昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

農業:ポジティブリスト制

2006-05-19 23:50:00 | Weblog
FOOD・SCIENCEは、よく参考にしているサイト。本日は「衛生徒然記」から。
(以下引用)
 “有機”をこれほどまでに“安全”としてまつり上げることに疑問を感じるだけです。
 残留の薬剤は確かに問題とすべきことかもしれません。しかし、薬剤を使用しないことにより間違いなくリスクは発生します。この工場のように虫が発生してしまう、カビが生えるなど、誰でも容易に予測できることです。虫によっては病原菌を媒介するものもあります。カビ毒の問題もあります。これらはひょっとすると、残留薬剤の何倍も何十倍もリスクの高いことなのかもしれません。こうしたリスクも、残留薬剤も、場合によってはコスト高も全く容認しないという考え方は非常に“わがまま”のように思います。(引用ここまで)

 いや、多分、表立って「いいとこ取りしかしません」宣言しているヒトは、消費者レベルではあまりいないと思いますが、結果としての消費行動は、結局そうなっている。
 誰だって損したくないから、仕方ない面もあるでしょう。でも、奇麗事にすぎませんが、「安全」レベルを超える「安心」は、嗜好品にすぎないのですから、それなりの対価を払ってほしい。それをためらわない社会であってほしい。でないと、真面目な生産者が可哀相だと思います。
 あ、とはいっても、上記記事内で言及されている工場は擁護しません、念のため。リスク管理は適切にしないと。

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