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台南擔仔麺の「度小月」日本一号店に行ってみた (横濱中華街1)

2005-03-13 | 横濱・中華街
【お断り】
残念ながら、「度小月」は2006年11月の「横浜大世界」のリニューアルを機に閉店したようです。横浜では台南の味を再現できていなかったのでやむを得ないのかな。ちと残念です。ホントはもっと美味しいんだけどな。台湾に行かれる方は、ぜひ台南本店、台北店で味わってください。
リニューアルした「横浜大世界」では3階~5階が「中華食祭広場」と改称して、国内外の人気の10店舗が営業中。ここで紹介した「果香」と「麺源郷」は健闘して生き残っています。以前は食事をするのにも必要だった入館料が不要となりました。5階はレストランスタイル、3~4階はフードコートスタイルになっています。(2007年1月確認)

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横浜美術館「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展を観た帰りに、みなとみらい線で中華街まで足を伸ばして、台湾で食べた「台南擔仔麺」の「度小月」海外一号店に行ってきました。お店は「横浜大世界」という中華テーマパークの二階の一角にあります。「大世界」というと上海の人民公園の近くのネオンギラギラの大娯楽場ですが、「横浜大世界」は一階が土産物店、二階・三階・四階がフードコート、五階がレストランと工芸品店、六階・七階が京劇や二胡や揚琴の演奏が行われる、吹き抜けの小劇場、八階が展示場?と、どちらかというと、餃子やラーメンなどでよくあるようなフード・テーマパークに近いものです。

二階以上に上がるには、入場料500円を取られるので、500円の擔仔麺を食べるためだけに入場するのは少し惜しいので、擔仔麺の前に京劇を見て、他の店でも小吃巡りをすることにしました。京劇は「芦花蕩」という演目で「三国志演義」からのものらしいのですが、マイナーなのかその名を初めて聞きました。説明では、諸葛孔明に命じられた張飛が、 芦花蕩という場所で、呉の周瑜を待ち伏せして捕らえるという内容ですが、そんなお話があったっけ。調べてみました。

どうやら「龍鳳呈祥」という京劇の演目の一部のようです。呉の孫権が、参謀・周瑜の計略に従って、妹・孫尚香との縁談話で劉備を誘い出し、荊州を取り返そうと謀るのですが、孔明がその企みを見抜き、呉に向かう劉備と趙雲に策を授け、長老喬玄と、孫権の母・呉国太を味方につけ、孫尚香共々、呉から脱出するというお話です。「芦花蕩」は、周瑜が脱出した劉備を追いかけて、長江の畔の沼地で待ち受けた張飛の一軍に敗れる場面のようです。「横浜大世界」での公演は、どれも10分ほどなので、孫尚香も周瑜も出てこず、白黒の隈取をした張飛が見栄を切るシーンと、従者の身軽な宙返りのシーンの連続だけで、ちょっと物足りない感じでした。


張飛役の王宇さん。帽子が破れているのがちと悲しい

京劇の後、期待の「度小月」に出向き、台南擔仔麺 500円と煮卵 100円をオーダーしました。札をもらって、料理ができるまで待つこと5分、呼ばれてトレイに載せた擔仔麺を取りに行きます。刻んだコリアンダーとネギは、自分でトッピング。最初から麺にかけてほしかったけど、コリアンダーは嫌いな人がいるから仕方ないんですね。ちょっと萎れていて残念。

台湾に比べると値段が高いのは仕方ないなーと思いながら、食べました、肉味噌、スープは台湾で食べた味を再現できていましたが、麺の方はかなり違っています。量が多いためもあるんですが、麺がほぐれていないで、台湾ほど美味しくないのです。日本一号店でもあり、今後の多店舗展開の行方を左右する大事なお店ですから、精進して是非台湾のあの味を再現してもらいたいです。


頑張れ。明日の巨匠を目指して

「度小月」の店の隣には「果香」というスイーツの店があり、覗いてみたら、なんとメニューに台湾風の「豆花」があるではないですか。喜び勇んで注文してみましたが、がっくり、本日分は全て売り切れということでした。台湾風の「豆花」を出すお店は日本に殆どないので、「度小月」の味が少し期待はずれだったのより、「豆花」にありつけなかったことがショックでありました。

「豆花プリン」なる保存のきくデザートを出す店はあるのですが、どこかにあの温かいシロップに入った「豆花」を出す店がないものかと調べてみたら、灯台下暗し。新宿のCDショップ街の一角にある「霞舫」という台湾料理店で味わうことができるそうです。今度行ってみようっと。

「豆花」をめぐる旅は続く


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2 コメント

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初めまして (tayo_tayo)
2005-03-14 10:04:34
こんにちは。トラックバックいただきありがとうございます。

台湾の本場の味を堪能されているようで、羨ましい限りです。



私の主人は長期出張で台湾に滞在していました。

また現在も会社の友人が駐在していることもあって

台湾の話は良く耳にします。

ですが、私自身はまだ行ったことがないのです。

一度行ってみたいので、なんとか今年中には…と思っています。

本場の「度小月」に私も是非足を伸ばしてみます。
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妹・孫尚香 (デミー)
2005-03-29 06:48:44
トラックバックありがとう!!

妹・孫尚香なんて実在していたんですね。

よければ、どういった関係かまた来てください。

こんな知識で三国志のサイトをやっていてよかったんでしょうか。。。。。。。。。。
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