私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

北方領土を返還しないロシアへの経済協力は無駄だ

2019年06月25日 21時52分55秒 | ロシア・ソ連

北方領土引き渡す計画なし=首脳会談前にけん制-ロシア大統領

2019/06/22

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領はロシアが実効支配する北方領土について、日本側に引き渡す計画はないとの認識を示した。国営テレビが22日放映のインタビューの内容をサイトで公開した。

 最近、取材で現地を訪れたという質問者が「子供たちはロシア国旗を掲げていた。(今後ロシア国旗を)降ろさざるを得ないということはないか」と聞くと、プーチン氏は「そのような計画はない」と応じた。
 大阪市で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせ、29日に予定される日ロ首脳会談を前に日本側をけん制したと言えそうだ。
(時事通信)

(引用終了)


 昭和20年8月9日、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄し、満州、樺太に怒涛の如く侵入してきた。スターリンの悪魔の軍隊は日本人とわかれば民間人であっても平然と虐殺し、さらに、軍人及び民間人を合わせて約80万人を帰国させると騙して、シベリアに強制抑留し、強制労働を強いたのであり、そのための日本人の犠牲者は原爆によるものよりも遥かに多いと言われている。

 ソ連軍による侵略は「悪魔の侵略」と言われており、共産主義と言う悪魔のイデオロギーを持った軍隊による非人間的な所業を日本人あれば知るべきで、そのソ連は崩壊し、選挙があり大統領制のロシアになったものの、本質は変わっておらず、だから信用してはならないし、約束しても破られると思っていた方が良いだろう。

 日本とロシアの間にある未解決の問題の一つは北方領土の件であり、ソ連の侵略によって未だに占領されたままで、だから日ソ間の戦後は終わっておらず、平和条約も結ばれていない。日本に周辺国はロシアに限らず、支那、北朝鮮、韓国も「ならず者国家」であり、まとも交渉は出来ないし、また、平然を裏切るからで、日本の善意が通じるような国はなく、憲法前文の「平和を愛する諸国民」とは、どの国を指すのか問いたいものだ。

 時事通信によれば、ロシアのプーチン大統領はロシアが実効支配する北方領土について、日本側に引き渡す計画はないとの認識を示したそうで、大阪市で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせ、29日に予定される日ロ首脳会談を前に日本側をけん制したと言えそうだと報じられている。

 ロシアの目的は、北方領土を返還する期待を日本に持たせて、カネを騙し取ることであり、まさに、ロシアが得意とする思わせぶりなのであって、だからロシアにいくら貢いでも無駄で、プーチン大統領が引き渡す計画はないと言ったのだから間違いないし、日本として、今後はロシアから「経済協力して欲しい」と要請があったとしても拒否すべきである。

 日本とロシアの間には平和条約が結ばれていないが、北方領土が返還されなければ、日本として結ぶことは出来ないし、ロシアは北方領土は返還せず平和条約を結びたいとか言っているが、そのようなロシアにとって一方的に都合の良い話しはない。

 平和条約とは講和条約とも言われている戦争状態を終結させるための条約であり、それが日本とロシアの間で結ばれていないとなれば、未だに戦争中となる訳で、サンフランシスコ講和条約への調印をソ連が拒否しているからロシアとしても結びたい気持ちはあるだろう。だが、日本として、戦争で奪った訳でもない固有の領土である北方領土を放棄してまでも結ぶ気はないし、ロシアこそ、火事場泥棒のように日本から奪った北方領土をを返してから平和条約の話しを出したらどうかと言いたい。
(2019/06/25)

写真:ロシアのプーチン大統領=21日、モスクワ(AFP時事)


北方領土の返還なしに平和条約も経済協力もあり得ない

2019年01月30日 22時28分09秒 | ロシア・ソ連

“領土問題切り離し 平和条約を優先すべき” ロシア大統領府

2019/01/28

 ロシア大統領府の報道官は、日本との平和条約交渉について「何かを返したり、受け取ったりということではなく、平和条約を結ぶことが主要な議題だ」と述べ、領土問題を切り離して、まずは条約の締結を優先すべきだという考えを強調しました。

 ロシア大統領府のペスコフ報道官は27日、国営テレビの番組に出演し、モスクワで22日に行われた日ロ首脳会談についてコメントしました。

 この中で、ペスコフ報道官は平和条約交渉について「何かを返したり、受け取ったりということではなく、平和条約を結び、第2次世界大戦を終わらせることが主要な議題だ」と述べ、領土問題を切り離して、まずは条約の締結を優先すべきだという考えを強調しました。

