ひだまり家族

夫と二人の息子の4人家族。
ドラマ『ぽっかぽか』のような家族に憧れながらも、
現実は子どもたちに振り回される毎日…

しあわせ。

2011-10-25 21:34:39 | 育児日記
たぶん・・・先週の仕事でのこともあり、
日々パワーアップする
せぃせぃとゆっくんのこともあり、
毎日の家事や炊事のこともあり、
“私、疲れてる・・・”と
感じた先週末

気持ちに余裕がないから
せぃせぃたちのことでも
いろいろ納得できない部分もあり、
子育てで夫の意見と食い違うこともよくあり、
自分の中での“危険信号”が出ていました

あぁ、良くないな・・・と思いつつ、
ついにプチっときました

きっかけはお祭り。
基本的に一日中しているのですが、
私はお祭り好きな方ではないし、
夜のライトアップされた屋台がかつがれるのを
見れたらいいかなって思っていました

夫は地元の人間。
『昼は昼、夜は夜』
と日曜の午後に子どもたちを連れて
ふらっと出かけました

どうせじっとしていないことは予想されたし、
迷子になる可能性も大だし、
私も行くか迷ったのですが、
夕飯の支度もしなきゃいけなかったし、
夫も『大丈夫』というのでお任せしました

先日の遠足のときに
園からのお願いで
首からお財布をかけて出かけたので
そのお財布の中に小銭を入れてあげ
『少しやけど、欲しいものあったら
 買っていいよ』
と伝えました

お祭りでのものって高いけど
そういう経験も大事かなって思って。

実況中継で夫からメールが入ります

『アイスを買ったら、
 もらったお小遣いはなくなりました』
『おもちゃのお店に目がいくから
 綿菓子でごまかしました』
『最後にたい焼き食べています』

・・・食べてばっかりやん

母と私の記憶が一致するかはわかりませんが、
私はあんまり物を買ってとねだった記憶も
ある特定のものをすごく欲しいと言った記憶も
あんまりありません

よく泣いて手はかかる子だったらしいですが笑。

そして、帰宅してきたせぃせぃの一言。
『はは。あんなおかねじゃたりひんで
って・・・。

そしてその後夫が
『せぃせぃ、ちゃんとハハに言った?
 お金たりひんって』
と言うのを聞いて、
何だかものすごくむなしいというか、
悲しい気持ちになりました

私がちゃんと詳しく話していなかったのも
きっと悪かったんだと思います

でも、少しのお金でも、そのお金の大切さ、
それを教えてあげてほしかった

欲しいものはたくさんあっても、
魅力的なものはたくさんあっても、
何でも手に入るわけじゃないんだよって。

それを夫までも『足りひん』って、
子どもに言わすなんて。
“あんなお金”という言葉にも
私はすごく腹が立ちました。

この一件で夜のお祭りへのテンションも
下がってしまった私。

でも、約束だからと夕食後出かけました。

夫からは
『おもちゃの代わりに食べ物を買った』
と聞いていましたが、
せぃせぃたちは
『チチはハハにかってもらいっていったのに
 なんでおもちゃをかってくれへんの?』
と最初からぐずぐず

苦手な人混みに対するいらいらと
その人混みでぐずる我が子。

おもちゃ屋さんで買った方が
絶対に安いであろうおもちゃや
去年お祭りで買ってもすぐに飽きたお面。
『去年、買ったときに全然大事にできんかったやろ?
 おもちゃも遊びっぱなしで全然片付けられへんし
 すぐに投げたりするし、もういらんやん』
と私が言っても泣くばかり

泣いてるから迷子と間違われるし、
最後には
『ハハとはかえらん
 ハハはもうひとりでかえって
とせぃせぃ。

身も心も何だかぐったりで、
何だか涙が出ながら暗い夜道を帰っていたときに
ふと見上げたのが先日ブログに書いた
流れ星だったんです

“なんか・・・いろんなことに
 疲れたな・・・

すぐには家に入らず、
かといってドライブしようにも
お祭りの交通規制があちこちであるし、
仕方なく駐車場の車内で
大好きなミスチルやコブクロを聴きながら
気持ちを落ち着かせていました

一方、せぃせぃたちはちょっと反省していたようで
『おふろあがったら、すぐにパジャマをきて
 ハハをおどろかすさくせんしよ』
と提案して、普段しないことをして、
私を喜ばして仲直りしようとしていたそうです。

