ひだまり家族

夫と二人の息子の4人家族。
ドラマ『ぽっかぽか』のような家族に憧れながらも、
現実は子どもたちに振り回される毎日…

せぃせぃ出産秘話③

2007-09-08 22:43:12 | 妊娠・出産
しばらく空きましたが、せぃせぃ出産秘話の第3弾。完結編です

せぃせぃ誕生の前日朝から始まった陣痛

そして夜にいよいよ入院

お産も重なっていたようで、陣痛室ならぬ「陣痛コーナー」での闘いが始まったのが
前回まで

その産院は夜勤は2人体制

しかも、前日のお昼からお産も続いていたようだし
私が入院した時点でも陣痛室がうまっているくらい、
次のお産の気配もあったし
基本的には母児別室だったから、新生児の授乳もあるし・・・
とっても忙しいそうな様子が伝わってきた

よく本とかでは「助産師さんのマッサージが良かった」とか、
「助産師さんがいなかったら産めなかった」とか、
病院のスタッフへの感謝の言葉を多く目にしていたので、
私もそんな光景を思い描いていた


でも、でも、スタッフの人はとっても忙しそう


2時間ごとにお産の進み具合(子宮口の開き具合など)を見に来てくれるのが
精一杯だったようで、マッサージなんてなかった

今となっては確かに大きな声だったかなとは思うけど、
そのときは予想もつかない陣痛の痛みに耐えられなくて、
・・・というか、声を出すことで痛みを逃していた感じ

「う~~~」

我慢しようとしてもやっぱり声は出てしまう


そこへツカツカツカ・・・と足早にスタッフの人がやってきて
「そんなに、大きな声を出したら病院中に響いてるよ
体力消耗するだけだから呼吸で逃さなきゃ!


だって、そんなこと言っても痛いんですけどぉ・・・

声を出すたびにやってくるスタッフ
それが2~3回続いたから、私も頑張って声を押さえた


だから今度はお腹や腰をさすって痛みを逃すことにした


ツカツカツカ・・・とまた足音が


「波形が乱れるからマッサージするならこの辺を・・・」


どうやら陣痛曲線が乱れてお産の進み具合がわからないらしい
でも、スタッフの人が教えてくれた場所は全然痛くないしきかないですけどぉ・・・

声を出してもだめ、マッサージしてもだめ


しかも、私はスローバースだったらしく、
入院時は日付が変わるころかなと言われていたのに、
「う~ん、朝までには産まれるわよ」に変わっていた・・・


結局、分娩室に入れる状態になったのは、陣痛が始まって丸1日たったころ

分娩室に入ってからは1時間もしないうちに産まれたから、
その部分だけとったら安産っていうみたい。

難産なんじゃなくて、ゆっくりなお産だっただけで安産なんだって。

でも、声も出せず、マッサージもできずに痛みと闘った私の右太ももは青あざだらけ・・・

だって、痛みを逃すために陣痛がくるたび呼吸法と太ももをつねることで
痛みを逃していたから。。。


ほんと、出産経験者にこの話をしたら
「厳しいスタッフやったんやね。お気の毒に・・・」と同情される
出産未経験者には笑い話になるらしい


そんなこんなでせぃせぃは生まれてきてくれたのです


ゆっくんは別の産院で産み、せぃせぃのときの教訓から
声を出すことをせず、ひたすら呼吸法で逃していたら、
「すごく呼吸が上手ね」と褒めてもらいました

ゆっくんの産院はとってもスタッフの人が優しくて、
我慢しなくていいのよ、声出していいのよって言ってくれたけど、
せぃせぃのときの苦い思い出から、
家でぎりぎりまで痛みを我慢してから産院に行き、
産院についたときにはもうそく分娩台という状態だったから
わりとスムーズでした

痛いのは変わらなかったけど、声は出さなかった

産後、一緒になった褥婦さんに
「あなたが私の隣の分娩台で産んだ人なんや。すごい静に産んでいてびっくりした
と驚かれました。

あはは






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