おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

星フェスは大盛況のうちに無事に終わりました!

2023-10-31 13:33:43 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


第6回目の「八ヶ岳 星と自然のフェスタ2023」が無事に終わりました。大変多くの方々にご来場いただきました事、御礼申し上げます!
また遠くから出展、出店いただきました方々のご協力があって無事に終えることができました。ありがとうございました!
講師の方々も十分な参加者に恵まれなかった方もおられますが、それでも精一杯の講座をやっていただきました事に感謝しております。十分な謝礼もできませんが、今年は特に貧乏所帯なのでお許し願えればと思います。

星関係では目玉の講座も例年通りの参加者数になったようですが、今年はワンコインから1,000円に値上げしましたが、それでも流石にSamさんの講座が一番人気でほぼ満席に近い状態でした。二番人気はアストロアーツの上山さんで三番人気はRYOさんでした。有料講座では、昨年同様にSamさんとRYOさんがワンツーでした。この講座は星フェスの目玉プログラムでもありますが、それにかかる経費が大きいので、来年度の開催が仮にあったとしても、縮小するようになるでしょう。その分、他の一般向けのプログラムにその費用をシフトするようになると考えています。

星関係のプログラムでもレストハウスでやっていた天文ファンが教える「格安天体望遠鏡の作り方教室」ですが、2回の教室はほぼ満席で行なったようですが、午前の部は流石に集まらなくて急遽無料で参加者を集めました。これについては、私の方で配慮が足りなかった事によるものなので、申し訳なく思っております。



しかし、皆さん楽しんでくれたようで良かったです。これもボランティアの天文ファンが協力してくれたから実現しましたので、それには大変な労力を使ってやってくれました。とても感謝しております。また今回は20名以上のボランティアに協力して運営をしておりましたので、それが無かったら星フェスは開催できませんでした。昨年は、小海町の方々に協力してもらって開催しておりましたが、今年はホテル側と星関係は別々に運営していたので、星関係はほとんどボランティアで運営しておりました。これぞ日本の天文ファンあり!といった感じでした。

参加者もざっと計算した限りでは昨年の参加者数を遥かに超える数字になりました。これも全ての協力者の方々の努力の賜物です。その中でも素晴らしい活躍をしてくれたのは、ボランティアの方々です。その中でも星フェスの準備段階からLINEグループでずっと下支えしてくれており、忙しい中でも何度かZoom会議にも参加してくれて、それをトップで支えてくれたのは、天リフの山口さんです。誰がどうだというのは書きませんが、その力強いサポートがあってこの星フェスが無事に開催されて終わった事は間違いありません。彼らは今後も星フェスを私たちと一緒に作ってくれると思いますが、まだ先の事はこれから反省会などをして考えていく事になるでしょう。

ただ、今回の開催でいくつか残念な事がありました。今年は出展ブースが室内だった事があって、夜に他の企業さんなどがデモをやている最中にも酒盛りをやったりしていたようです。またこれまで星フェスに参加した事のある業者さんが、主催者に無断で出店者に頼んで店を出そうとしていました。これについては最終的には認可しましたが、できればこういう事はして欲しくありません。最初からきちんと伝えてくれれば対応もさせていただくのですが、そこは残念でした。

何れにせよ、27日と28日の両日とも晴れて星が見れたので星イベントとしては合格です。参加者も昨年より多かったですし、初めての室内ブースでもそれなりに売れたようで安心しています。夜には暖炉の薪をくべて暖かくしましたが、それもあって室内で寝てしまう方々がおりましたので、来年からは午後11時くらいにはブース会場は閉めてしまうと思います。

とりあえず大きな問題も無く終わりましたが、来年の開催は未定です。今年の事でいくつかの問題が出てきましたので、それを改善できないと開催自体も分かりません。また私自身の関与も今年もまた大きかったので、それをさらに軽減されるには規模を縮小するか、再び行政側との連携を模索するかで開催できるかどうかが決まるでしょう。

