冷たい一陣の風が通り抜ける
凍てつく寒さに身を縮めながら
人影疎らな歩道橋の上を足早に歩く
今年ももうすぐ終わる
僕は時を転がすように
残された日数を指折り数えて
今年自分に何ができるかを
シミュレーションしてみる
あと何回、君に会えるかな
あと何度、笑顔になれるかな
あと何度、怒り、涙するかな
あと何篇、詩を綴れるかな
僕は心に浮かぶ由無し事を反芻しながら
かけがえの無い一文字一文字を丹念に綴る
僕にとってはこれも仕事のひとつ
魂を削りながら、自分の総てを曝け出す
自由気儘に見えて、決して楽な作業ではない
アウトプットには相応のインプットが必要だ
僕は頭の中を駆け巡る幾多の言葉達を
捕まえては紡ぎ上げようと四苦八苦する
誰に贈るでもない数々の駄文を積み上げては
今日一日の仕事を終えた安堵感に浸るのだ
筆が止まる恐怖に日々脅えながら
僕は何処か高みへ登りつめようと足掻く
凍てつく寒さに身を縮めながら
人影疎らな歩道橋の上を足早に歩く
今年ももうすぐ終わる
僕は時を転がすように
残された日数を指折り数えて
今年自分に何ができるかを
シミュレーションしてみる
あと何回、君に会えるかな
あと何度、笑顔になれるかな
あと何度、怒り、涙するかな
あと何篇、詩を綴れるかな
僕は心に浮かぶ由無し事を反芻しながら
かけがえの無い一文字一文字を丹念に綴る
僕にとってはこれも仕事のひとつ
魂を削りながら、自分の総てを曝け出す
自由気儘に見えて、決して楽な作業ではない
アウトプットには相応のインプットが必要だ
僕は頭の中を駆け巡る幾多の言葉達を
捕まえては紡ぎ上げようと四苦八苦する
誰に贈るでもない数々の駄文を積み上げては
今日一日の仕事を終えた安堵感に浸るのだ
筆が止まる恐怖に日々脅えながら
僕は何処か高みへ登りつめようと足掻く