吉田松陰という人は、本当にすごい人だと思います。
大阪・天正寺にて、9月4日(日)午後4時から、(株)寺子屋モデルの
山口秀範先生が松陰について話されますので、来られる方はぜひ。
松陰は、1830年8月、現在の萩に生れ、
30歳で、江戸・伝馬町の獄で処刑されています。
30年の短い生涯でしたが、高杉晋作や伊藤博文など、明治維新に向けて
大活躍する人物たちを育てただけでなく、実に多くの出会った人たちに、
すごい影響を与えています。
松陰のすごいところは、本当に心を尽くし、道を尽くして、
最後まで生きたところでしょう。
松陰は、20歳過ぎからの10年間のうちの、かなりの時期は、
牢獄に入れられたり、出てはまた入ったりして過ごしています。
最後は、処刑されるわけですが、
松陰にとっては、監獄されていようが、どこにいようが、
松陰のいる場所が、最高の、勉学の場、道を志す場でした。
当時、江戸に、秀才を集めた大学の元のような学問所も
ありましたが、明治維新で活躍した人が、そこから出たのでなく、
遠く萩の、たまたま松陰の近所に住んでいた人たちであったのは、
不思議と言いますか、松陰のような人に出会うことの衝撃を
考えさせられます。
松陰が萩の監獄に囚人として入れられている時に、
中国の古典『孟子』に関して話したものが、
『講孟さつ記』として出版されています。(講談社学術文庫)
私が思うには、元の『孟子』という書より、松陰の言うことのほうが、
優れているように感じます。おそるべきことです。
本当に道を志し、心を尽くして生涯を生きた人の言葉は、
儒教か仏教か何々教か、などという問題をはるかに超えて、
心にせまってきます。
大阪・天正寺にて、9月4日(日)午後4時から、(株)寺子屋モデルの
山口秀範先生が松陰について話されますので、来られる方はぜひ。
松陰は、1830年8月、現在の萩に生れ、
30歳で、江戸・伝馬町の獄で処刑されています。
30年の短い生涯でしたが、高杉晋作や伊藤博文など、明治維新に向けて
大活躍する人物たちを育てただけでなく、実に多くの出会った人たちに、
すごい影響を与えています。
松陰のすごいところは、本当に心を尽くし、道を尽くして、
最後まで生きたところでしょう。
松陰は、20歳過ぎからの10年間のうちの、かなりの時期は、
牢獄に入れられたり、出てはまた入ったりして過ごしています。
最後は、処刑されるわけですが、
松陰にとっては、監獄されていようが、どこにいようが、
松陰のいる場所が、最高の、勉学の場、道を志す場でした。
当時、江戸に、秀才を集めた大学の元のような学問所も
ありましたが、明治維新で活躍した人が、そこから出たのでなく、
遠く萩の、たまたま松陰の近所に住んでいた人たちであったのは、
不思議と言いますか、松陰のような人に出会うことの衝撃を
考えさせられます。
松陰が萩の監獄に囚人として入れられている時に、
中国の古典『孟子』に関して話したものが、
『講孟さつ記』として出版されています。(講談社学術文庫)
私が思うには、元の『孟子』という書より、松陰の言うことのほうが、
優れているように感じます。おそるべきことです。
本当に道を志し、心を尽くして生涯を生きた人の言葉は、
儒教か仏教か何々教か、などという問題をはるかに超えて、
心にせまってきます。