おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

Canon EOS M+CLS+Polarie+α

2013-01-10 22:28:46 | Astro Photography

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先ほど自宅庭にてポラリエでお気軽撮影した画像です。機材はちょっとお気軽ではないかもしれませんが、20年前のNew FD200mm/1.8LにEOS M+Astronomik CLSフィルターで撮影しています。露出時間は3分です。赤道儀はいつものVixen ポラリエにポラリエ雲台ベースType-EQ、簡易赤緯軸ユニットです。これに微動マウントとして、TK-ALZM 微動経緯台を使って極軸合わせをしています。

EOS Mは、全く改造も何もしていないノーマル仕様で、CCD直前にCLSフィルターを装着しています。いろいろEOS系カメラにCLSフィルターを使っていますが、Hα領域の写り方は非常に良いと感じています。論より証拠で、この画像が全てを物語っています。無改造カメラではまずこんな写り方はしないでしょう。

CLSフィルターに限らずですが、撮影時RAWで行い、Digital Photo Professional=DPPでカラーバランスを若干調整し、ノイズ調整などもしながらPhoto Shop CS5に持っていき、一般的な画像処理をしています。画像処理の上級者さんなどはステライメージなども併用してさらに素晴らしい画像へ持っていけるはずです。

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このM45プレアデスも上と同じ条件で撮影しています。レンズは開放1.8ですが、2.8に絞って使っています。f4.0まで絞ると素晴らしい星像になります。ミニシュミットカメラと言ってもいいでしょう。焦点距離が200mmですが、EOS Mで使用しているので実質320mmです。これで3分はもう普通に使っています。条件が良いと5分までは十分いけます。

屋外の気温がかなり下がってきていますので、明日朝はまた激寒でしょう。今晩は空の透明度も最高によく、且つ新月ですので、星の撮影には最適でしょう。気温も下がっているので低ノイズで良い写真が撮れるでしょう。


ポラリエ雲台ベースは来週からのお届け予定です

2013-01-10 22:06:50 | ご来訪者様への御知らせ

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ポラリエ雲台ベースType-EQの主要部品がアルマイトより戻ってきました。残りウェイト関連が週末に仕上がりますので、来週から順次発送を開始いたします。お支払い等のご案内を週末から行いますので、ご注文されておられる方々はメール等のチェックをお願いいたします。

ご案内時に、鏡筒等で直焦点撮影やある程度の重量のある機材をお使いの方には延長用ウェイト軸の要、不要についてもお伺いいたしますので、ご自身の機材構成を考えて必要に応じてご注文ください。

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こちらは最近仕上がりましたペンタックスユーザーさんには人気の「ペンタックス60.2-50.8/M57AD」と「ペンタックス光路長ゼロ-2インチAD」です。丁度今2点とも在庫がありますので、ご要望の方はオンラインショップからご注文ください。

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前者のアダプターは、通常の2インチ変換の他に、BORG M57関連のパーツがペンタックス鏡筒に使えるようになる優れものアイテムです。また光路長ゼロアダプターでは、通常は使えない2インチダイヤゴナルを介して他社製品の2インチアイピースが使えるようになる、テレスコ工作工房独自デザインのアイテムです。両品とも既に多くの方々に使っていただいております。ご要望の方はどうぞ!