昨日、寝かしつけのときに
前の日のお祭りのことについて
せぃせぃたちと話しました。

『ハハはせぃせぃが“あんなおかね”って
 言ったことがすごく悲しかった。
 せぃせぃはまだ子どもやから
 お仕事ができないやろ?
 お金は落ちてるわけじゃなくて、
 勝手にもらえるわけじゃなくて、
 お仕事をして初めてもらえるんやで。
 その大事なお金は少なかったとしても
 ちゃんと大事にせなあかん。
 “あんなおかね”なんて言い方したら
 絶対にあかんのやで。
 チチやハハがお仕事してやっともらえるお金。
 欲しいものがあったら
 大きくなってお仕事を頑張ってしたらいい。
 自分でお金を稼げるようになったら
 自分が欲しいものもたくさん買ったらいい。』

4歳と6歳の子どもたちに
どこまで伝わるかわからないと思いながらも
そんなことを話していました。

保育園でおもちゃの話がよく話題になるからか、
それとも物欲が強くなっているのは
他に満たされない欲求があるのか、
せぃせぃたちは出かけるたびに
いろんなところでおもちゃを欲しがります。

『せぃせぃとゆっくんは
 おうちにおもちゃがたくさんあったら幸せ?
 欲しいものを全部買ってもらえたら
 それで幸せって思う?』

と聞くと

『うん。いっぱいあったらしあわせ
とせぃせぃ。

『そっか・・・
 ハハはおもちゃがなくても
 せぃせぃとゆっくんが傍でニコニコと
 元気に遊んでいたら、
 そんな顔を見てたら幸せやなぁ
 おもちゃがたくさんある代わりに
 ハハがおらんかったらどうする?』
と言うと

『ぼくはいやもうおもちゃはいらん
とゆっくん。

『おもちゃはお誕生日とかサンタさんとか、
 何か特別なときにもらったらいいんちゃう?』
と言うと

『ぼくはもうおたんじょうびもサンタさんにも
 なんにももらわへん
とまたまたゆっくん。

あまりの変わり様に
『いや・・・お誕生日とかサンタさんに
 お願いするのは
 1年に1回のことやから
 いいんちゃう?笑』
と慌てて私が言うと

『そやな。じゃ、おたんじょうびと
 サンタさんにはおねがいしようかな
って。

そして、
『おへや、かたづけてくる
と2人でせっせと片付けていました。

子どもには難しい話だったし、
すぐに忘れてしまうかもしれないけど
ちょっとは心のどこかに
とどめていてくれるといいのにな

・・・とふと部屋を見ると・・・
早速、今日は片付けてないやん

ふぅ・・・子育てって難しい


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6 コメント

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お金の話 (tokotoko-boy)
2011-10-26 08:26:44
まむしっ子ちゃん☆

そっか…。
仕事でそんな現状というか
現場も見ていろいろ感じてきたんやね。

私は中学生のころ“おやつ代”という名目で
お小遣を初めてもらいました。

兄や妹はおやつを買っていて
私も時々は買ったけど
おやつは食べるとなくなるから
もったいなくてなかなか買えなかった。笑。

高校に入って“お小遣い”として
お金をもらうようになったころ
友達の間でジュースをおごるとか
流行った時期もあったけど
母からは
“これはお父さんが仕事してもらったお金やから
 人におごるのは自分で稼ぐようになってからに
 しなさい”
と言われたのはすごく残っていて
友達におごってもらうことも
友達におごることも
避けていたことを覚えています。

お金の話…
子どもには難しいかもしれんけど
繰り返し伝えて少しでも伝わるといいな。

男の子は10伝えてやっと
1伝わるくらいらしいけど。笑。

佐々木先生の話でも
精神的な欲求(遊んでほしいとか…)には
できる限り応えていったらいいけど
物質的な欲求(物を欲しがるとか…)は
裏に他の欲求やストレスが
隠れていることもあると
書いてあった気がします。

