みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

愛鳥週間

2017年05月11日 | 俳句日記

鳥の楽しみ方には、二種類あるらしい。
気に入った鳥を飼い育てるのと、鳥の
世界を観察することである。

子供の頃、飼った事もあるが、どうも
悲惨な結果に終わるので、長じてから
はもっぱら観察に終始している。
ヒヨコを育てた時は、結局親に潰され
て、私の胃袋にも入った。インコを貰
った時には、イタチに殺られた。

双眼鏡を首からぶら下げて、鳥の世界
に分け入るのは楽しい。
図鑑で見るばかりであった鳥に、野山
で邂逅した時などには心が躍る。
鳴き声はよく聞くのに、姿は見た事が
ない鳥を見つけた時も、大いに安心し
たりするのである。ようは感動なのだ。

全ての趣味の行き着くところは、結局
感動を求めてのことであるが、鳥さん
と遊ぶのはまるで罪を作らない。
かえって、命の大切さを教えられる。

愛鳥週間を楽しく過ごしたいものだ。

〈 蒼天に 声を限りの 四十雀〉 放浪子

5月11日〔木〕晴 風強し
朝からよく歩いた。
電話もよく掛かって来た。
楽しかった。