みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

鳴神

2017年07月06日 | 俳句日記
昨晩は、夜半からしきりにカミナリが
鳴って、雷光が部屋の中を真昼以上に
明るく照らし出した。
近年、東北ではこのような雷雨を経験
してはいない。

九州ならでは、と思いながらイナズマ
を撮ってやれと思って、ベランダへと
出た。
空へ向かってスマホを連写してみた。





ご覧のように、稲光が光る直前に得体の
知れない微光が写っている。
真昼の明るさが消えると、また微細な光
が飛び交うような現象が写った。
これは、東の空である。

転じて玄関のドアを開けて、西の空へと
レンズを向けた。



この時は、あまりに凄い光と音に、思わ
ずシャッターから指を離してしまった。
この後、例のようにオーブのような光が
飛び交っていたのかもしれない。

しかし、空が光る直前に、やはり不思議
な光の柱が写っていた。
専門家に言わせると、何も不思議なこと
ではなく、大気中の分子が帯電して光る
現象の一つだと一蹴されるだろう。

だけど私のような素人が、スマホ一つで
このような遊びが出来る時代が来た。
分子の世界は、素粒子の世界にまで広が
って来ている。

ダークマターの解明もじき成されるので
あろう。
知見が変わると、宇宙感も宗教感も変わ
ってくる。

アーリア人以来の覇権主義を未だ続けて
いる国家など、この地球上から消滅して
しまうのかも知れない。

〈鳴神や 怪しき夜を 過しけり〉放浪子
季語・鳴神(夏)

7月6日〔木〕雷雨続く
夜が明けて来ると、神の怒りは収まって
きたが、正午を回っても尚遠雷が続く。
夕刻から母の元で寿司パーティ。