本来は来週月曜日の入荷予定でしたが、今日突然届きました。外に買い物に出ている時に途中でヤマトの配達員さんに出会って、”荷物がありますよ!”と言われて受け取ったらUPS便で届いたフィルターでした。何はともあれ早速取り付けてみることにしました。
最初どうやって取り付けているのか不思議だったのですが、YouTubeに取り付け方法のビデオが出ていたので、それを参考にして何とか取り付けました。
しかしながら取り付ける際にミラーアップさせることまで分かりましたが、クリーニングモードでミラーアップさせて取り付けるのか、或はミラーアップ撮影モードを使うのか今ひとつ理解に苦しみました。また取り付けた後にミラーが落ちてくるのを邪魔していることが本体に影響がないのかもやや心配でした。
いずれにせよ考えうる最適な装着方法なのでしょう。私も考えたことがありますが、クリップONフィルターを装着するスペースがEOS 6Dには皆無であり、ミラーがどうしても邪魔になるので本体に取り付けるには改造してフィルターを交換する以外には手がないと思っていました。
私もこのCLSフィルターをどうしてもフルサイズに取り付けたかったので、一時は某有名なフィルターメーカーに改造を依頼しようかとも思いましたが、さすがに競合している他社製品の換装はお願いできませんでした。技術的にはできるとは思っていましたが、どうかんがえても気持ちよくやってくれるとは思えませんでした。結局そうこうしている内にAstronomik 社がフルサイズ対応フィルターを開発してくれました。願ったりかなったりです。
とりあえず取り付けた状態でEF8-15mmフィッシュアイズームで撮影してみました。F値も4.0なので意外と良い結果がでるかもしれません。画面全体が青っぽくなるのはCLSフィルターではおなじみですので、特段変わったことはありません。後の画像処理で改善できるので慌てることはありません。
こちらは全周魚眼の8mmで撮影しています。松原湖の湖上で撮りました。果たしてどのくらいの効果があるのかワクワクドキドキです。幸い現在午後5時過ぎではほぼ快晴に近い晴れ方をしています。透明度は良くなさそうですが、試写するにはいいでしょう。松原湖周辺は星空環境としては好条件を揃えていますが、周辺のナイター照明などがあるのでその影響を少なからず受けます。またこれまでCLSフィルターで数多くの作例をアップしておりますが、Hα領域の写りがこれまでのように写るのかも知りたいところです。いずれにせよ今晩は眠れそうにありません。またその結果は明日にでもアップいたします。
今日XL-CLSフィルターは入荷しましたが、ファーストロットを手にできるのは世界でも一握りの方々だけです。当方でもお届けできる方は極わずかです。次のロットは来年1月末以降になるようなので、最初のロットを手に出来る方は大変ラッキーかもしれません。できるだけ年内にはお届けしたいと思いますので、本日当方からのメールを受け取られた方はご面倒でもご返答をお願いいたします。