楽園の入口

君と僕で楽園を目指そう
そこはまだ誰も見知らぬ地
荊の道かも知れないけれど

君が行きたい場所はどこ
君が会いたい人は誰
君が欲しいものは何
君が戻りたい時はいつ
君が選ぶ運命はどっち
君が壊したい世界はどれ

君はこの狭く小さな世の中で
いったい何を叶えたいと言うの

僕はこの息苦しい世界に
生きて、生きて、生き抜いて
まだ見ぬ誰かの心に漣を立てたい
心を揺さぶる魂の言葉を放ちたい

見果てぬ夢ばかり追いかけて
まだ何も成し遂げていない君と僕
互いに刺激を与え合うことで
人生の高みに辿り着けるだろうか

僕達人間の欲求は限りなく深く
飽くなき達成願望により世界は彩られる
僕達が無数の星々と肩を並べるまで
時間は無限に待ってくれるのだろうか

誰も見ていない大空に七色の虹が架かる
まるで楽園の入口が現れたかのように
君と僕にしか見えないあの扉を
いつの日かきっと二人でこじ開けよう