それと、最後にホテルや第二星空サイトとメインブース会場の行き来が大変だと皆さん言われておりますが、以前のようにテントを使うのは、費用が相当かかるので、それを何処からか徴収できるか補助金を出してくれない限りは無理です。一人2,000円くらい入場料を貰えば解決しますが、それだと参加者が半分以下になると思うので、今のところは現実的ではありません。しかし、今後参加費をいただく事は考えるべきだとは思っています。それと車中泊も同様です。



昨日まで星フェスが終わって最後の上高地へ行ってました。愛車XM-2で沢渡から上高地まで上がりました。最高の天候でしたが、気温がマイナスだったようで、河童橋の欄干が凍結していました。泊まったのはいつもの乗鞍高原の宿ですが、乳白色の硫黄泉なので、これで疲れが大分取れました。



大正池からの穂高連峰は、いつ見ても美しいくて心が奪われます。できれば11月15日の閉山後に歩いてきてキャンプをしたいです。雪が降る前に誰もいない上高地を楽しみたいものです。ただしテントが一人用なので、せめて二人用にしたいものです。




明日から星フェスです! 快晴ですが暖かいです!

2023-10-26 08:59:55 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


長いこと準備してきた「八ヶ岳 星と自然のフェスタ」が明日から開催です。このイベントには多くの力が結集して明日の開催となっておりますが、それを後押ししてくれるような今日の素晴らしいBlue Skyです!

今年は、昨年と違って秋の好天シーズンに早くから入ってくれたので、何とか最悪の天候は避けられるようですが、仮に雨が降っても風が吹いてもメインブース会場は室内ですので、安心ですし、夜は暖炉を使うので一晩中暖かい中で楽しめます。今年は星空サイトが2箇所設けており、まさに本来の星まつりのあるべき姿になっていると思います。夜はどうしても寒くなりますので、その際には暖をとるのにレストハウスへ入ればそこは暖かいので、暖をとりながらいつまでも星空鑑賞を楽しめます。

今年は特に電視観望の会場もレストハウス前に設けているので、最近話題のトップに上がっている「Seestar S50」が会場に集結すると思われます。第二星空サイトには、60cmを超える大型のドブソニアンや各種の面白い望遠鏡による大観望会が一晩中繰り広げられるので、今年最後の日本の中心で開催される星イベントとしては最高の盛り上がりになってくれるでしょう。

明日は、プレスタート的に始まりますが、去年と違ってメーカー出展ブースなどは午後3時からスタートしますので、土日休みの取れない方々も明日なら来ていただけると思います。逆に出展社の方々とゆっくりお話ししたり情報収集をされたり、同好の仲間たちと会話したり、星を見たりするには明日が良いかと思います。



今朝も穏やかな暖かさで本来の秋の様相ですが、明日も明後日もこんな感じでしょう。ただ気温がやや高いようなので、日中はどうしても雲が出やすくなるかもしれません。仮に曇ってもどこかのタイミングで星は見られると思います。



紅葉も会場周辺では今これからが最盛期です。星も紅葉も楽しむにはベストなタイミングです。ぜひ明日はご家族でご友人同士でお一人で会場へ足を運んでください。お店のお客様などで、テレスコ工作工房のおやじねこにご用事の方は、明日の午後以降は会場におりますので、いつでも気軽に声をかけてください。では、皆様のお越しをお待ちしております!

今朝の最低気温はマイナス5度だった?

2023-10-22 11:10:29 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


昨夜は、近くまで星の撮影に知人が来ていて、1時間ほどSeestar S50を使いながらお喋りをしてきましたが、運転していて室内表示の温度計が1度と表示されていましたので、相当寒くなると予想しておりましたが、今朝いつものようにアオゲラに起こされて外へ出て寒暖計を見たら何とマイナス3度でした。朝7時の気温だったので、午前5時くらいだとマイナス5度にはなっていたでしょう。間違いなく今季最低気温です。この寒さは間違いなく去年よりは早いです。



車のフロントガラスもご覧の状態です。とりあえずまだ雪は降らないとは思いますが、星フェス当日は気温が相当下がるかもしれませんので、特に車中泊、キャンプ場利用の方々は寒さ対策は十分にされた上でお越しください。今朝のマイナス3度は標高1150メートルのお店での事なので、会場は1450メートルと300メートル高いので、さらに2-3度は下がる事を考えると、今朝はマイナス7度くらいになっていたかもしれません。もはや夏用テントで居られる気温を超えています。キャンプサイトBでお泊まりの方々は、どうしても寒い場合は、レストハウスへ逃げ込んでもらえればと思います。私も当日の夜はマイナス30度まで耐えられる防寒着を着て頑張ります。

星フェスへ向かって発射!

