Tomotubby’s Travel Blog

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東京で味わう台湾 その2 (日本橋)

2006-03-08 | 「東京で味わう」シリーズ
北京で食べた「薬膳料理」のことを話題にしたら、台湾の薬膳料理のお店が日本橋にあるので行ってみよう。ということになって先日行ってきました。

天香回味 薬膳火鍋専門店」。

店内はほぼ満員。予約していなかったので少し待たされ、メニューを確認。残念ながら蠍とか蟻とかのゲテモノ料理はありませんでした。というか、鍋料理のほかは点心があるだけで、その点心も殆どが予約しないと食べられないことが判明。よって須らく「天香回味鍋」なる薬膳鍋料理を食べることになりました。

鍋のメニューは値段が安い順にAコース、Bコース、Cコースと三種類あって、メニューに含まれる茸が違います。Aコースは「タモギ茸」、Bコースは「霊芝」、Cコースは「アガリクス茸」、どれもモンゴルには生えてなさそう(しつこい)。でも一番高いアガリクスは、癌予防になるどころか、癌を促進するリスクのあることが最近判ったらしく、メニューから外した方がいいんじゃない。と思いました。Tomotubby は財布とも相談の上で「タモギ茸」なる「タモ」という野球のバットの材料になる木に生える茸に惹かれるものがあり、Aコースに決定。

鍋の具は、茸の他に、羊肉ではなく黒豚のスライス、大蒜、薩摩芋、青梗菜、キャベツ、豆腐、魚丸なんかが入ってますが、どれをとっても一般的な食材。「天香回味鍋」の薬膳鍋たる所以は、茸と運ばれてくるスープということなのでしょう。なお、ぐるなびのクーポンを持っていくと、これにフカヒレひとかけらと蝦が一尾、サービスで追加され、動物性食材が増えて得した気分になります。

前菜と具が供されて、待つことしばし。テーブルに置いてある説明では、なんでも「天香回味鍋」は、今年が即位600年にあたりウランバードルでは銅像が建てられるという(そんなことは書いてない)、モンゴル帝国始祖チンギス汗が考案したらしいです。なんでモンゴル料理なのに台湾薬膳料理なの?と突っ込みたくなります。独自ルートでモンゴルに伝わるレシピを入手して、台湾で研究と改良を重ねたうえ出来上がったそうです。

ほどなくスープが来ました。

あれ? これってよくある火鍋の赤白二色のスープ、麻辣スープと白湯スープ、渋谷の「老湯火鍋房」なんかで食べたのとそっくりじゃん。竜眼や棗、クコの実なんかが浮いてるし。と思ったところ、ここで店員の講釈、いや薀蓄が語られます。薀蓄はあまり覚えていないので、台北にある天香回味火鍋城總店南京店旗艦店忠孝店の紹介記事をご参照ください。台湾ではチェーン展開しているみたいです。辛いスープは、確かに今まで食べた火鍋とちょっと違って、スープカレー(の底に溜まってるスパイス)に通じるものがありました。それもその筈、ターメリックとクミンが入ってます。思ってたほど辛くなく、具を完食できました。温まって確かに体に良さげ。タモギ茸ではバットの味を味わえました。具を食べた後に讃岐うどん(もしくはクロレラ蕎麦)を入れて食べ、最後にデザートとしてタピオカ入りココナッツミルクがでてきました。

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チンギス・ハーン即位800年、モンゴル首都に銅像

モンゴル帝国の始祖チンギス・ハーンの即位(1206年)から800年になる今年、モンゴルで、銅像建立などの記念事業が進んでいる。(ウランバートルで 末続哲也)

「800周年国家委員会」で新規事業を担当するバルジニャム氏(59)が、「チンギス・ハーンを盛大にまつる国民の夢がやっとかなう」と、感慨深げに話した。

旧ソ連の衛星国だった社会主義時代、チンギス・ハーンの記念事業を行うのは不可能だった。ソ連が、チンギス・ハーンを「侵略者」と見なし、さらに、チンギス・ハーン崇拝はモンゴルの民族主義をあおりかねないと警戒したためだ。

チンギス・ハーンは、1990年の民主化によって“名誉回復”された。民族の歴史的英雄は、瞬く間に、「国をまとめ、人々をつなぐ唯一の存在」(外交筋)となった。

今年はその民主化以降、最大の節目の年となる。

政府事業の目玉の一つが、首都ウランバートルで初となるチンギス・ハーンの銅像の設置だ。政府宮殿前に高さ5.5メートルの銅像を建てる。ここに、チンギス・ハーンなどの関連資料を展示する約3500平方メートルの歴史博物館も造る。7月ごろ完成する見通しという。

政府はまた、チンギス・ハーンをテーマにした日本との初の合作映画の製作に全面協力する。騎馬合戦の撮影シーンには、兵士延べ5000人をエキストラ出演させる。7~9月には、兵士500人を投入して、チンギス・ハーンの騎馬軍を再現し、首都近郊でショーを開く予定だ。

6月には国民大会議(国会)が記念会議を開く。7月に開かれる民族の祭典「ナーダム」でも、相撲、競馬、弓の各競技で参加者数拡大を検討している。
(読売新聞) - 3月5日3時4分更新


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