ひだまり家族

夫と二人の息子の4人家族。
ドラマ『ぽっかぽか』のような家族に憧れながらも、
現実は子どもたちに振り回される毎日…

育児中に読みたい本。

2011-01-08 20:14:34 | 育児日記
せぃせぃたちがお風呂に入っていて
非常に静かなひととき。笑。

今日は午後から
せぃせぃたちを連れて本屋さんに行ってきました。

せぃせぃたちがウルトラマンに夢中になっている間、
私もぶらっと店内の本を見ていると

佐々木正美先生の
『「育てにくい子」と感じたときに読む本』
という本が目に止まりました。

佐々木正美先生の本といえば、
新聞記事で目にしてすごく欲しくなり、
ゆっくんが生まれるか生まれたかぐらいの時期に買った
『子どへのまなざし』
という本。


以前このblogでも
取り上げたことがある本ですが
とても素敵な本なので、
育児中の友達にも勧めてきた本です。

本屋さんでその佐々木先生の本を読みながら、
兄弟ゲンカのこと、上の子、下の子への対応のこと、
子ども時代の遊びの大切さなど、
サッと読んだだけですが
いろいろ勉強になることが書いていて

帰宅後、もう一度佐々木先生の本が読みたくなって
『子どもへのまなざし』を読んでみました。

とっても分厚い本なので
気になる項目だけピックアップして…って感じですが。

いくつか抜粋させてもらいます。

「幼い子どもというのは、日常の多くの場面で、
 親の思い通りにはならないもの」

親のいうことをよく聞き、
面倒のかからない子どもがいい子なのではなく、

「それはただそのとき、
 育てやすい子であったというだけで
 そのほかのことはなにも意味していない」

「その年齢に相応した
 子どもらしさをもっている子どもこそが
 いい子である」

「親の気持ちを先に読み取り、
 親が喜びそうなことをするのに心を奪われすぎて、
 親に手をやかせないような子どもは
 精神状態はけっして健康ではない」

「乳児や早期幼児期の育児の基本原則は
 可能なかぎり、子どもの要求を満たしてやるように
 心がけながら育てること」

「過保護で子どもをだめにして例はない。
 …過保護とは子どもが望んだことを
 望んだとおりにやりすぎるということ」

「過剰干渉は子どもをだめにする。
 過剰干渉とは、子どもが望んでもいないことを
 やらせすぎること。自立心、自主性をなくす」

「育児をするうえでもっともたいせつなことは
 子どもに生きていくための自信をもたせてあげること」

「親の希望どおりのことを子どもがしてくれることに
 喜びを感じるのではなく、
 子どもの希望にこたえられることに
 幸福を感じられる親であってほしい」

バーッと羅列しましたが、
この本を読むと
せぃせぃやゆっくんに
まだまだ手がかかるのも仕方ないと思えるし、

せぃせぃの要求にもっと応えてあげなきゃとも思うし、

激しくて嫌になる兄弟ゲンカも
必要なことだと思えるし、

子どもの要求に応えてあげられたことに
幸せを感じる母でありたいと思います。

やっぱりいい本は
時々読み返さなきゃなぁ。
また頑張ろうと思えます☆

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (hazamamusi)
2011-01-08 22:25:37
まだ読んだことがないのですが、興味を持ちました。
子供の居ない独身の私ですが、この理論はわかります。全体を読んでみたいなと思いました。
子育てだけじゃなく、人間関係においてもそうなんじゃないかと、blogの抜粋だけ読んでも思いました。
全体読んで違ったらごめんね(。-人-。)
また私の仕事、対人援助についても、同じような信念を持って接している部分もあるので、まぁ大変なこともありますが。笑
素敵な本だと思いました。紹介ありがとう!
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この本は… (tokotoko-boy)
2011-01-08 22:39:10
hazamamusiちゃん☆

ありがとう。

児童精神科医の先生が書いている本で、
子どものことが中心なんやけど、
この本の中には他にも
小さいときの関わりで大きくなったときどうかとか、
豊かな社会学もたらしたものは何なのかとか、
広いテーマでも書かれているので
とても素敵な本だと私は思っています。

将来、結婚して、お母さんになって…ってときも
きっと力になってくれる本だと思ってるよ。

興味を持ってもらえたようなので
ぜひ一度読んでみてください。
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