2023-10-22 10:40:16 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


宇宙観測車「ドリームスターGO」を5日後に迫った「八ヶ岳星と自然のフェスタ」へ向けて発射しました!

画像は、昨夜に小海町主催で開催された「星まつり/紅葉まつり」の最後を飾った花火大会の様子です。その前にドリームスターGOによるスターウォッチングを行いました。幸いにも月や土星と星雲などを見てもらう事が出来ました。参加者は町民がほどんどでしたが、概ね喜んでくれたようです。どちらかと言えばフジノン150mm双眼鏡が喜ばれたようです。



日中は太陽のHα像を見てもらいましたが、それが見える事の価値をどれほど理解しているのか分かりませんので、ただ見て驚いていたという感じでした。アストロカーが小海町へやってきて2年半ほど経ちますが、初めて町民に見てもらった感じです。もっと早くそうすべきでしたが、コロナがあって全てがその影響を受けて今頃になって見てもらっています。この観測会は私だけでは開催できないので、役場側の協力が必要不可欠です。仮に単独でやろうとしても、町民に知らせるための回覧板などは個人では役場から回してくれないので、それをしようとすると全戸に自分でチラシを入れて歩くしかできません。ただし非営利団体を作った上での事なら役場を通して回覧板として回してもらえます。昨年の星フェスの際には町内で実行委員会をつくったので、それでチラシを回せましたが、今年はガトーキングダム小海での主催なので、それができません。従って町民へはその存在を知らせる事が出来ていません。唯一できるのは観光案内所にチラシを置くか、小海町の観光協会のHPや小海町のHPにリンクを貼る事くらいです。

今年の星フェスの参加者がどの程度になるのか気になりますが、シャトレーゼ八ヶ岳を中心に方々でそのネットワークを駆使した広報戦略が考えられて実行に移されているので、十分な効果は期待できます。それに天文関係などは十分かと思いますので、今年は最後を飾る天文イベントとしては、最高の盛り上がりが期待できそうです。単に出展数や知名度では胎内とは比較になりませんが、開催場所の行きやすさ、講習会は日本を代表する名スピーカーが揃って、星を見せる星空サイトの環境も揃っており、出展社も必要で十分な内容です。これに庶民のスイーツで大人気で各地にその店舗があるシャトレーゼのホテルが一般向けのアクティビティーを準備しておりますので、内容的には日本を代表する一つの星イベントと言ってもいいでしょう。

今年も星フェスは「晴れ」です!

2023-10-21 08:54:44 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


今日、10月21日発表のこの先一週間の天気ですが、星と自然のフェスタが開催される10月27日も28日も晴れマークです。特に28日は「☀️」だけのマークですので、28日というのは、厳密には27日の夜半過ぎから28日ですので、27日と28日の両日とも晴れそうな予報です。ただ、最近は直前になって予報が変わる事はありますので、その信頼度は現時点では70%くらいかと思います。

この天気予報を見ると、亜熱帯化している日本の気象状況を考えると、今週くらいから「雨季」から「乾季」にシフトしていっているのだと思っています。つまりこれからは好天に恵まれる日が増えてくるという事です。星まつりは、何と言っても「晴れる」事で開催できるのが大前提ですので、そういう意味では、ベストな状態で開催が出来ると思います。星フェスを10月から11月中旬にシフトしてから今回で4回目になりますが、過去2回は快晴の状態で開催出来ています。ただ寒いのが難点ではありますが、先にも書いたように「l星まつり=晴れる」というのが大前提で開催するので、晴れなければその魅力も楽しみも半減してしまいます。今年は諸事情によって10月末の開催になりましたが、幸いにも台風シーズンが早く終わったので乾季への移行も早かったという感じでしょうか。