 また、ペスコフ報道官は、欧米がロシアに対し続けている制裁に日本が加わっていることが平和条約の締結を大きく妨げていると指摘しました。

 プーチン大統領は去年9月、「平和条約を年末までに前提条件を付けずに締結する」と安倍総理大臣に提案したのに対して、日本は、北方四島の帰属の問題を解決して締結するという立場から受け入れられないとしていました。

 しかし、ペスコフ報道官は、ロシアとしては、平和条約を締結し信頼関係を高めたうえで領土交渉を行うとする立場を改めて示したことになります。
(NHK NEWS WEB)

(引用終了)


 昨年12月20日の韓国駆逐艦による海自哨戒機に対する火器管制レーダー照射の件を巡って、日韓関係が悪化しているが、韓国側がレーダー照射を認めて謝罪し、同様なことをしないと約束するのであれば、日韓関係の改善につながるかも知れないが、謝罪をせず、海自哨戒機による威嚇飛行があったとして、いつもの様に問題のすり替えをしているようであり、これでは、さらなる悪化は避けられないであろう。

 日韓関係の悪化によって韓国が日本を相手にしなくなり、何か困ったことがあっても日本を頼ってこなくなる方が良いし、ともかく韓国とは条約も合意も守らない国であり、また、いくら日本が誠意を示しても、恩を仇で返すことを得意としており、そのような韓国に限らず日本の周辺国はロクでもない国ばかりだから、悩んでいる訳である。

 条約を守らないのは韓国の専売特許ではなく、ロシアも同様であり、日本はロシア(当時はソ連)と間に不可侵条約を結んでいたにも関わらず、かっての戦争の末期に、日本の敗戦が確実になったことを知るや、当時の満州に侵入を開始し、多くの在留邦人を虐殺し、また武装解除した日本軍兵士に対して「帰国させる」と嘘を付き、シベリアに抑留して、強制労働をさせたのであり、その結果、多数の犠牲者を出すことになったが、何の補償もしていない。

 悪魔の侵略と言われているソ連軍は、昭和20年8月15日の終戦の後に日本領であった樺太や千島列島にも侵入し、最終的には北海道の占領を狙っていたようだが、日本軍による頑強な抵抗により果たせなかったものの、北方領土である国後、択捉、歯舞、色丹の4島を占領するに至ったのである。

 北方領土は北海道、本州、四国、九州及び、その島々などと同様に日本固有領土であり、過去において戦争によって占拠した島ではなく、日本以外の国が統治した歴史もない。だから、今のロシアによる北方領土の占拠は、第2次世界大戦後の世界平和回復のための基本原則を定めた大西洋憲章の趣旨の一つにある領土不拡大の原則に反すると言わざるを得ない。

 NHK NEWS WEBによれば、そのロシア大統領府のペスコフ報道官は27日、国営テレビの番組に出演し、モスクワで22日に行われた日ロ首脳会談についてコメントし、「何かを返したり、受け取ったりということではなく、平和条約を結び、第2次世界大戦を終わらせることが主要な議題だ」と述べたそうであり、要は北方領土の4島は返還しないが日本と平和条約を結ぼうと言うのであろうが、まったく話にならず、これでは経済支援も必要ないと言っているも同然なので、日本政府はロシアとの協議を打ち切った方が良いだろう・

 北方領土を日本に返還せずに平和条約を結んでしまうと、日本が北方領土をロシア領と認めたことになり、それ以降いくら交渉しても、領土問題は解決済みとして交渉が打ち切りとなるのは目に見えており、そもそもロシアは条約破りの常習犯となれば信用出来ないからで、だから、いくら協議してもカネを取られだけであり無駄なのである。

 日本が降伏した後のソ連軍による北方領土への侵略は、まさに火事場棒であり、それでもロシアは第二次世界大戦の結果を認めろとか言っているようでは話しにならない。日本は焦ることなく、ロシアが日本の経済協力がなければ国が持たないと泣き付いて来て、北方領土を返還する気になるまで待てば良いのであり、それまで何年かかろうが放置が正解で、焦っているのはロシアの方だ。既に「北方領土と言うな」とか言っているようだが、さすが火事場泥棒であり、日本が4島をそのように呼称しているのは気にくわないようで、ならば日本としてことあるごとに「北方領土」と言い続けなければならない。
(2019/01/30)