　　　ここ大木の日陰で写真も暑さ感もなく涼し気




　　　　　　　今年初めて出会うアゲハチョウも心地よいのか長居




　　　　　　　二十数年前のドイツでの温暖化対策を思い出す




　　　　　　　アスファルトを壊し車の代わりにトラムやバスを増やし
　　　　　　　ビオトープを取り入れ脱原発もはやかった




　　　　　　　節電はいいとしても３．１１と変わらぬ事情ではとは
　　　　　　　国民が諸手を挙げて原発再稼働賛成とでも思っているのか・・
　　　　　　　それとも打つ手がなかったか・・考えしなかったのか・・

暑さに似合うオニバス

　　　　　　　長い梅雨は喜ぶべきことなど何もないと思っていた




　　　　　　　今年の短い梅雨の跡の暑さを思うと




　　　　　　　ぐずぐずの長雨は我慢ならない暑さへのクッション？




　　　　　　　そんな風に思いながら・・勝手なもので短い梅雨を恨む




　　　　　　　春になったらの予定が何であったかさえ忘れてしまい




　　　　　　　四季があったことさえ忘れそうな夏続き




　　　　　　　せめてオニバスが似合う熱帯風景に囲まれたなら




　　　　　　　暑さ続きも許せそうな気がするのだけど・・

夏の太陽のあそび

　　　　　　　ふぁ～～～暑ぅ～～い！！




　　　　　　　こんな暑さが急に襲ってくるなんて！




　　　　　　　梅雨はどうした・・裏切り者ぉ～～と叫びたい




　　　　　　　負けそうな暑さの中でも木々の葉は元気




　　　　　　　重なる葉に日差しが描き出す影の面白さ




　　　　　　　これだけは真夏でなくちゃ・・




　　　　　　　暑くとも張り切る木々の葉・・励まされるなぁと




　　　　　　　一瞬暑さ忘れて眺める夏の太陽のあそび

６月の太陽

　　　　　　　６月の太陽




　　　　　　　照り付ける強い日差しを風が攫って行く




　　　　　　　爽やかさを残してまだ暑さも若い




　　　　　　　いつの間にかどこかに行った梅雨




　　　　　　　草花は忘れられたように下を向く




　　　　　　　このまま暑さは熟していくのか・・




　　　　　　　やっと取り付けられてクーラーの中で




　　　　　　　何十年も食べていないかき氷を思い浮かべていた

頭の中で息切れが

　　　　　　　やっと終わった・・次はこれ・・やっと終わった・・次はこれ・・




　　　　　　　やっと・・終わった・・つぎは・・これ・・・やっと・・・・




　　　　　　　・・終わっ・・た・・次・・・は・・・い・・息切れが・・・




　　　　　　　「ふ～っ」とため息一つ・・に友人が一言




　　　　　　　「うまい事・・いいタイミングでよかったね」「ゥン・・？」




　　　　　　　そういう考え方もあったか！・・でも‥頭の中で息切れ




　　　　　　　シャカシャカ動く五歳上の友人を横目で見ながら




　　　　　　　ワタシのブツブツはどこかに隠さなきゃ・・とだけは思った

光の中で

　　　　　　　アカンサスの花が咲き始めた




　　　　　　　先日来たときはまだ蕾も小さく・・咲くのはいつ頃？




　　　　　　　そう思ったのはいつだった・・あっという間！




　　　　　　　ペットボトル片手に・・夏景色・・




　　　　　　　苦手な夏の暑さ・・なのに今年はなぜか嬉しい




　　　　　　　日差しの強さ・明るさ・・陽気な解放感




　　　　　　　忘れそうな日々の中で・・目を覚ませとばかりに・・




　　　　　　　あの子供時代の無垢な日々もきっとどこかに・・

ジューンベリーの思い出

　　　　　　　ジューンベリーの実がなった・・




　　　　　　　少し前の事・・今頃はポツリポツリと落ちている？




　　　　　　　数年前井の頭公園での事・・ジューンベリーの木の下で




　　　　　　　かなり立派な木で実もびっしりとついていた




　　　　　　　隣にいた女性が・・
　　　　　　　管理事務所に言えばこの実をのですよと言った




　　　　　　　脚立もオーケー・・あの頃はこんなこともできたのだ




　　　　　　　ジューンベリーの実を見ると思いだす・・
　　　　　　　美味しいジャムになったのだろうか・・




　　　　　　　長閑で温かい話だと懐かしく思う
　　　　　　　ジューンベリーの木はなくなり砂利道は舗装された
　　　　　　　公園は整い・・少し足は遠のいた

撮った写真を眺めて

　　　　　　　コロナ禍で写真環境もがらりと変わった




　　　　　　　街写真を撮りに行くこともなくなり・・




　　　　　　　気づくと街の風景自体が変わってしまっていた




　　　　　　　銀座辺りも・・楽しく眺め歩いた洒落た街並みも消え




　　　　　　　高級ブランドの名が掲げられたビルが谷間を造っている




　　　　　　　買わずとも楽しくなる銀ブラ写真はどこへ行けば・・？




　　　　　　　そんなわけで花の笑顔写真が自然に多くなり・・




　　　　　　　眼の不具合も加わって花写真も「ドアップ」化へと

古希を超えたら！

　　　　　　　せねばならぬことの終わりが見えてきて
　　　　　　　自分自身の気がかりなことへと・・




　　　　　　　十カ月ほど前から視力の衰えが気になり
　　　　　　　眼科に行ったり・・メガネの買い替えを試みたり




　　　　　　　どれもどこか納得がいかないまま高齢者講習を受けた
　　　　　　　すると・・視力が出ていないとの事・・やはり！




　　　　　　　真剣に眼科を調べ今日検査に行った
　　　　　　　視力は出ているとの事・・が・・




　　　　　　　白内障・・手術はまだ先の状態との事・・そして・・
　　　　　　　視神経に問題が・・緑内障か先天性か・・これから検査




　　　　　　　いやいや７０超えたら取り巻く世界も自分自身も
　　　　　　　これほど変わってくるものなのか・・




　　　　　　　７０歳から活躍したグランド・マァ・モーゼス
　　　　　　　あらためてその凄さに驚く
　　　　　　　彼女は展覧会で話したのは手作りのジャムだったとか




　　　　　　　農業を愛し・・孫へ絵に残し伝えたい思いの強さ
　　　　　　　見習わなくてはなんて軽くは言えない