ただし、晴れると言っても今年は満月なので、星を見るにはベストではありません。しかし昨年もそうでしたが、満月であっても相当楽しめたと思います。近年は機材の進化により電視観望が主流になってきて、満月でも星雲星団を観察するのに、それほど影響は受けずに観望ができます。今年は、観望エリアを二つに分けて、「第一星空サイト」(主に電視観望ーメーカーデモやキャンプ場利用者の観望は除外)、「第二星空サイト」(眼視観望、電視観望のいずれも可能)としてあります。ただしどちらも「誰にでも星を見せてあげられる」という条件で当日受付でエリアへの入場申し込みが必要です。個人で楽しむだけであれば、第二〜第四駐車場かキャンプ場をご利用ください。

今年の星フェスは、「みんなで星空を天体望遠鏡で見よう!」、「初心者や望遠鏡の使い方を分からない人には天体望遠鏡の使い方を天文ファンが教えます!」というのをコンセプトにしています。これは主に一般の天文ファン以外の方々で星が好きな方、好きでない方に天文ファンが星空を見せてあげましょう!というものです。

今日は、小海町の「星まつり/こうみ紅葉」まつりがあるので、午後からアストロカーで太陽観測をしてその後午後5時30分から月と土星を見せてあげます。場所は、松原湖駐車場です。近くまで来られている方はぜひお立ち寄りください。

今年の星フェスは、最高の星空と最高の紅葉が楽しめます!

2023-10-19 18:48:19 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


星フェスまで、後一週間となりました。皆さん準備は出来ておりますでしょうか?
今のところ来週末の天候は概ね晴れるようですが、北からの寒気も下がってくるので、寒さ対策は万全にしてお越しください。今年は20社ほどの出展ブースは全て室内ですし、暖炉もあるので暖かい中でショッピングや仲間たちとの交流、メーカーや販売店とのフレンドシップも楽しんでいただけます。

晴れていれば、直ぐ外へ出れば満天の星空が待っています。ただ残念なのは満月である事ですが、標高1450メートルの高地なので、秋晴れ特有の透明度の高い星空なので、満月でも結構な星空を眺める事ができます。

また、画像は今日の八千穂高原の紅葉ですが、あと一週間もすれば星フェスの会場である松原湖高原へ降りてきますので、今年の星フェスは星空と紅葉が一度に楽しめる素晴らしい機会となるでしょう。



今年は、どこも紅葉が今ひとつではありますが、八千穂高原〜松原湖高原の紅葉は、それでもまだ鮮やかさがあります。今週末から寒気が一気に南下するにつれて、紅葉も鮮やかになってきます。星空と紅葉を撮影するには、今が一番オススメです。また29日には部分月食も待っていますl。部分月食のマックスは地平高度が10度ほどで丁度、八峰の湯近くから八ヶ岳を見ると月がかろうじて見えるので、八ヶ岳と月食のツーショットを撮りたい方には最高の環境になります。



という事ですが、今年最後の星イベントである「八ヶ岳 星と自然のフェスタ2023」を是非お楽しみください。

星フェスがいよいよ2週間後に迫ってきました!

2023-10-13 16:08:06 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


第6回目の「八ヶ岳 星と自然のフェスタ 2023」の開催まで残り2週間となってきました。これが実質日本での大きな規模の星イベントの最後になります。目下その準備の最終段階へ入っておりますので、多忙を極めております。当店のお客様にもご迷惑をおかけして申し訳ないとは思いますが、これが終わらないと落ち着いて何も出来ないので、とりあえず早く終わらせて溜まった仕事を片付けていきたいと思っております。

今年の星フェスは、昨年の規模やこれまでの内容を考えると、若干縮小している内容になっておりますが、今年はシャトレーゼのホテルがとても頑張ってくれて、ご家族や子供たちが楽しめる一般向けのアクティビティが充実しております。まさにホテルをあげて参加者を歓迎する準備をしてくれております。

