こないだの水曜日は、恒例定休日ライドに出かけました。そして久しぶりにTRANSITIONのTRANS-AM 29でライドしました。ここのところずっと26インチホイールに乗っていたので、26インチに馴染んだカラダに29erはどういう印象を与えてくれるかをチェックしながらのライドでした。
 走りの滑らかさはやっぱり29erが上かな。細かいギャップを感じさせないスムーズさがあります。タイヤの接地面積が26インチよりも広いためトラクションも十分。お、滑るかな?と思うようなところでも滑ることなく、またちょっと滑ってもすぐにトラクション復帰という安心感があります。
 スピードの出たカーブ、細かい切り替えしでの挙動などは、やはり26ホイールに分があります。ホイールが大きいため慣性も働き、またジャイロ効果も大きくなるのでどうしてもバイクが立とうとします(この安定感が29erの長所でもあるのですが)。なので、26のようなクイックなターンやカーブを望むなら、タイヤを信じてバイクをしっかりと倒しこむスキルが必要。これがしっかりとできると、26も29もさほど運動性能に変わりはありません。
 26インチだから、こう。29erはこう。という固定観念は無用。おんなじマウンテンバイクの仲間なんだから、趣旨である「楽しくマウンテンバイキングがしたい!」に見合えばどちらでもいいのだ。
 さて、来年からは中間の27.5インチ(650Bとも呼ばれます)ホイールのマウンテンバイクがぼちぼち登場します。まだ乗っていないのでなんとも言えませんが、さらにマウンテンバイクのシーンが楽しくなることは間違いないと思います。