“物”で満たすのではなく
“心”を満たしてあげてってことなんだろな



返信する
お金の話 (tokotoko-boy)
2011-10-26 06:13:24
まなみん☆

うちでもまなみん家同様、
お金の話は小さいときからしてきたのに
お祭りだからやったのか
ちっともわかってないし
伝わってなかったんやな…っていう悲しさ

お昼のときに私も同行しなかったから
ちゃんと説明もできずに
一生懸命悩んで買うこともできなかったんかもな…

お祭り自体、夏祭りに
ほんの数回行っただけやし
これまではそんなに大きな
お祭りじゃなかったから
魅力的なものも少なかったのかも。

お友達が持ってたりすると欲しくなるし
TVの戦闘もののグッズも
魅力的なんやろな…。

またくじけそうやけど
地道&気長にやっていかなきゃね
返信する
しつけ (まむしっ子)
2011-10-26 06:05:53
そういうことだったんだね。
ちょっと、涙が出ました。

何が正解で、当たり前なのかなんてわからないけれど、
子どもの頃からお金の感覚をきちんと教えてもらえる子どもは幸せだと思います。

ガイドヘルパーに出ていたころ、お金の練習もしていました。
子どもも大人も。
でも、家庭によって、基準や価値観が異なり、「これで良いんかな」って思いながら
家庭の方針に背くことはできないし、どうなんだろうな…ってよく考えていました。

欲しいものが全て簡単に手に入るわけじゃない。
大切なことだと思います。
子どもの頃から、我慢することも大切だと。
そうやって考えて、育っていくんじゃないかって。
そんな時に大人の存在が大切なんだよね。

お金持ちの家庭からそうじゃない家庭まで。
様々訪問します。
その子ども達の持っているものは、やっぱり全然違います。
でも、生活保護を受けていて、金銭的にとても厳しい状況でも
子ども達の元気さや、屈託ない笑顔は本当に素晴らしい。
一つのボールで兄弟で毎日遊んでいたり、
「おなかすいた~」ってぐずって母親に怒られたり…苦笑。

少しのお小遣いで遊べるおまつり。
お財布の中にあるお金で、自分の好きなものを考えて買う楽しみが、練習になる。
良いことだと思います。

そして、ハハが話したこと全ての理解が今は難しくても、きっと、心の片隅には残っているはず。
何度か伝えていくうちに、
せいちゃんやゆっくんなら、きっと、
自分で繋げて考えていける子だと思います。

私も、悔し涙を流すのは、夜の帰り道。
そんな日は、事務所から家まで1時間歩いて帰ります。
流れ星はそこでまだ見たことないけれど、
安威川に架かる橋から遠くに見えるJRの灯りと、橋の下に流れる水の反射。
夜だからこその癒しの景色です。
返信する
お疲れさま (tokotoko-boy)
2011-10-26 06:04:30
あきちゃん☆

ほんと毎日悩みは尽きないね…笑
“ほどほどに…”“ぼちぼち…”
心がけ言い聞かせているけど
全力投球(!?)の私です
返信する
お金 (まなみん)
2011-10-26 04:41:03
そういう状況での流れ星だったんだね。
"あんなお金"かぁ…
欲しい気持ちが大きくてふと出た言葉だろうけど、
tokotokoちゃんの思いが
子供にも旦那さんにも伝わってなくて、
悲しかったんだね。

昨日寝かしつけのときに話したという、
お金の話。
うちでも小さい頃からよくしてます。
パパが頑張って働いてくれたお金やにとか、
お金を稼ぐことの大変さや、
パパが働いてくれるで家にも住めるし
ご飯も食べられるんやにとか、
何でも欲しいものが手に入るわけじゃないとか。

うちもお祭りでは
少しお金を財布に入れてあげるけど、
最初に、
そのお金で買えるものだけしか
買ったらあかんよと話すと、
どれにしようかと本当に欲しいものを
あきれるくらい悩んで買ってるよ。
でも、パパやおばあちゃんが結局もう1つくらい
買ってあげてるけど
それにパパは普段もよくシールとか小さい物を
すぐ買ってあげるけど、
飽きたり忘れたりして大事にしてないから
これじゃだめだなと思うわ。
おもちゃが欲しい気持ちもわかるけど、
物がたくさんがあれば幸せってわけじゃないもんね。
まだまだ本当には
理解してくれないと思うけど、
物やお金の大事さ、本当の幸せをわかる
大人になってほしいとは思うわ。



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Unknown (あき)
2011-10-25 23:29:57
毎日、本当にお疲れさま
色々悩みはつきないけど、お互いほどほどに頑張ろうね♪
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