もちろん、天文関連もこれまで通りかこれまで以上に頑張って仕上げております。今年は、力強く星フェスをサポートしてくれるボランティアの方々が多くいてくれて、これまでに無い形で協力にサポートしてくれております。当日は、我々天文ファンが最強の布陣で皆さんのサポートをさせていただきますので、当日は最後の星イベントを楽しんでください。



今年は、メイン会場が室内のレストハウス「エーデルワイス」となっておりまして、普段はスキー客の飲食スペースとなっているところを全て借り切って、そこに出展ブースなどを配置していきます。これまでは屋外でのテントで寒い中で楽しんでもらっておりましたが、今年は内部には暖炉などもあり、飲食もそこでできるように考えております。一度に300名が入れるスペースがありますので、この広いスペースを使って出展社との会話を楽しんだり、アウトレット品の買い物を楽しんだり、天文ファン同士の交流を深めたり出来ます。日本の星イベントでは、これだけ設備の整った会場はありません。

夜は、エーデルワイスの外では、メーカーなどのデモ展示があったり、天文ファンの機材で電視観望を楽しんだり、その機材の使い方などを学んだり、交流も深めることが出来ます。一方では、第二星空サイトでは、大型のドブソニアンや自作望遠鏡や電視観望機材などを持ち込んでもらって、そこで一大星空観測会が行われます。今年は二箇所の星空サイトで夜は星空鑑賞を堪能していただけます。一般の参加者もこれに入ってきますので、これまでに無い盛り上がりが期待できます。後は天気次第という事になりますが、それは神のみぞ知るです。

それで、今年もフリーマーケットの参加者がありますが、まだスペースに余裕がありますので、ご要望の方は今からでも遅くないので、公式ホームページの問い合わせから出店のお申し込みをしてください。出店料は無料ですが、沢山売れたら受付に寄付をお願い致します。今年は費用的には厳しいので、出展社の方々や主催ホテルの方には負担をお願いしております。ご協力をお願い致します。

最後に、今年も9名のスピーカーによる素晴らしい内容の講習会がありますが、今年は開始10分前くらいに直接ホテル2階の会場lへ行って、入り口のスタッフに有料の場合は代金を支払って入場してください。事前予約はできませんので、特に人気の講習会には、入れない事もありますので、予めご了承ください。

Celestron RASA 8 光路長最短M42アダプター

2023-10-10 21:00:14 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


お客さんからのご依頼で、セレストロンRASA8に取り付けて使うM42アダプターを作りました。M42だけなら純正のマウントが付属しているので、わざわざ作る必要などありませんが、光路長を3.5mmにして欲しいというご要望で作りましたが、光路長を最短にするために本来2点部品になっているM42マウントを一つにして作りました。



スケアリング調整用の溝も入れてあるので、純正品同様に機能しますが、回転機能が一点ものなのでありません。それはカメラ側にある必要があります。同様なご要望があれば余分に製作しましたので、アルマイト処理が終わってから販売致します。ご要望があればお知らせください。加工精度は高く作り上げておりますので、その辺の趣味が高じて部品作りをされているところよりは、遥かに高精度に作り上げています。

この光路長最短M42アダプターの利点は、合焦距離に余裕があるので、カメラとRASAの中間に色々なアダプターを組み込んで使える事です。そこがご依頼者が最も必要としていた部分だと思います。他にもそういったご要望があればお作り致しますので、お問い合わせください。

ハイぶりっ子ちゃんがアストロカーに乗ってくれました!

