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技術部の頂点は各自が持つ

技術部の頂点は各自が持つ

 分化と統合を考えた時に、技術部から一つの風景が浮かんだ。

 自分で自分の役割を決めていく。専門分野を拡げていく。それらを合わせていく一人の人間が居る。それはF3Eのやり方でした。ピラミッドの頂点は一つではなく、各自が持つ。そのライバルは世界中にいる。モノにして、一つのものに集約されていく。この風景は自由というものを表わしたものだった。

販売部門は役割が振られるだけ

 この対極にあるのが、販売部門だった。頂点には、地域担当がいる。そこにメーカーとしての力を集めていくカタチに持って行く。だけど、平等でないのは、その権限です。皆が主役ではない。地域担当も主役ではない。

 上から役割が決められていた。決める人間は偶々、そこにいる人間で決まっていく。能力ではない。その仕事に興味を持っている人間でもない。勝手な役割です。ほとんどの人間はドロップアウトしていた。

ハイアラキーが支配した世界の条件

 仕事は進んでいく。仕事自体は排他的で独占しているので、儲かるのは確かです。車というものを独占している。それ以外の道は全て塞がっている。中途半端にしたまま、隙間を作り、そこで儲けていた。車を作るのは販売する人間ではない。ハイアラキーで決まっているだけ。

両部門を放り込まれた理由

 配置の考えの技術部とハイアラキーの販売部門を経験した理由が未唯宇宙でやっと理解できた。

 中野は技術者として生きていけるけど、パートナーは専門職として、生きていけないという刷り込みが為されている。それが自由との関係
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