みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

味付け玉子

2017年06月18日 | 俳句日記

いよいよ荷造りも佳境に入った。
思ったより段ボールが必要だつた。
朝からスーパーを2往復、3個調達。
これで間に合うか?

六時にはJRのN君が、幾つかのステ
ーシヨナリーを引き取りに来てくれる。
調理の暇も無いので、ご覧の如きオシ
ャレなブランチを食べた。
田山花袋に倣ってクロワッサンといき
たいところだが、わざわざ買いに行く
暇も無い。

三日前に頂いた味つけ玉子とシュガー
ブレッドにコーヒーで済ます。
誰からだって?それは内緒。
今日が食べごろと聞いていました。

なるほど〜!こいつは美味い。
茹で玉子をだし汁に漬け込んだものだ
が、バターナイフぐらいでは弾き返す
ほどに弾力のある強度なのに、ふたつ
に割ると黄身がトロけ出る。

しかも、黄身にまで味がしっかり沁み
ている。
半熟卵の製作には、何時も失敗ばかり
している私は、どうしたらこうなる?
と思って訊いてみた。

以下、手順の箇条書きである。
私見を挟ま無い為にそのまま記す。

1.ハウ係数の高いオレンジ色の卵黄。
2.空気袋のあるお尻の殻を少し割る。
3.よく沸騰した湯に2分半、少量の酢。
4.その際、黄身が片寄らないように搔
き回す。
5.お湯からあげてからの温度管理に細
心の注意、余熱で黄身が固まる。
6.殻をむいてだし汁へ、麺つゆでOK。
あとは好みで。
7.日が経つにつれて黄身のトロみ感が
良好になる。

と言うことで作り方を紹介したが、私
には教科書を読んでいるようで、なる
ほど感が少ない。
でも、解る人には分かる筈だ。

何事も知見に如くものは無い。
九州に帰ってから、実験してみます。
皆様もどうぞ。

〈道奥の 味の記憶や 梅雨さ中〉放浪子

6月18日〔日〕曇り
戦場のような散らかりようだ。
大きな物が夕刻には出る。
さて、もうひと踏ん張り。
あと2日。





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