2023-09-23 09:42:14 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


ご当地キャラと言うのでしょうか?
小海線をモチーフにして誕生した「ハイぶりっ子ちゃん」が昨夜のレストハウスふるさとでのスターウォッチングに来てくれました。まぁ、普通には来てくれませんが、JTB関連会社の草軽観光で手配して来てもらう事になったそうですが、ツアーも5回の予定で開催してきて昨夜が最後だったので、ハイぶりっ子ちゃんを呼んで、それに合わせて「軽井沢ナビ」からも取材に来てくれました。昨夜は奇跡的に晴れ間が出てきて月面や星雲星団などをハイブリッド型観測にて見てもらいました。その様子は近いうちに軽井沢ナビからYouTubeなどから発信されます。



ついでに記念写真を撮らせていただきましたが、口に手を持ってくるポーズは、ハイぶりっ子ちゃん独自のものだそうで、カメラマンから同じようにポーズを決めるように言われて恥ずかしながら、こんなツーショットになりました。他にもアストロカーに乗って望遠鏡を覗いているようなショットや望遠鏡と二人での撮影もしました。本当ならもっと色々と写真を撮らせていただきたかったのですが、私が呼んだ訳では無いので、流石に遠慮して数ショットだけ撮らせていただきました。



ハイぶりっ子ちゃんが早々に帰るとの事だったので、参加者の乗ったバスが到着してから直ぐに全員で撮影をして、その写真をその場でプリントして参加者関係者にお渡ししました。ハイぶりっ子ちゃんは、私の提案で運転席に乗ってもらう事にしましたが、中々見られないショットになってくれました。まぁ、良く見ないとただの集合写真ですが、アストロカーの運転席にはきちんと乗ってくれています。

ツアーは、結局5回の予定が4回のみ開催できましたが、1回は台風の接近で中止となりました。しかし4回中で3回は星が出ている状態で開催できたので、良かったです。いくら素晴らしいアストロカーがあっても空が晴れていないのでは、その魅力も半減してしまいます。最近感じているのは、アストロカーを初めて見てくれた方々からの反応がとても良くて、コンビニに駐車していると、子供達がやってきて見たそうにしています。もちろん見せてあげますが、これだけ人気があるのに十分な広報が出来ていない事です。今回のJTB関連ツアーでも参加者からの反応はとても良いのですが、ほとんど外に情報を発信していないのが難点です。ガトーキングダム小海でも公式HPには載せてくれていますが、情報発信が担当者の興味の範疇に左右されるので、去年までの担当者は本当に良くやってくれて、SNSでも積極的に情報発信してくれていましたが、今はそれがややおとなしい感じがしています。

そこで、これからアストロカーのプロモーションビデオを制作します。合わせてパンフレットと公式HPも制作します。ただし今は星フェスの準備などもあるのでそれが終わってから取り掛かろうと考えて準備しております。



ところで、昨夜に引き続きまたアストロカーを出動させます。今夜開催される「志賀高原の天空フェス」へこれから行ってきます。昨年も二日間呼ばれましたが、連日の雨で酷い目にあったので、今年は何とか晴れた状態で参加者にアストロカーのハイブリッド型スターウォッチングを楽しんでもらいたいと思っています。今年呼ばれたのは、サイトロンジャパンの社長さんのお力添えがあっての事でとても感謝しております。ですから、今日は会場でまた昨年に引き続きお会いできるのを楽しみにしています。サイトロンジャパンは、今年から天空フェスの独立スポンサーになっておりますが、社長さんが自ら出店されて物品販売をされる姿勢にいつも敬意を評しています。それは企業の「お客様を大切にしたい!」という企業コンセプトの表れでしょう。今の光学企業には中々見られない姿勢です。

今日の天候は微妙ですが、明日が快晴のようなので、午後6時からのスタートには晴れて欲しいものです。お近くの方はぜひ志賀高原へ足を運んでください!

星フェスは、アイス食べ放題のシャトレーゼのホテルがその舞台です!

