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入院そして退院



A型肝炎に罹って1週間ほど入院しておりましたが、昨日無事に退院いたしました。

入院なんて幼少時に足を骨折した時以来であり、しかもカトマンズで入院なんてなかなか珍しい体験です。
ミサブログにも書いてありますが、外国人在住者が主に利用するというセレブな病院でありまして、
日本の病院も真っ青なくらい(って知らないんですけど)快適に過ごすことができました。

しかも旅行保険が効くのですべてキャッシュレス。やっぱ保険は大事ですな。


Kathmandu

A型肝炎と言えば、昔からインド周辺を長期で旅する者にとって比較的馴染みのある病名でありまして、
僕も昔は安宿のドミトリーで唸りながら療養している肝炎患者の世話をしたものです。

当時の彼等は高温多湿のインドで入院もせずに頑張っていたわけですから、それを考えれば僕の状況はまさに天国。
ウィルス自体はインドでもらった可能性が大ですが、発症したのがカトマンズで本当に良かった。
日本食レストランも大型スーパーもあるし、雨こそ多いですが室内にいれば暑くも寒くもなく、療養には最適な環境です。

でもね、急性肝炎てのはどうも症状が地味と言いますか「なんかダルそうに寝ているだけ」というイメージがずっとあって、
もちろんそれに文句があるわけではないんですけど、
例えばマラリアは「窒息するほど布団を掛けてもベッドが壊れるくらいに寒くて震える(友人談)」とか、
赤痢は「ほぼ24時間トイレで過ごした(友人談)」とか、こういう系の病気ってとにかく華々しいわけですよ(笑)

では実際に体験した肝炎はどうたったかと言いますと…

最初の数日間は38度前後の発熱と倦怠感と吐き気と食欲不振の状態が続き、ひっきりなしに水を飲まされます。
ニオイに敏感になって、わずかに漂ってくる排気ガスや料理の匂いにも耐えられない。なんともまぁ地味(笑)

隣で見ていたミサいわく「発熱がなかったらまるっきりツワリだね」だそうで。
よって急性肝炎の症状とは「ツワリ+発熱」という結論に至りました(←個人の感想です)。

というわけで現在は宿に戻って静養中。
自然治癒力こそすべてという病気らしいので、今日からは日本の主治医2の指示を仰ぎつつ
食事に気をつけながら、しばらくの療養生活に入ります。体重がごっそり落ちたー(^^;

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