私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

マニフェストの公募は政党としてあり得ない

2016年05月01日 21時20分57秒 | 民主党関連

民進、マニフェスト公募中止

2016/04/29

 民進党は28日の執行役員会で、マニフェストの一部を公募する方針の撤回を決めた。党幹部は「岡田克也代表の強い意向でなしになった」と語った。公募には「自ら政策も決められないのか」との批判が出ていた。
(朝日新聞デジタル)

(引用終了)  


 国政選挙でも地方選挙でも棄権したことはほとんどないし、候補者の中に相応しい方がいない場合でも、投票だけはするようにしている。その場合は、当然ながら候補者の名前は書けないので投票用紙に×と書くので無効票となるが、それも有権者としての意思表示だと思っており、どの候補者もダメだとするのは、その方法しかないだろう。

 政治は誰がやっても同じではないことは民主党政権で多くの国民は痛感したことであろうし、また今は舛添要一東京都知事のように都のトップになったことで思い上がり、何をしても良いと大きな勘違いをしている人もおり、このまでは東京都はガタガタになってしまうのではなかろうか。

 民主党と言えば、党名を変更し民進党となったようだが、どのような党名になったとしても、顔ぶれは変わっていないのだから、「元民主か」と言われるだけであり、悪夢の民主党政権の記憶は新しいし、その負の遺産は未だに日本を蝕んでいる。

 新しい党名を公募により決めようとした民主党だが、自分たちで党名も決められないのかと批判を浴びたのは当然であり、それでも公募を止めなかったようだし、また、どのような新党名の応募があったのか公表しなかったのは応募した方に失礼ではなかろうか。新党名の公募で驚いていたところ、次は何とマニフェストの一部を公募すると言うのだから、また驚く同時に呆れていたが、朝日新聞デジタルによれば、岡田克也代表の強い意向で公募は中止になったようである。

 そもそもマニフェストの一部を公募したらどうかとの案が出た時に、党内の誰からも政党としておかしくないかとの声が出なかったとなれば不可解であり、岡田代表も公募の件は承知している筈だが、おそらく党内では決められないから一旦は公募しようとしていたのであろう。しかしマニフェストの公募は政党としてあり得ないと分かったのであろうが、中止となれば自分たちで考えるしかないが、どんなものが出来るか楽しみにしている。

 民進党が政権を目指すならば民主党時代に掲げた高速道路無料化などと同じマニフェストで良いと思うし、それで衆院選で大勝して政権交代を成し遂げたのだから、その喜びをもう一度と国民を騙すと言うか試して見たら良いのではなかろうか。

 マニフェストを公募しようとしたことに「自ら政策も決められないのか」との批判が出ているのは当然で、政策立案の能力がない民進党となれば政権政党とはなり得ないし、自民党に何でも反対していれば政党として存在価値があるとでも思っているのであろう。民主党から民進党に変わったとしても、何も出来ない政党であることは間違いなく、民主党政権時代に起きた東日本大震災と、今回の熊本大地震での自民党政権の対応を比べれば分かることで、日本を崩壊寸前まで追い込んだ悪夢の民主党政権の再来を許してはならず、民進党と党名変更したからとしても前述したように顔ぶれは変わっていないからである。
(2016/05/01)