2023-08-31 15:12:12 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


2023年度の「八ヶ岳 星と自然のフェスタ in ガトーキングダム小海」の開催まで2ヶ月を切りました。数日前のネットニュースでこんな情報が流れておりました。シャトレーゼと言えば庶民が買えるスイーツの販売と「アイス食べ放題」で有名ですが、星フェス会場のガトーキングダム小海の温泉に入るとアイス食べ放題だったと思いますが、今はどうだか分かりません。

このニュースでは、「ホテル韮崎の森」で新たに始めた一泊3食で10,000円のツアーが大好評で満席続出で賑わっているそうですが、実はこの韮崎の森がOPENする前に当店で望遠鏡類を納品して、スターウォッチングについて多少のサポートをさせてもらいました。この1万円のツアーでは最後に夜のスターウォッチングがあるのですが、どんな風にやっているのか分かりませんが、星を見せるというより、環境が甲府市から僅かしか離れていないので光害のために上手くできないので、芝生に寝転んで空を眺めて癒されるような形でやっていると思われます。まぁ、とりあえず盛況のようで何よりですが、アストロカーも最初の頃は呼ばれたのですが、環境が環境なのと客層が分からなかったので断りました。

それで、星フェスですが、会場がシャトレーゼのホテルが舞台なので、それに因んで「星空見放題!」という感じで今年は行きたいと思います。まだ公式HPではその全容が分かっておりませんが、星関係以外の一般プログラムがとても充実していると思われます。その一つの目玉が「バルーン搭乗体験」です。気球に乗って大空に飛び出そう!という感じで気球に乗る事ができるようです。他にも女子学生のグループが面白い体験型プログラムを色々と考えてくれていますし、ハローウィンに因んだプログラムも用意されているようです。

今年の開催ではこれまでの星フェス、或いは天文イベントとは違った面白さが随所に見られるものとなる予定です。天文関係は、ボランティアが中心で運営して行きますが、既に春先から「LINEグループ星フェスサポーター」と称して、その準備を影で着実に行っています。ボランティアも多く応募してくれておりますので、とても助かっております。人様の役にたちたい、子供たちに星を見る素晴らしさを伝えたい!と思われる方は、ぜひ当日参加でも構いませんので、お手伝いください。



フジノン Meibo 150mm双眼鏡のピラー脚を塗装するのに調色を頼んだのが届きました。タカハシのJP赤道儀用のピラー脚ですが、これをフジノン用に塗装して綺麗に仕上げます。暑さも少し収まってきたので、そろそろ塗装作業も始めようと思っていたところでした。



150mmの対空型は、2台ありますが、1台は行き先が決まりましたので、これからタカハシピラー脚と繋ぐハーフピラーとファインダーベースを特注で製作します。そのまま売ってしまった方が簡単なのですが、いくら欲しくても完成形でなければ使いたいという思いも半減するので、当店でカスタマイズしてあげてベストな状態でお渡しするようにします。もう1台も欲しい方がいれば販売はしますが、これは本当に欲しい方が現れるまでは気長に待っております。もちろんお渡しの際にはご希望の形に仕上げてお渡しします。

ところで、明日と明後日は両日ともスターウォッチングでアストロカーを出動させます。明日のは、JTB関連の無料モニターツアーによるもので、ツアーの最後にスターウォッチングをして終わります。当初、天体望遠鏡だけ持っていって普通にガイドすれば良かったのですが、昨日、旅行会社から連絡があり、できればアストロカーを出して欲しいとの事で急遽その形で開催する事になりました。当然の事ながらギャラも違っていますが、アストロカー利用でのスターウォッチングにグレードアップしたので、それで明日はやりたいと思います。参加者は10名ですが、ほとんどが女性で高齢者です。添乗員の話ではとても楽しみにされているとの事でした。無料有料に関わらず晴れて欲しいものです。晴れた時と曇った時のお客さんの印象は違ってくるので、終わった後のアンケートにもそれが反映されるでしょう。ある意味これがガイドをする側からすると怖いです。

天候が良くないと、お客さんとしては当然楽しくないはずなので、そこでさらにつまらない話をすると、余計に面白くなくてそのクレームの矛先が星空ガイドに来る可能性が高いからです。他の途中の食事や体験は、天候には大きく左右されませんが、星だけは違います。ですから、曇っても最大限満足してもらえるような工夫をしてやらないと、その結果としてネガティブな事をアンケートに書かれてしまいます。しかし、そんな事ばかり心配していても始まらないので、とにかく出来る事をしっかりやりたいと思います。今の所明日の天気は悪くなさそうです。